反対だけどどのような国葬になるか分からないので出るか出ないかは判断出来ないというのが立憲民主党の立場のようだ。
何故、共産党や新撰組のように「反対なので欠席」と言い切れないのか。
9月2日の泉代表の定例記者会見を動画配信で見ていて立民には益々失望である。
国会前の反対集会に顔を出さないのも頷けた。
記者からの「反対なのに何故出欠を判断出来ないのか。」「閉会中審査で法的整備が行われるとも思えない。」「出席することもあり得るのか。」という質問に、
「招待状も来ていない。」という的外れのことを言ってみたり、国葬を国家行事の一般論にすり替えたり、煮え切らない答弁を繰り返す。
正面から答えないのは岸田首相と同じで、野党第一党の党首とはとても思えない。
「8月31日の声明文書が我が党の考え方だ」と繰り返すので読んでみた。
何故か岡田幹事長名だ。
*説明不十分で国民の理解が得られていない。
*国葬とする明確な法的根拠や基準がない。
*国民の評価は定まっていない、旧統一教会との関係などに疑問の声もある。
という内容で至極当然だ。
問題は末尾の次の文面だ。
《国葬とすることの是非は国会を早期に開会し国民への説明責任を内閣が果たすことを求める活動に全力を挙げる。なお、葬儀への出席については、その成果を見極めた上で判断する。》
国会が開かれる前に国葬が終わってしまうのは誰が考えても決まり切ったことで「成果が出る」はずもない。ひとごとのようである。
「閉会中審査」がその場ならこれまでの政府答弁が繰り返され、堂々巡りの質疑が時間切れで終わるのは目に見えている。
これでは件の文書は免罪符のようなものだ。
立憲民主党が〝渡りに船〟とばかりに「閉会中審査」に逃げ込んだのかとさえ思えてきた。
最近、立憲が「経費の公開が国葬開催の条件」と言い始め、渋っていた政府が一転して閉会中審査が始まる前に現時点の金額を公表した。
国会対策は妥協、取引の産物とは言ってもこれは国対委員長どうしの出来レースではないのか。
岸田首相の閉会中審査出席は、立民・安住国対委員長が官邸と直接調整したとの話しもある。
始まる前に終わっている。
立民も腐ってますね。
この国を誰に託してもダメなのかな。
自民党含めどの党もガラガラポン政界再構築だね。
野党も人材不足で質の低下が著しい。
本当に今の状態ではガラガポン以外に選択がありませんね。
岸田政権崩壊の時に期待しています。