自閉してしまったアベ首相。「covid-19」の都内の感染者数がニュース速報される。やることが違う気がしてならない。“だからどうするか”が無いからだ。
かつてはNHKがジャーナリズムのオピニオンリーダー的な役割を果たしていたが今は無残、期待するべくもない。
「黒を白と言われれば否定できない。」なる元会長の就任発言は官邸の周到な準備と布石であったことを痛感する。そのような政権を金儲け人参に釣らされて選択してしまったということだ。
マスコミは感染者数の周りでPCR検査体制と陽性者の収容体制が進まないことを何ヶ月も繰り返し話題にするだけで、「Q.何故でしょう。A.分かりません。」で終わる。もうこれは止めないと収拾つかなくなり、「数字の操作」が始まるのではないか。
まさかこの国でと思っていたことを平気でやる政権であることを目の当たりにした。我々も知らず知らずに術にはまって正常な感覚を失いつつありはしないか。「covid-19」は根拠の無い言霊ような政策を誤魔化せば済む問題ではない。
しかし、最も警鐘を鳴らすべき「専門家」は政府の下で繋がる御用達グループと化している。議論も公開されず、曖昧な“霞ヶ関文学”の書き手になってしまった。「黒を白と言われれば否定できない。」の悪夢が蘇る。
「covid-19」でもモリカケ、サクラ、ケンサツ等でさんざん見てきた政権の誤魔化しと責任転嫁の兆しがある。