朝、野鳥の餌台にくず米を持って近づくと、傍の檜葉の枝からバサッと鳥が飛ぶ音がして、積もっていた粉雪が毛糸の帽子に落ちてきた。
春が近づいて来ている。
あの栗山英樹監督が住んでいる隣町の栗山町で札幌交響楽団による「花まつりコンサート」(2024.3.9)を聴いてきた。
コロナで2年間中止になって、昨年再開し、36回目という長い歴史のある公演が札響の事務局と地元の音楽愛好家の深い絆で続いている。
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲で開演。
つづくR.シュトラウスの「オーボエ協奏曲」は国際コンクールで優勝歴のある団員の浅原由香さんの煌びやかで伸びのある音色が気持ちよかった。
最後はドボルジャークの「交響曲第8番」。
「自然交響曲」とも呼ばれ、生命の喜びがチェコの土の匂いとともに立ち上がる気分にさせてくれた。
指揮の松本宗利音(しゅうりひと)さんは31歳。若々しく恰好良かった。
札響指揮者との契約を終えて次はどこへ行くのかな?
これからの益々のご活躍を期待。
トラックで運ぶとはいえ、コントラバス奏者は大変だ。
カルロス・ゴーンはこの中に忍び込んだ。
遅くなり失礼しました。
これからも宜しくお願いしますね。