覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

激突する両雄

2005年03月02日 14時58分22秒 | Weblog
 両雄拮抗の図式が鮮明な今週末の弥生賞。この構図は、ニッポン放送株取得をめぐるフジテレビ ライブドアの、法廷にまで持ち込まれた対立をなぞっている、と大局を見て取れる。
 ここからは読み取った示唆ではなく、向こう=演出側の構想を、慮って述べる。

 恐らく、ディープインパクトは負けないと思う。人気をかぶり、馬券を売ってくれる馬である以上、関東初見参でもあり、認知度を全国化するためにも、底を見せないと見る。2強で決する公算は高いと見るが、仮にインパクトが負けても、敗れてなお強し を否応なく見せ付ける結果だろう。主戦場であるジャパン(ニッポン放送)を3着以下に従え、2強が直線で一騎打ちを演ずるのではなかろうか。

 岡田さんのビッグレッドファーム マイネル軍団は、ここと今月半ばの日経賞で2分の1 つまり、どちらかで発射 と見ている。つまり、マイネルレコルトがここを勝てば、日経賞のコスモバルクはない、という呼吸である。粗雑な予感に過ぎないが、私は天皇賞・春はコスモバルクが勝つと思っているので、日経賞は当然バルクの1着発射を想定して考え、レコルトよりディープに分があると見る。さるにてもディープインパクト、小惑星の地球衝突 大津波などの被害での人類の危機 と言うのが、映画のテーマだったが、この「深刻な打撃」とはスマトラ沖地震津波被害を指しているのか、新潟中越地震の爪あとか、いずれ災害馬である宿命ではないのだろうか。サンデー後継の仕事も待ち受けていよう。勝ちまくっても結局短い競争生活でターフを去ったり、時代を席巻する安定した王者に君臨する王道馬にはならないのではないか。レコルト とは、収穫を意味する。秋に大仕事が待っているのではなかろうか、と、以上あくまでも推察である。

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セントレア馬券

2005年03月02日 11時01分49秒 | Weblog
 いよいよ今週土曜から、中京開催が口火を切る。ごった返す中部国際空港(セントレア)が開港して初めての開催で、間違いなく、「祝・セントレア開港」 馬券が景気よく飛び出すだろう。愛知地球博も控え、名古屋地区は独特の繁栄に沸いている。有効求人倍率も、全国平均で1倍を切っているのに、この地方は1,6倍を超えている。南セントレア市の合併騒動もあった。

 昨秋、中央競馬では、ジャパンカップ 阪神JF 朝日FS と3週連続GⅠでゾロ目を出してきた。ジャパンカップダートとて、松田博資厩舎のワンツーだった。このゾロ目パレードは、内親王の婚約 にも増して、全国市町村合併 の時流を反映させたものであることは疑いを容れない。2つのものが一緒になる ことの示唆がゾロ目馬券なのである。

 セントレアの合併騒ぎ、どうあろうと、今週は、羽ばたけ セントレア馬券! 

 ビッグプラネット(大いなる惑星)の重賞勝ちも、愛知地球博の地球の暗示、祝福を込めておったと見よう。京都議定書発効もあり、環境問題はアップトゥデイトである。保険に入っておらぬ船舶の入港を禁止する法律も3月から施行になった。船より空(エア)の週なのではなかろうか。

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