覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

バルク登場

2005年03月23日 21時49分20秒 | Weblog
 土曜日の日経賞だが、コスモバルクをどれだけのオッズで出してくるかが見ものである。

 既に概ね決しているであろう春の天皇賞の枠順において、バルクの名が有る無しで売り上げは大きく傾こう。ここで2着に入らなければ出走資格が無いと言う、不思議なジャパンカップ2着馬・実績馬だが、競馬は脚本でまたその通りに行われるので、ここでバルクを押し止めるとするならば何らかの意図、たとえば門戸開放、地方参入の世論喚起と下準備と言ったところだろう。日米の牛肉問題とて、敷居を低くすれば国内畜産業 ひいては北海道の馬産にも響こうと言うもの。

 4枠 または7枠 と踏んでいる日経賞だが、恐らくバルクは買いづらい低オッズをはじめから出してくるのではないか。即ち出来れば他の馬=負ける馬 を買いたい大衆心理を擽る、売り上げ向上策である。
 バルクは今後も馬券が売れる馬。距離適性も、ローテーションも血統も無い。この馬を昨年あれだけ造っておいて大衆を煽り、ロブロイが後景に退いている今、古馬戦線でこの馬の勇姿=融資 が途絶えれば日本経済はどうなるか。乗り替わりもあるが、やや下手に周らせて、圧勝と見る。恐らく単勝は無意味だろう。

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