覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

埋め合わせは、ある

2009年11月02日 21時38分37秒 | Weblog
 「あれ、天皇賞 1-2 買わへんかったの、ドラちゃん。
  あんたの一番好きそな馬券やねんけど・・・」

 天皇賞・秋当日は、ロンドンでシェイクスピアの『オセロ』が初演された日だった。無論、そのようなことは存じていた。開催日、その暦と歴史を調べることはイロハであり、わたくしも毎回行っている。

 オセロ 1-2 白と黒の枠か。


 土曜情報の末尾で、わたくしは、天皇賞の『優駿』サインページに示されている、9月20日 中山6R この出馬表と天皇賞との合致点に就いて、3頭のみが該当することをお伝えしていた。


   1枠 2番 ライカート       北村宏司
   1枠 2番 スクリーンヒーロー   北村宏司

   5枠10番 ジョウキゲン
   5枠10番 シンゲン

   6枠11番 ラヴリードリーム
   6枠12番 ドリームジャーニー


 この内、わたくしは、ドリームジャーニー の6枠 これは、かなり素人向けの囮であると見抜き、5枠を採ったのだが、正解は 1枠2番 だったということだ。


 これ以外、スクリーンヒーロー 推しの材料が見つからなかった。


 ウオッカ武豊。いつもながら見事な騎乗で、直線で内から抜け出て、あわやと思わせると、ブレーキを踏みつつ追って、見事に差し負けて見せ、3着。この大舞台を最も引き立てたのも、矢張り負けて尚主役の観のある、武豊だった。



 この年末までに、まだ大量の払い戻しを受ける腹積もりは全く変わっていない。

 それも、必ず大レースでである。


 ご登録は   sir_delacroix@yaoo.co.jp  まで

 「登録希望」の件名で空メールを下さいますよう。


 今週は、ウオッカの埋め合わせ週。ブエナビスタ 降着の2枠3番 2週続けてきちんと埋め合わせが為された。


   菊花賞  2枠 3番 フォゲッタブル   2着
   天皇賞  2枠 3番 カンパニー     1着


 鮮やかである。競馬は演出であり、その予め決められた結果が、そのように上演され、一方で、これはまた暗示的なかたちで大衆に向け、公開されているのである。


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