覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

体育の日 月曜の犯人

2016年10月12日 06時54分37秒 | Weblog

 先日10日開催当日月曜日の情報をお読み頂けた方は、是非、その当日情報を紐解きつつ、余り目を通し切れて居られない方は、また振り返りつつ、レース結果と共に回顧、辿られたい。示唆満載の、サービス月曜日だからだ。

   月曜京都 9R レジェンドトレーナーカップ  [橋口弘次郎 元調教師] 

   月曜京都10R ジェンティルドンナ メモリアル

   月曜京都11R 第51回 京都大賞典


 枠連 3-4 は必ず出る日だと根拠と共に申し上げ、いきなり 月曜京都1R 枠連 3-4 1820円 馬連 3180円 で始まった日だったが、お伝えしたあのレースのルーツから このスパルタクスも当然の発射だった。

 この月曜東西、京都東京の午前中の8レースだけで、3回の 枠連 1-6 が出現し、この月曜は伝説の調教師 橋口弘次郎先生のメモリアル の日だったから、ワンアンドオンリー でダービー制覇の橋口パパ先生。これ以上に、実に4回ものダービー2着 

     ダンスインザダーク     フサイチコンコルド に差し切られる 
     ハーツクライ          キングカメハメハ に及ばず
     リーチザクラウン       ロジユニヴァース に届かず
     ローズキングダム      エイシンフラッシュ に差し負け 

 正しく、ダービー・シルバーコレクターの面目躍如。この内の、3度目。

     2009年 ダービー 

     1着 1枠 1番 ロジユニヴァース       横山典弘   萩原清
     2着 6枠12番 リーチザクラウン        武豊     橋口弘次郎厩舎 

 この暗示の3回の 1-6 出現。やはりメイン大賞典に控える 武豊 と 1枠1番 に持って行きたかったことが解かる、向こうの仕掛け。

 そして、午後最初の 京都5R ここでの次の出走に注目を申し上げた。

      2枠 2番 アヴァント(前へ)     馬主 大魔神・佐々木 

 この月曜が 10R ジェンティルドンナメモリアル の当日でもあり、その牝馬3冠レース全てで2着に寄り添った相方・若林のような ヴィルシーナ の馬主、大魔神・佐々木。この1頭が、現役時代の所縁から10Rのジェンティルのレースへのサインでは、との疑いは当然だった。


 そしてその 京都10R ジェンティルドンナメモリアル この名馬を管理した石坂正厩舎の当日出走は 6枠7番 5枠7番 だけ。当然、これらは絡みつくと思われ、5枠6枠7番も不発のレースなど考えられない。そしてこの7枠

     7枠 7番 マキシムドパリ       川田 
     7枠 8番 タマモネイヴィー      岩田   

 この二人が、このジェンティルのレースで同居、並ぶと、当然、あのオークス制覇の折の 岩田騎乗停止(2週前のNHKマイルCでのアクシデント)→ 川田将雅 へ乗り替わりでの優勝。この乗り替わりGⅠ制覇がどうしても思い浮かぶ。勝利インタビューで、馬は強いのに僕が乗ると3番人気なのだから、僕が信頼されていないと云う証なのかなと思います、とのコメント。この謙虚さが、同じ舞台、今年のダービー制覇につながっていると感じる。人の謙虚さは常に美しい。

 そしてわたくしは、先立つ大魔神馬の示唆からも、また 枠連 2-7 特に、2つの石坂先生の7番との 2番7番 そして、ジェンティル・オークス暗示からの 枠連 5-7 これを申し上げたが、結果は 2-5 無論、大魔神寄りの 2番 結局、このレースは 2番 5番 7番 の3頭の順で入り、石坂2頭の内 5枠がサインだったとなると、共通の 7番馬 ここの 7番 マキシムドパリ これが 馬主・グリーンファーム だから、東京メイン 11R グリーンチャンネルカップ での炸裂が濃厚となる。

 これで愈々、東京メイン 4枠7番 発射で 枠連 2-4 この可能性。濃厚で結局成就した。前記事で申した、この 枠連 2-4 先週のメインで出現は、マカヒキのダービーと同じで、システム的に向こうがやったこと。

  
    
 で、やや戻るがこの日の興味深い、布石配置いくつか。

 京都 7R ここでは前日の オパールステークス ここで1番人気不発と並ぶ

     前日メイン 7枠10番 ナックビーナス      不発
     当日 7R  7枠13番 ノーブルヴィーナス

 この同じ 7枠のビーナス配置 が実現し、発射を濃厚だと見切れる絶好の材料。結局5番人気2着発射。

 そして、またこのレースと最終との次の呼応。

     7R 8枠16番 エイシンガイア    
    12R 8枠16番 ジオラマ        

 前にも申し上げたが、馬主・平井ファミリーの エイシンの馬 だが、この会社はジオラマの代表的な企業で、エイシンとジオラマ。同じ日に同じ枠で出走。どちらかの枠が発射するのは当然で、当座これは続くと思われるが、この7Rの8枠は 12番人気 15番人気 の同居で、思い切って先手買いの決断とてあるが、わたくしの判断は自重。最終の ジオラマ 2番人気 騎手ルメール メイン大賞典ではこのジョッキーの頭は無いから、ここを見る、メインでこけたら最終の8枠、この判断。

 続く 京都 8R これが

      橋口弘次郎先生のメモリアル 当日
      8枠10番 メイショウハクラク        = 伯楽 

 無論、これは「伝説」の名トレーナーのレースの日の 伯楽(馬を育てる名人、転じて名監督やコーチ、育成の名人) これが実に似合い、これはこの日、6Rに続き、2つ目の 8枠のウォーター の枠でもあり、その6Rの8枠のウォーター枠は不発に終わっており、ならここ

     8枠10番 メイショウハクラク             11番人気(最低人気)
     8枠11番 ウォーターレスター      武豊    5番人気  

 わたくしは情報を書く度、このような配置、枠を見出しお伝えし、是非、買って頂きたい、手を出してくださいとの思いで綴る。メインばかりに目が行き、他を顧みないのは勿体なく、事前の調べ、読みとレース経過の中で、このレースの発走前時点で、この 5番人気・最低人気の同居8枠 やると見れば、行って頂きたいのである。

 相手は 1番人気馬 これが2着で 枠連 7-8  850円 は然程、好配当とは言えずとも、この8枠発射の前提なら 豊先頭 の想定の 馬連 1200円 馬単 3150円  これは相手1番人気なので、十分買えるし、面白いと思いつつ、レースにも見入れる筈である。
    

 そして、京都10R ジェンティルドンナメモリアル 狙いは前述の通り 

    1着 2枠 2番 トーセンビクトリー       幸四郎   6番人気 
    2着 5枠 5番 ステイインシアトル             5番人気 

 これでは本番前、豊が人気薄でやり過ぎ → 心配 の声もあろうが、しかし事前に読んだ、この日のテーマ

      武邦彦 先生  を送る、追悼の 京都大賞典 当日

 これを意識していれば、本葬(メイン)の開始直前、遺族の揃いはむしろやはり! で、兄弟のワンツーで10Rを締め、あとは テンポイント トウショウボーイ の77年有馬、日本競馬史上に残る名勝負の再現。名人の息子・豊自身による代理 枠連 1-3 1番3番 のクライマックスだった。


 が、この直後最終。申し上げた 8枠のエイシン 不発を見届けてのこの最終の ジオラマ この8枠。
 見事 枠連 8-8 ジオラマ 2番人気 先頭でのゾロ目

      枠連 14260円     馬連 17700円  

 終わって成程に過ぎないが、確かに ジェンティルの思い出の1つ、乗り替わりオークス制覇の 枠連 5-7 これは先程申した、7枠のビーナス馬、前日のリベンジ発射での 京都7R 枠連 3940円 馬連 17850円 で出現したが、8枠有力と見えていたこの最終の ゾロ目 8-8 無論、


     2012年 第32回 ジャパンカップ  

     1着 8枠15番 ジェンティルドンナ      岩田   石坂 
     2着 8枠17番 オルフェーヴル        池添   池江
           (17頭)


 いろいろな評価はあろうが、前年の3冠馬今年の牝馬3冠馬が激突、ジェンティルが制した大一番、8-8 の再現である。3歳牝馬の身で、3冠を制した上、同年のジャパンCまで制する。このレースへの文句、非難はさて、堂々のチャンピオン牝馬であり、父ディープインパクト の最高傑作の1頭と呼ばれるに相応しい。


 そして、この先日の飽くまで例外的開催に過ぎない、月曜競馬。あるレースが恐ろしく示唆的であり、絶対今週 秋華賞 予告だと考えられるあの結末。その上、月曜情報をお読みの御登録各位様には申し上げたが、あの枠が秋の間もなくの あのGⅠへの布石 で、確信が行った。この場で言及、申し上げた内容で、さらに奥の核心はここでは申し上げられない。あの演出、あのわざわざの・・・劇は、紛れないGⅠ予告である。

 詳細、正体は、明日木曜の、週中情報で申し上げる。


     御登録お問合せ先

        sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで

  『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。

 

 

 JRAが掲げた、まだ定年後間もない、存命中、若手の橋口先生に対する、レジェンドと云う大仰なたてまつり。この日思い起こされた真のジェンドとは、無論、あの故人であったと知るべきであり、解かる方だけ解かり、人生も世も、先に進んでいくだけである。

 そして皆さま。この先、その奥にあるもの、解かりませんか? わたくしは容易に察しがつきますよ。
 きちんと誰でもが知っている、今年の大事件、大騒動と結びついている。それから着想された仕掛である。
 だからこそ、秋のGⅠのテーマに据えられるのである。

 明日、全部話す。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする