原点ともなったレース。
2016年10月2日(日) 第95回 凱旋門賞 シャンティイ(仏)
1着 馬番 10番 ファウンド ムーア オブライエン厩舎
2着 馬番 4番 ハイランドリール ヘファナン オブライエン厩舎
3着 馬番 8番 オーダーオブセントジョージ デットーリ オブライエン厩舎
(16頭)
1992年 2月2日(日) 第42回 ダイヤモンドステークス
1着 4枠 7番 ミスターシクレノン 柴田善臣 小林稔厩舎
2着 3枠 5番 アローガンテ 塩村克己 小林稔厩舎
3着 7枠13番 ロングシンホニー 河内洋 小林稔厩舎
(15頭)
この 1~3着まで同一厩舎独占。この合致こそが、結局
2016年 秋 ダイヤモンド・イヤー
この宣告だった。そして、このJRA史上稀なダイヤモンドステークスは、実は2年前の著名レースの焼き直しに過ぎなかった。
1990年 第35回 有馬記念
1着 4枠 8番 オグリキャップ 武豊 瀬戸口勉
2着 3枠 5番 メジロライアン 横山典弘 奥平真治
3着 7枠13番 ホワイトストーン 柴田政人 高松邦男
(16頭)
ダイヤモンドが3つ揃う、並ぶ。これに気付くかどうかのこの秋だった。
だからこそ、待っていた年末最後の真犯人(ほんぼし) サトノダイヤモンド そして、
『優駿』1月号付録カレンダー 12月写真 オグリキャップ (1990年有馬記念)
これの提示だったのである。さらに、わたくしは次の推定まで申し上げている。
日本競馬史上最強馬 ディープインパクト 2005年 三冠馬
皐月賞 7枠14番 ディープインパクト 武豊 優勝
ダービー 3枠 5番 ディープインパクト 武豊 優勝
菊花賞 4枠 7番 ディープインパクト 武豊 優勝
このディープ3冠の発射位置。1992年 ダイヤモンドステークス 小林稔先生 1~3着独占。この3頭の位置のなぞり。
3着 7枠13番 ロングシンホニー → 7枠14番 皐月賞 優勝
2着 3枠 5番 アローガンテ → 3枠 5番 ダービー 優勝
1着 4枠 7番 ミスターシクレノン → 4枠 7番 菊花賞 優勝
思い出されたいか、動画サイトなどで確認されたい。1つ、皐月賞だけ違っているじゃないか、と云われようしその通りだが、だからこそ、
2005年 皐月賞 スタート直後、ディープインパクト 落馬しそうなほどの横へのヨレ
これを、名手、いや名優・武豊が演じて見せ、これは 本当は 「隣のゼッケンですよ」 とのメッセージ。今ももしあの時、ヨレ過ぎ、落馬してしまったら日本競馬の歴史はどうなっていたかとまで思うが、パパ譲りの名優・豊さんに抜かり無し。
前口上はこれくらいにして、要するに全部演出である。これで
ダイヤモンド・イヤー = GⅠサイン馬 オグリキャップ
これが宣告された。ダイヤモンドとは60周年祝いだが、一体、何の、どんな60周年なのか。これは御登録各位様に、出馬表確定前、水曜にお伝え申し上げている。
で、そのサイン馬 オグリキャップ の仕事。中央入り以来、その破竹の連勝街道がこの秋GⅠのサインだった。
無論、根拠は、その胸の 3つ揃いのダイヤモンド この勝負服。小林先生独占 ダイヤモンドS 写しである。
秋GⅠサイン馬 オグリキャップ 中央入り初戦から
ペガサスS 枠連 4-8 4番10番 → スプリンターズS 枠連 7-8 13番15番
毎日杯 枠連 3-8 10番 3番 → 秋華賞 枠連 2-4 3番 7番
京都4歳特別 枠連 6-8 15番12番 → 菊花賞 枠連 2-6 3番11番
NZトロフィー 枠連 6-7 11番 9番 → 天皇賞・秋 枠連 5-7 8番12番
高松宮杯 枠連 2-3 2番 3番 → エリザベス女王杯 枠連 2-5 3番 9番
毎日王冠 枠連 5-6 8番 7番 → マイルCS 枠連 4-8 16番 8番
天皇賞・秋 枠連 1-6 9番 1番 → ジャパンC 枠連 1-6 1番12番
次が初めての例外。
ジャパンC 枠連 3-8 16番 5番 → チャンピオンズC 枠連 2-5 8番 2番
だが、これも人為。向こうの遣り口の例外で、実はこの 1988年 ジャパンカップ
取消 2枠 3番 スカイチェイス
取消 5枠 9番 アワーズアフター
この2頭の取消があり、この位置2つ 2枠 5番 で決した。加えて、これが中央入り以来、オグリ初の連を外したレースだったと云うことも例外出現の必然性だったのかとも考えられる。
そして、これ以降、オグリ直接の発射サインでは無くなる。
有馬記念 枠連 6-7 10番11番 → 阪神JF 枠連 1-8 2番18番
これがまた全く不発。が、このからくりはこのオグリ初優勝の有馬の前日、阪神JF向けの阪神メイン
前日土曜 阪神11R 六甲ステークス 枠連 1-6 7番 1番 11頭立て
これが 1枠と18番目 で決まっており、これを代理援用した格好だ。続き
オールカマー 枠連 4-7 11番 5番 → 朝日杯FS 枠連 5-8 17番10番
これまた不発。そしてこれまた、周辺にズバリがあった。この翌年の オールカマー である。
1990年 9月16日 第36回 オールカマー
1着 8枠17番 ラケットボール
2着 5枠10番 ジョージモナーク
この2着 ジョージモナーク はオグリと同じ公営の馬で赤間清松厩舎。また、前年1989年、オグリには出走権の無かったダービー、正しく平成元年のダービーを制した ウィナーズサークル と同じ勝負服、同じ厩舎 栗山さんと松山康久厩舎の1頭 ラケットボールの勝利。
残る最後
毎日王冠 枠連 4-6 6番 4番 → 有馬記念 枠連 1-6 11番 1番
わたくしはこの毎日王冠も オグリ優勝位置 6枠6番 この内、6番 サウンズオブアース と読んだが、実際は 6枠 優勝。これが サトノダイヤモンド だった。
来季も、恐らくは最初のGⅠ フェブラリーステークス の結末を見れば、シーズンGⅠサイン馬が読めると思う。
できれば、もっと早く読めればそれに越したことはない。
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さあ、バードウォッチング を始める。
2歳重賞3連勝
阪神JF ソウルスターリング 藤沢和雄厩舎
朝日杯FS サトノアレス 藤沢和雄厩舎
ホープフルS レイデオロ 藤沢和雄厩舎
全部
エアスマップ JRA史上唯一の SMAP馬 重賞勝利 藤沢和雄厩舎
無くなって泣いている方々。また7年後の紅白あたりで、一夜再結成なんかもあると思う。