覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

サインページ

2017年05月01日 10時58分30秒 | Weblog

 先週、天皇賞の週の土日、該当5月号『優駿』のサインページは、この最新号の、該当週実施重賞の回数と合致する 24ページ 155ページ この2つだった。

 24ページ社台ファームの2歳馬の紹介ページだが、3枠6番 シュヴァルグラン この発射を告げると読み取れた。何故、そう読めるかだが、ここの5頭で最も目立ち、注目されるのは、馬の出来栄えや期待度合などとは別に、GⅠ馬 キャプテントゥーレ の2歳馬 トゥーレ である。父と同じ名を与えられ、生産界最大手ながら、この社台そのものの勝負服でGⅠを勝つ馬は夥しい、と云う程でもなく 

    2008年 皐月賞   3枠6番 キャプテントゥーレ     優勝   

 これで 3枠6番 発射サインだと見た。この9年前GⅠは、2着も タケミカヅチ 同じ社台ファームの勝負服で、同一馬主、社台のワンツー。この社台のページが告げているのは、間違い無く、この トゥーレ の父、栄光の3枠6番である。

 一方、この24ページ上段、社台ファームの紹介では 2歳GⅠ勝利の2頭。分けても、馬主も社台の ソウルスターリング への言及があり、桜花賞で 7枠の圧倒的1番人気 不発。誰しもの記憶に新しい事柄であり、これが土曜重賞 第24回 青葉賞 ここの 7枠10番 アドミラブル この、同じく7枠の圧倒的1番人気の造型と合致。桜花賞で7枠に同居 アドマイヤミヤビ との ゾロ目 7-7 が1番人気になり、ファンの期待を裏切る結末。これを社台的見地で見れば、償いを付けられる、今回こそは発射、リベンジの 青葉賞 7-7 に通じる、との読みも浮かぶ。その通りに終わる。24ページ 社台のページ。これは、青葉賞で社台涙の桜花賞リベンジ達成。このサインでもあったのである。恐らく陣営は、桜花賞は通過点で、勝ったらダービーに行くか、秋の凱旋門か、などと目論んでいたことであったろう。

 もう1つ、155ページJRAからのお知らせ、またGALLOP誌の広告も載るページ。 
 先ず、上段 2017年ワールドオールスタージョッキーズの今年も開催の予告。

 この8月末の札幌でのイベント。去年のシリーズ総合優勝は デムーロ だった。そして、その全4レース中、第2戦、第3戦を勝利し優勝を決定付けたデムーロだが、その第3戦目 

    2016年8月28日(日) 札幌10R WASJ第4戦  

      枠連 7-7    優勝 クリノハッチャン     デムーロ騎手  

 これが土曜重賞 青葉賞 予告で、同じく デムーロのアドミラブル優勝 枠連 7-7 これでこのページの読みどころは、去年のこのシリーズ、札幌の最終週にあることは疑いようが無くなった。

 この日の主要レース。WASJ第4戦、札幌最終は 枠連 6-8 13番10番 天皇賞がこれになることなどは考えられない。この日のメイン、11R キーンランドカップ これが ブランボヌール が勝利した 枠連 3-8 14番4番 で、わたくしは最初、この枠連 3枠6番 シュヴァルグラン この相手 8枠15番 サトノダイヤモンド この組み合わせを疑った。結局、シュヴァルグラン 発射 は間違い無いが、サトノダイヤモンド の否定に到達し、この 枠連 3-8 も否定した訳だが、正解は実に、このWASJの 10R で青葉賞を示し、11R 12R は共に見せかけ、表装で、実に

    当日 札幌 9R ニセコ特別  

    1着 5枠 6番 カレンマタドール         モレイラ   安田隆行
    2着 3枠 3番 ワールドレジェンド        岩田康誠  松永昌博 
         (13頭)

 この 馬番 3番6番 これが正解だった、と云う顛末。ただこの 3番6番 当日の京都競馬場ゲスト 筧利夫 から浮かぶ、筧美和子 JRAでの露出度も高く、仕事、事務所の方針とは言え、現代の競馬ファンを代表する、UMAJOであることは間違い無く、この人物の誕生日 3月6日 とも合致する馬番で、当然、このレースもわたくしは視野に入れていたが、このレース 9R には実に次の事実があった。

    除外 8枠12番 ハヤブサプリプリ         武豊    藤原辰雄  

 果たして、武豊 3番 キタサンブラック 発射するとなれば、果たして、その主役・武豊の馬が競走除外となったレースで、そのまま 3番6番 をサインするだろうか? この疑念が先立ち、もともと 反キタサン派 大阪杯では勝利を確信、お伝えしたこの1頭だったが今回は懐疑的、わたくしは 3番6番 本線では獲れなかった。

 そしてこの通り、武豊除外のレースで、天皇賞・春 武豊栄光のレースのまた1つがサインされた、と云う実相だったものである。

 思えば、豊の馬で競走除外。発馬後の落馬は見たが、武豊の馬のレース前、競走除外。これは極めて

 また、この155ページが暗示的に告げた、去年8月28日(日)札幌競馬
 メインは 重賞 キーンランドC と 世界の名手が集うと云う謳い文句 WASJシリーズ だが、実に、4戦2勝で総合優勝の デムーロ に対し、この1日で、2R 3R 4R 6R 8R 9R 1日7勝を挙げたのが、昨日香港で日本馬で勝利を挙げた モレイラ騎手 この日、モレイラを強調するための遠征であり、そのモレイラの7勝の内最後の1勝 ニセコ こそが、天皇賞大正解 3番6番 だった、と云う顛末。


 雑誌『優駿』など読んでも仕様が無い、何も解からない、などと云うファンは多いが、ただ単に、連想力、推理力が乏しく、だから勝てる経験も積めないだけである。

 この5月号の付録ポストカードでも サトノダイヤモンド と勝負服の酷似した、ミスターシービー の1枚が入り、5月号表紙にも掲げられていたが、よく見ると、2枠の黒い帽子で、これは3着に敗れた 有馬記念 のパドックでの写真である。何故、未来に語り継ぎたい名馬BEST23位の1頭の紹介に、3着に敗れたレースの写真が使われているのか。サトノダイヤモンド に似ているから、この馬が来る、と云う短絡ではなく、3着に終わることの予告だった、と云うのがサインの正体である。

 無論、今月の、今週の NHKマイルカップ から始まるGⅠシリーズのサインも、5月号にある。 
 
 
 土曜情報で触れたが、土曜東京4R 

     5枠 9番 ブラックギムレット       
     5枠10番 コンカーアゲン      再び征服

 この枠のメッセージ。 ブラックと再び制圧 = キタサンブラック連覇 

 5枠だったので、日曜新潟メイン 谷川岳ステークス で、前年優勝 ピークトラム 再びの発射なら、合点だが、この谷川岳自体が 枠連 3-4 に終わった時点で、唖然とした。続く東京メインも 枠連 3-4

 5月号巻末に ディープ無敗3冠の秋 と云う以上、枠連 3-4 を凝視していたが、わたくしは天皇賞だと思っていた。天皇賞は元 平和賞 で、昨日当日 7番 ピース馬 2頭出走していたが、これまた天皇賞当日の東京メインの 7番 ブラックスビーチ 優勝 のサインで終了、打ち止め。これも思い知った。
 
 サインには当然、ダミーサインもある。

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 直虎 の週が始まった。『八重の桜』の年は、8番8枠 とで決まる、と云うような大胆もやって来る向こうである。高配当であることを希望する。


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矢の如き、貫徹

2017年05月01日 07時18分06秒 | Weblog

 5月を迎え、既に5月号『優駿』は発売されているが、昨日天皇賞は4月競馬のフィナーレだった。

 だからこの5月号の読みを踏まえつつ、先週開催の折、水曜情報からきちんと申し上げた筈だ。4月競馬の大原則

    4月号巻末編集後記  光陰の如し    = アロー馬   

 中央競馬の代表的な アローの馬 これは、再三申し上げた通り 1970年 アローエクスプレス VS タニノムーティエ このクラシックでの激突の年。結果は ムーティエ の皐月賞、ダービー2冠に終わったが、今はGⅠ昇格し、性格は換わったが NHK杯 では ムーティエ を制した アローエクスプレス この、アローで示されていたのは、

    4月競馬のGⅠ  1970年 アローの年の再現  

 これだった。

               1970年 アローの年    2017年 

   大阪杯      4番 5番 2番        4番 ステファノス  5番 キタサンブラック  
               11頭立て           3着 13番 ヤマカツエース 

   桜花賞      枠連 3-          枠連 -5   優勝 レーヌミノル   
                5番 6番            6番10番 

   皐月賞      枠連 3-8          枠連 4-6   優勝 アルアイン 
                11番 3番          11番 7番 

   天皇賞・春    枠連 -7          枠連 2-   優勝 キタサンブラック 
                 3番12番           3番 6番 
 

 実に、大阪杯の折は、まだ1970年当時 サンケイ大阪杯 だったが、昇格したGⅠである以上、合致させて来るのは自然で、実に 1着~3着 まで3つのゼッケンとも同じ。11頭立て2番 = 換算 13番 は当然。

 桜花賞では、この 3-3 を踏まえ、向こう(JRA演出側) は同じゾロ目の 7-7 を人気で示して来て、これがだった、と云う、サインを出した上での演出。逆に、囮まで造型してある以上、真のサインだと合点が行く。

 皐月賞の折は、3枠 レイデオロ の方と見たが、実際は 11番 アルアイン 優勝 だったと云うすかし。

 これも踏まえ、天皇賞は 7枠 または 12番 だとは、出馬表を開けてみてどうしても思えなかったので、3枠または3番 だと見たが、3枠と3番で決した。


 結局、「光陰矢の如し」の一言のメッセージ、1970年の同一レースを再現する。これは、大阪杯 上位3頭ゼッケンが同じ。桜花賞 同じ3枠6番発射、皐月賞 同じ11番優勝 天皇賞 同じ3番優勝 で4月競馬を貫徹した。

 毎月、このような月間の原則を如何に早く読み取るか。これに腐心していることは申すまでも無い。

 実は、昨日日曜、当日の出馬表を見渡し、どうにも 2枠 前日までは絶対消しと見ていたが、悪くない配置が目に付き、結局、また キタサン 武 に勝たれ、1970年 アロー VS ムーティエ を踏まえると、決定的なサインだったのが、

    日曜東京 5R 

       2枠 3番 サンデームーティエ         3着  
       2枠 4番 ブラックマイスター        清水久詞厩舎 

    天皇賞・春

       2枠 3番 キタサンブラック         清水久詞厩舎 


 わたくしは同じ 2枠のブラック馬 清水久詞厩舎 これだったので、この 東京5R 2枠の発射 を期待したが、3着まで。

 この 2枠のブラック馬 同居の ムーティエ は、1970年の2冠 タニノムーティエ この アローの宿敵の同居で、同じく、春の2冠達成予告だった、と捉えなければならない。わたくしも実に厭な配置だと思ったが、暗黒の北(朝鮮)時代。継続した。また、宝塚記念 で春の3冠ボーナスを賭け、出走すると云うファンへの楽しみも保持された。

 愈々、ダービーに向けた、東京の5週連続GⅠが開幕する。

 結局また 枠連 2-3 だったことと、桜花賞の結果から、この春のGⅠサイン馬 〇〇〇 であることは間違い無い。が、この天皇賞の週は2頭出走し、昨日冒頭で申し上げた通り、わたくしはこの2頭の内、人気薄の発射を告げる方だと解釈したが、実際は 2枠 のサインだった。

 が、まだこれから春シーズン、また出走してくるだろう。また、これを待つ、と云うことになる。


 わたくしはGⅠシリーズはシステムで対処すると申し上げているが、今回はその ゴールドシステム から 3枠または〇枠 と解かっており、読んだ通り 3枠6番 シュヴァルグラン 福永 所謂上皇馬の発射で間違い無かったが、このシステムは 日本ダービー まで継続し


    NHKマイルC      〇枠 または 〇枠 発射 

    ヴィクトリアマイル   〇枠 または 〇枠 発射 

    オークス             〇枠 または 〇枠 発射 

    日本ダービー        〇枠 または 〇枠 発射 


 これが貫徹されることとなる。初期に例外を挿し挟まれ、苦慮したこのシステム確定だが、もう間違い無し。

 これで勝負する。特に ダービー は 〇枠 の方だと強く確信する。

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 わたくしもどうしても買ってみたかった 3枠6番 シュヴァルグラン の単。及ばなかったが、御付き合い下さいました方、申し訳ございません。わたくしも前日 青葉賞 大本線 をかなり厚め買い足し、圧勝したので、その分、まで欲張ったが、明らかな2着止まり。

 ダービー、その青葉賞圧巻のレコードVで アドミラブル デムーロ 音無先生 これが押し出され、1番人気となる様相である。今週のNHKも混沌とし、京都新聞杯 プリンシパルS で果たしてどの馬が名乗りを上げるか、だが、鞍上もデムーロで馬主さんも夫婦揃う大馬主。

 皐月賞馬を青葉賞馬が人気で凌ぐ、異例なダービーとなりそうだが、無論わたくしはこの1頭が今年のダービー馬だとは考えていない。この馬名は当然、読み換え で別の意味を帯び、日本ダービー馬だとは思えない。

 今週も明後日、水曜 週中情報 を出します。今年春のGⅠシリーズ。システム確定の上、GⅠ特異日 これまたあの1日で間違い無し。

 馬主・北島さんの思惑はよそ、北の暗黒時代 継続している。


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