覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

天皇賞 1強の次、2強に非ず

2020年10月27日 08時47分55秒 | Weblog

 今週 第162回 天皇賞・秋 も明後日、29日午後には出馬表確定、発表となるので 週中情報 は明日水曜御送付予定で取りまとめに掛かっている。

 先週 菊花賞 御紹介した最長連動は 3番優勝 5枠2着 でその通り貫徹され 過去20年で19回 に延びたが、今回の秋の盾。これにも 過去19年で18回 16年連続 と云う連動初め、16年連続 15年連続 と濃い連動が揃い、そして今回初めて見出した 過去16年で15回 と云う連動。この近年唯一の例外は、その同一週のGⅠの枠連、馬連がそのまま代用されており、この上位4連動。及び、先週も放たれた 今季秋GⅠ あのジョッキーからのGⅠ発射サイン。5枠 または 8番 わたくしは8番を上位と取ってしまったが、5枠2着。今回もこのジョッキーのサインが機能すれば、もう各上位連動からも断然 〇枠 と云うことになるが、問題は頭数。

 秋の中距離路線最強を決める毎年激戦のカテゴリートップだが、今回登録は12頭。内、7頭がGⅠホースと云う充実した陣容だが、果たしてこのまま12頭立てとなるのか。

 11月号『優駿』にはこの歴史的GⅠ 第162回 これに該当する162ページは無く、別の該当ページは8ページ63ページ。牧場風景と外国人騎手名鑑である。

 11月号表紙は 牝馬の秋 の大見出し。既に今年GⅠ2勝を挙げた グランアレグリア は出走しないが、最強女傑アーモンドアイ 宝塚記念圧勝のクロノジェネシス 激突模様。人気もこの2頭断然で分け合う形となろうが、わたくしは別のある1頭に非常に惹かれている。

 そもそも無敗3冠騒動の2週が世評通り、2冠馬の3冠達成レースに終わり、波乱要素はわたくしも読んだ 秋華賞 6枠12番 マジックキャッスル くらいで、人気馬先頭が続いた翌週の今回の東京激突。大見出し通り 牝馬2強 で決まるようなまた無風レースなのだろうか。11月号には 世界の名牝 21世紀のベスト10 まで掲げ、世界的潮流、牝馬の台頭、強豪を強調しているが、牝馬3冠はあっさり、牡馬先週はファンによってはゴール前のひやひやを味わい、秋GⅠは1番人気3連勝に終わっている。この翌週、各カテゴリーで頂点を極めたGⅠホース終結の乱戦。春の盾は断然のステイヤーの覇権、その連覇馬も登場する今週、精鋭強豪、半分以上がGⅠ馬となると、先々 ジャパンC 有馬記念 の3連戦の緒戦。走られて成程の1頭。中距離戦特有のゴール前激戦の中から、戦慄の抜け出し。わたくしはこの牡馬1頭に期待する。

 根拠は明日 週中情報 で詳述申し上げるが、かつて ビッグウィーク ローズキングダム の菊花賞を本命・対抗、大本線で的中せしめた時と同じ理由からである。

 凱旋門賞に登録 武豊 で出走予定で禁止薬物騒ぎで取消した ジャパン 愛国名門オブライエン厩舎。ジャパンカップ に登録していたが、不参戦が決まり、だが、これが出ないことこそがサインに決まっている。

 土曜重賞 第63回 スワンステークス 童顔で3冠を制した 松山弘平 サウンドキアラ がまた笑うのか? 毎日王冠 サリオス 先週 ラウダシオン と云う、今年の NHKマイルC馬 貫禄の2着の翌週、この2頭と同じ 朝日杯優勝 NHKマイルC優勝 アドマイヤマーズ 人気だが首を傾げる存在である。長期改修に入る前最後の京都、淀の舞台。めでたい3冠2週続き特集、フィナーレ重賞 スワンステークス は惜別の「白鳥の歌」。波乱幕切れではなかろうか。先週 3番9番 を並べてゴールさせ、2頭に THANK YOU を告げさせたJRA。今回は明確なサイン馬が登場し、これが スワンステークス サインだと確信する。

 この土曜重賞にも 過去21年で20回 の連動レース、2レースが見つかっており、現在の登録16頭。このままだとこの2つの濃い連動合致位置は明瞭。

 11月1日 は 灯台記念日 自衛隊記念日 計量記念日 国枝のおやっさんも秋華賞、菊花賞と2着3着 が続き、真打牝馬登場だが、そろそろこの名牝の退場仕方も模索すべき3年目の秋。キタサンブラック 顕彰馬選出の今年 ルドルフ オペラオー ディープ ウオッカ キタサンらを凌ぐ、JRA平地GⅠ8勝の大業。今週でなく、もっと先に場を持たせる馬券の売り方はある。

 11月号あの見開きページ。及び 去年の11月1日もある俳優の死去があったが、あの名馬は11月号を彩って、際立つ。

 御登録は 

    sir_delacroix@yahoo.co.jp   まで

 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さい。

 先週、週末前発表された「病気」で全乗り替わり 三浦皇成 → 岩田康誠 菊花賞でも手替わりだが、この2人でやった重賞は歴史上ただ1つ 2015年 函館2歳ステークス で ブランボヌール 優勝 のレースだったが、1着 岩田康誠 馬主・前田葉子さん 2着 三浦皇成 高柳厩舎 メジャータイフーン だったが、この2着馬はその後 斉藤崇史厩舎 に転厩を果たしている。

 これで 前田葉子馬主 → 義弟 前田晋二オーナー 斉藤崇史厩舎 が組んだ コントレイル マンオブスピリット の菊花賞2枠。万全、発射を示すサインであること。当日朝、お伝え済み。

 今季GⅠシリーズ。土曜開催のあるサインで明確になる。これが 秋GⅠシリーズサイン である。菊花賞は2着本線を読み違えたが、シリーズとしては自信を以て望めるコロナの秋となった。無事3歳戦は無敗3冠2頭で決着したが、実は歴史に残すべき憂慮、国民的騒擾の2020年。これを刻印する大波乱はこの先に待ち受ける。今回かも知れないな。強豪終結はまだ先があるからである。

 人気発射が続いた次は波乱が原則。JRAのプログラムの基本の筈である。


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