1962年10月22日、当時のケネディ大統領はキューバ近海に艦船を配し、海上封鎖を始めると宣言した。対立していた社会主義国のソ連が米国を狙うミサイル基地をカリブ海のキューバに建設する計画を中止させるためだ。ケネディ大統領の強硬姿勢をみたソ連は米国と軍事衝突する事態を恐れ、キューバへのミサイル搬入を中止した。米国は「のど元」に核弾頭の搭載可能なミサイルを突きつけられる悪夢を回避した。これが「キューバ危機」と呼ばれる事件である。ソ連は91年崩壊、キューバ革命の指導者カストロも引退したが、再び資源国で力をつけてきたロシアは米国とのあつれきが目立つようになってきた。(日本経済新聞)
「グルジア危機」とか起こらなければいいのですが。。。歴史は繰り返すと申します。温故知新。
「グルジア危機」とか起こらなければいいのですが。。。歴史は繰り返すと申します。温故知新。
世界金融危機で混迷を極める日本の政局です。9月24日に麻生首相が就任して以来、解散時期に関してはだんまりを決め込んでおりますが、ここは目先にとらわれずに、大局に立って判断してほしいと思います。
今朝読んだPHP「指導者の条件」に、近代日本を誕生させた明治維新で江戸の無血開城した立役者「勝海舟」と「西郷隆盛」の功績を褒めていました。当時、官軍にも幕府軍にも、戦いを主張する人が少なからずあったそうです。官軍にはイギリスが、幕府軍にはオランダがついて複雑な情勢でした。日本の将来を案じた二人はここで争えばどちらが勝っても国は疲弊して、外国の乗ずるところになってしまうかも知れないと思い「小異を捨て大同につくべき時だ」と判断して江戸無血開城となったそうであります。今の日本がおかれている状況もこういう国際的にも複雑な情勢下であり、与野党は党利党略で政治を見るのではなくて、日本の将来を見据えて論じるべきであります。
本には「結局、指導者が目先のこと、枝葉末節にとらわれず、大所高所からものを見、大局的に判断することが、いかに大切かということである。何がいちばん大事であり、何が真に正しいか、そういうことをたえず自問自答し、見きわめつつ、大局的な見地に立って、小異を捨て大同につく、それが指導者としてきわめて大切な心がまえだと思う」と締めくくっておりました。まさに今がその時だと思います。
「乱世の中にこそ人間が見えてくる」(司馬遼太郎)
今朝読んだPHP「指導者の条件」に、近代日本を誕生させた明治維新で江戸の無血開城した立役者「勝海舟」と「西郷隆盛」の功績を褒めていました。当時、官軍にも幕府軍にも、戦いを主張する人が少なからずあったそうです。官軍にはイギリスが、幕府軍にはオランダがついて複雑な情勢でした。日本の将来を案じた二人はここで争えばどちらが勝っても国は疲弊して、外国の乗ずるところになってしまうかも知れないと思い「小異を捨て大同につくべき時だ」と判断して江戸無血開城となったそうであります。今の日本がおかれている状況もこういう国際的にも複雑な情勢下であり、与野党は党利党略で政治を見るのではなくて、日本の将来を見据えて論じるべきであります。
本には「結局、指導者が目先のこと、枝葉末節にとらわれず、大所高所からものを見、大局的に判断することが、いかに大切かということである。何がいちばん大事であり、何が真に正しいか、そういうことをたえず自問自答し、見きわめつつ、大局的な見地に立って、小異を捨て大同につく、それが指導者としてきわめて大切な心がまえだと思う」と締めくくっておりました。まさに今がその時だと思います。
「乱世の中にこそ人間が見えてくる」(司馬遼太郎)
可憐に咲いている花を見て思わず足を止めてパシャ!
でも花は花だけでは咲きません。多くの関わりがあって咲いております。合縁機縁。
花には
散ったあとの
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ
(坂村真民)
でも花は花だけでは咲きません。多くの関わりがあって咲いております。合縁機縁。
花には
散ったあとの
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ
(坂村真民)
神無月の空がだんだんと白じんできました。今朝はいつもの土手べりではなくて桜川をぐるっとして歩いてます。筒井中学校からUターンして徳の湯を過ぎて、今は青森高校前を歩いてます。まだ暗い内に結構皆様歩いたりジョギングしております。さすが全国一の早寝早起き県であります。これから筒井小学校前から堤川土手べりに入ります。
日本列島お日様マークです。青森最高気温は19℃。快晴で爽やかな日になるでしょう。今朝、午前3時に目が覚めて居間でドリップコーヒーを飲みながらNHKを見てます。そろそろアウトドアへ行こうと思ってます。まだ暗いですが。
午前3時半から「神々のうた大地にふたたび」を見てます。明治維新で蝦夷地を北海道にして同化政策(植民地)を勧める明治政府に負けずにアイヌ民族を伝承であるカムイユカラを「アイヌ神謡集」にまとめた知里幸恵を描いてます。それには学者の金田一京介との出会いが幸恵を目を覚めさせ奮い立たせました。消し去られていく伝承・風習・文化を幸恵は文字にしてまとめていったのです。自然や神々を愛したアイヌの人々の魂に共感した金田一は民族学者・柳田邦夫の協力を得ながら本の製作に幸恵と取組みます。
「わたしはアイヌであることを喜ぶ」
人間が本来大切なものに感謝して暮らすアイヌの人々を誇りに持ちました。幸恵が心臓病を患い19歳で亡くなって、その11カ月後にその本は出版できました。それがアイヌ民族運動につながりました。経済物質優先の今だからこそ私たちはアイヌの精神文化を見直す必要があると思いました。
今年6月6日、国会でアイヌが日本の先住民族であることが認められました。140年もたちました。
銀のしずく
降る降るまわりに。
金のしずく
降る降るまわりに。
「わたしはアイヌであることを喜ぶ」
人間が本来大切なものに感謝して暮らすアイヌの人々を誇りに持ちました。幸恵が心臓病を患い19歳で亡くなって、その11カ月後にその本は出版できました。それがアイヌ民族運動につながりました。経済物質優先の今だからこそ私たちはアイヌの精神文化を見直す必要があると思いました。
今年6月6日、国会でアイヌが日本の先住民族であることが認められました。140年もたちました。
銀のしずく
降る降るまわりに。
金のしずく
降る降るまわりに。