二十四節気「立夏」。「端午の節供」は柏餅と粽(ちまき)でお祝い🍀
5月5日は「端午の節供」。二十四節気では「立夏」。暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏です。新緑の季節、田んぼでカエルが鳴き出すのもこの頃。七十二候では「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」になります。
さて、「こどもの日」として知られている端午の節供は五節供の一つです。もともとは古代中国で行われていた菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)で邪気祓いをする行事でしたが、平安時代に日本に伝わると「端午の節会」という宮中行事になりました。さらに日本古来の田植え前の行事「五月忌み」と結びつき、田植えの前に早乙女たちが菖蒲や蓬で穢れを祓う女性のためのまつりでもありました。その後、武士の時代になると「菖蒲」が「尚武」や「勝負」につながると考えられ、男の子の成長と立身出世を願うまつりとして定着しました👨。
未来を担う子どもたちには、苦しい経験を垢ではなく栄養にして育って欲しいと思います。
知識とともに、むしろ知識よりももっと大切に子どもたちの中に育てていかなければならないのは、一個の名前を持ったかけがえのない人間だという人格を意識することだとおもいます。
「ダカラコソデキルコト」