当院の客殿(則天の間)には猪目窓という窓がございます。猪目(いのめ)とは、ハート型であり古来から伝わる日本伝統文様の一つです。
約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、福を招く意が込められています。。
また茶室などには猪目の文様を窓に装飾し、猪目窓と呼ばれ使用されております。当院がある宇治田原町も、緑茶発祥の地としてお茶のまちであることから、この客殿にてお茶会も催しております。
当院の猪目窓は、四季によって色が変化し季節の移ろいが楽しめます。