もうじき私はきっと死ぬということは、自分自身でもはっきり分かっているのだが、しかし、どんなことをしたって逃れることのできない、この死そのものに関しては、私は何一つ全然知らない。
ブレーズ・パスカル (1623-1662) 👤
もうじき私はきっと死ぬということは、自分自身でもはっきり分かっているのだが、しかし、どんなことをしたって逃れることのできない、この死そのものに関しては、私は何一つ全然知らない。
ブレーズ・パスカル (1623-1662) 👤
盲人が象を語る、群盲象をなでる(群盲撫象)🐘
この話には数人の盲人が登場する。盲人達は、それぞれゾウの鼻や牙など別々の一部分だけを触り、その感想について語り合う。しかし触った部位により感想が異なり、それぞれが自分が正しいと主張して対立が深まる。しかし何らかの理由でそれが同じ物の別の部分であると気づき、対立が解消する、というもの。
題「衆瞽探象之圖」。英一蝶(はなぶさ・いっちょう 1652 – 1724)作の浮世絵。盲目の僧たちが象を手さぐりし、それぞれが違う説明をするという説話を題材にしている。木版画。
「現社長の河村は、黄身のまろやかさと、お新香の食感とさっぱり感を同時に味わえる両方派」
──だという。まさかの社長アレンジが飛び出したことに驚愕したが、どんなものか興味がある。そこでさらに詳しくやり方を聞き、実際に吉野家の店舗で試してみた。すると……。
まず第一に、その手順はちょっとややこしい。慣れればどうってことないのだが、初めて試す人は混乱するだろうから、スマホで以下を見ながら注文するのをオススメする。
僕たちの社会は、まだまだ高度成長期時代のルールや常識で動いている部分がたくさんあります。その中には競争力を身につけて生き残れ、自分の強みや個性を仕事に活かせといった考え方を感じます。今でもその圧力はかなりのものだから、社会人として自分の強みは何か、個性は何かと手探りしたくなるのは当然ですよね。でも、まるで接ぎ木をするように足し算をする必要があるでしょうか。
僕は個性って、自分らしい幸せ感だと思っています。例えば企業に就職することが画一的な生き方だなどと言うつもりはない。ある企業があなたと同じビジョンを持つ会社なら、そこで力を発揮するのはどんなに楽しいことでしょう。また、今のような自由な時代なら、そのビジョンを共有して仲間と一緒に起業することもできる。自分一人でだって可能だ。僕たちは働き方を選べる環境に生きているんです。
大切なのは、自分の心の底からやってみたい、ワクワクするようなビジョンを掘り出すことです。会社で、丁寧に続けたいような仕事が見つかったら毎日は楽しい。個性とはあなたが持っている価値観のことなんです。
僕は数年前に病気をし、少し無理をしていた自分を反省しました。でも多分、今の若い世代はもう気づいています。例えば庭つき一軒家や高級車が人生の目的ではなくて、家族や社会に喜んでもらえることが豊かさなんだってことに。社会は明らかに次の段階に移ったと思います。(談)