「主役としていかされる花は、脇役にはなれないが、脇役の花はいけかた次第で、主役にもなれる」
假屋崎省吾著書『花のあるライフスタイル-使える賢い50のヒント』(河出書房新社)より。
生け花やフラワーアレジメントをする際に“脇役”として活躍する、かすみ草やカーネーションといった花たち。これらは楚々とした見た目で主役の花を引き立てますが、生け方次第で主役にもなれると假屋崎さんは言います。人間も主役を張れる人にばかり目が行きがちですが、時代の流れで価値観やセンスが一変し、脇役だと思っていた人が急浮上ということも。この言葉は、脇役を務められるのは素晴らしい能力のひとつだということに、あらためて気づかせてくれます。
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