秋が、いよいよ深まってきました。
当院からは、赤い夕陽に照らされた、富士山のシルエットが美しく見えます。
スポーツの秋・食欲の秋・芸術の秋ですね。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。
私は、最近、おなか周りの贅肉が気になることに加え、家族と歩いていると私だけ速度が遅く、
加齢による身体機能低下を感じるようになりました。そのため、ダイエットと身体機能維持目的で、
ジョギングやヨガを始めました。しかし、効果を焦り、無理をしてハードなトレーニングを行ったので、
かえって膝痛や肩痛を生じ、痛みで運動が出来なくなってしまいました。
リハビリテーション中の患者様には、「無理は禁物ですよ。」とお話をしているのですが、自分自身が
それを守れず、情けなく思っています。
さて、皆さんは喉について、年齢による衰えを感じたことはあるでしょうか。
私は、最近それを感じることが増えてきています。
例えば、先日、リハビリテーション科の緊急時対応の訓練で、倒れた人を見つけたら、
大声で助けを呼ぶ練習をしたのですが、その際、若いスタッフと声量はあまり変わらないの
ですが、声の張りに差があり、愕然としました。
また、普段の飲食中に、稀に少量の水分が鼻腔へ逆流したり、疲労時に喉に食べ物がつかえるような
感覚が生じることがあります。
一般的には気が付いていない方が多いと思いますが、喉も40歳以降は加齢による機能低下が始まる
と言われています。
昨今、マスコミでも声や喉の機能維持について取り上げられるようになり、テレビだけではなく、
ネット上でも、声や喉の機能維持のための運動などが紹介されています。私も、声・喉の運動を
少しずつ初めていきたいと思います。
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