東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

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リハ科勉強会の取り組み

2016年11月21日 | 紹介
東埼玉病院リハ科では、日々の診療における知識・技術向上のために多くの定期的な勉強会の枠組みを立ち上げています。
特に対象疾患が多岐にわたることから、どうしても専門的な勉強会を運営していかないと質の向上に結びつきにくい点があります。
そのため回復期リハビリテーション(脳卒中や整形外科的疾患など)に関する勉強会および症例検討を重点的に行うだけでなく、
専門分野に特化したワーキンググループを昨年より立ち上げて、リハ科における勉強会グループを整理して構築しました。
各職員は忙しい中でも、業務時間外に集まって勉強会活動を積極的に行っています。

以下にそれぞれの取り組みを紹介します。
基本的には有志で構成されるコアメンバーが中心となり、それ以外にも興味ある人が自由に聴講できる形式をとっています。
各グループでは、基本的に2人のリーダーを中心として運営しています。
各部門の境界をなるべく取り払い、部門間協調・チームアプローチを重視しています。

● リハ科勉強会(全員対象):
テーマは自由で、部門の境界をなくし、発表したい人、聴きたい人の需要と供給で運営し、講義形式・議論形式・実技形式など種々の形態があります。

● 新人教育勉強会(新人〜3年目や異動者を対象):
教育色を強調した基礎的な勉強会で、ベテランが新人に押さえておくべき内容を指導します。

● セーフティーネットワーキンググループ(政策医療に特化した勉強会で3班に分かれる)
・神経難病ワーキンググループ:ALS、SCD(MSA)、PD(PSP)を対象
・重症心身障害ワーキンググループ:重症心身障害に関連した症例を対象
・筋ジストロフィーワーキンググループ:筋ジストロフィー全般を対象
*これらは症例検討、リハビリテーションガイドライン作成、評価表作成などを通して専門性の向上、後進の育成、業務のブラッシュアップを目的として定期実施しています。

● 部門別勉強会・症例検討会
理学療法・作業療法・言語聴覚療法の各部門で個別に実施しています。

● 超音波エコーを利用した体幹機能研究グループ
理学療法部門の有志を中心として運営している研究法の教育を兼ねたグループで、体幹・呼吸・腹筋(特に腹横筋)・コアスタビリティ・超音波イメージングなどのテーマで学会発表や論文作成をしています。研究成果はこちらの記事も参照。

● ボバース勉強会
部門関係なく集まった有志で運営される実技を中心としたボバースコンセプトの勉強会です。

● 東埼玉ブログ運営班
まさに最近立ち上がった広報活動です。この活動は有志のメンバーで支えられています(詳細はこちらを参照)。なるべく多くの人の目に留まるようにがんばります。

各グループの活動は、これから個別に記事にあげていく予定ですので、ぜひご覧ください。

M1(PT)

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