東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

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新採用職員研修に行ってまいりました!!

2018年05月31日 | その他


今回、5月16日(水)~5月18日(金)に国立病院機構関東信越グループの医療技術職員等新採用職員研修に東埼玉病院のOT・PT新人4人で行ってきました。東京の本部にある会場には、千葉、神奈川など関東地方の人から、長野や新潟からも宿泊で新人が総勢263名もの新人が集まりました。

初日は国立病院機構の役割や労務管理について学んだ他に、新採用職員として必要な事を8職種の先輩から教えていただきました。その後の職種別分科会では、「患者サービスとは」について各職種でディスカッションしました。特に印象に残っているのはPTの花村先輩からの「心・技・体」と「自己研鑚」についてのお話でした。「心・技・体」はコミュニケーション、患者様の目標設定、介入手技、カルテ記載などで、「自己研鑚」は医学的知識、臨床研究などがあたるそうです。これらのものを日々の仕事の中で磨いていく必要があり、そのために実務面では自分から積極的に先輩療法士に質問する方法や、先輩の業務をみて取り入れる、カルテを書いて問題点などを整理するなどの方法を教わりました。自己研鑚の部分では、自分で勉強会に参加したり、国立病院学会への参加や関東信越グループの勉強会を利用するなど自ら学んでいく姿勢の大切さを学びました。

初日の最後には、それぞれの病院の新人同士で親睦会が開かれました。
多職種の同期で、お互いの悩みやアドバイス、情報交換できたことで、皆同じような事を考えているんだなと少し安心しました。今後、多くの同期などと関わりよりよい医療提供できるようにしていきたいと思いました。

2日目は、接遇研修を行いました。内容は、仕事とコミュニケーションやクレーム処理などの仕事の基礎についてで、ロールプレイを行いながら学びました。職務遂行とコミュニケーションではPDCAサイクルについて学びました。PDCAとは、「Plan」,「Do」,「CHECK」,「ACTION PLAN」の略です。職務遂行のする際に必要される能力で、目標達成のために具体的方法を明確にし(Plan)、計画した内容に沿って、着実に実行(Do)、計画と実行結果を照らし合わせ、成果と問題点を確認(CHECK)、確認して分かったことを次に生かす為の計画を立てる(ACTION PLAN)ことを指します。これらのPDCAサイクルを毎日の業務で回していくことで、成長していきたいと思いました。また講義を聞いて、実際にロールプレイでやってみることで、毎日の報連相の大切さやクレーム対応時の言葉遣いの難しさを改めて実感し、仕事のやり方などを考え直すきっかけになりました。

3日目は、他職種合同での班別討議・発表を行いました。「タイムマシーンが使えたら」や「東京オリンピックに追加したい種目・遊び」などのテーマについて各班に分かれ話し合い、寸劇などの様々な形で発表を行いました。私の班は「国立病院機構のゆるキャラを考える」で、キャラクターを描くだけでなく、ゆるキャラに求めることは何か、そのためにどんなモチーフでどのように利用していくのかなど意見を出し合い発表しました。討議することで他職種の方から新たな考えを学ぶことができました。また多人数で意見を一つにまとめていく難しさを感じました。同じテーマの班もいましたが、各班ごとに考え方や発表の工夫が異なり、他の班の発表を聴く事もとても勉強になりました。

3日間の研修で新採用職員としてこれからどのような事が必要なのか学び、また職場や職種は異なれど、同じグループ病院として目標に向かい日々頑張る同期から勇気をもらいました。今回の研修で学んだことや感じたことを職場の中で生かしていけるよう頑張って行きたいと思います。



C14・15・16(OT)