e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

石州麺

2011年09月19日 | 麺類
石州麺は、江戸時代初期、徳川家の茶道指南をつとめ、慈光院を建立した、片桐石州が考案した「石州麺」。
奈良時代から伝わる平麺の製法に改良を加え、同寺の懐石料理として考案したとされ、金閣寺の鳳林承章もあまりの美味しさに驚いたと言います。
その後その製法は途絶えてしまった石州麺ですが、約350年ぶりにその幻の麺をよみがえらせようと、奈良の伝統料理を研究していた料理研究家・奥村彪生氏らが「隔冥記」や古文書等から存在を発見し再現しました。
石州麺の最大の特徴はソフト感とコシ、平らで長い素麺のような石州麺は、秋田名産の稲庭うどんの元祖ともされています。