e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

東濃地科学センター

2010年08月30日 | 建築物
昨年6月,卑弥呼の墓とよばれている箸墓古墳に関して以下のニュースが発表された。


【国立歴史民俗博物館(歴博、千葉県佐倉市)の研究グループは31日、古墳時代の始まりを示す箸墓(はしはか)古墳(奈良県桜井市)は240~260年に築造されたと、東京・早稲田大であった日本考古学協会の研究発表会で報告した。247年ごろと される邪馬台国の女王・卑弥呼の死亡時期と重なるため、邪馬台国所在地論争の点で注目される。しかし、この測定で箸墓を卑弥呼の墓とするには問題が残り、数値が独り歩きすることへの懸念がある。

歴博グループは、放射性炭素年代法によって 全国で出土する土器に付着した炭化物を中心に年代を測定。箸墓でも、築造時の土器とされる「布留(ふる)0式」など16点を測り、この前後につくられた他の墳墓や遺跡の測定結果も総合して240~260年を導いた。春成秀爾・歴博名誉教授は「この時代、他に有力者はおらず、卑弥呼の墓であることが確定的になった」と述べた。

しかし、土器付着炭化物は同じ地点から出た他の資料に比べ、古い年代が出る傾向がある。中国の史書「魏志倭人伝」では、卑弥呼の墓は円形とあって前方後円墳の箸墓とは異なるなど、文献上からも問題があり、会場からはデータの信頼度などに関し、質問が続出した。】


岐阜で深さ400mの穴を覗いた日,私は土岐市にある「東 濃地科学センター」へ立ち寄った。


この施設には「ペレトロン年代測定装置」があり,炭素元素中にたった1兆分の1しか含まれない炭素14(放射性同位元素)を 使って年代を測ることが出来るのだ。

そして,土岐市のお隣が,日本で1番暑い町で有名になった「多治見」。


今日も日本で1番暑いんやろか?


今日(7月31日)は大神神社の摂社・綱越神社のお祭り「おんぱらさん」。


今夜,箸墓の横で花火が開く。


「写真;東濃地科学センター」


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