今の私は、自分自身の2つの趣味である、旅行とバイクを結びつけて仕事をしているわけで、誠に幸せな環境といえなくもないでしょう。いや、これでちゃんと人並みに利益がでれば明らかに幸せな環境といえるでしょうから、早くそうなれるようにがんばらねばなりませんね。
私自身も旅人であり、ライダーであることは常に私の感性を拘束し、常に企画に対して自分の主観が入り込みます。企画を含めた業務をすべて一人でやっているE&Gでは、すべての企画が完全に私の感性に拘束されることになります。
時々、海外のツアー会社から自分の所のツアーも扱ってほしいという連絡が入ったりもするのですが、特にオフロードのツアーだと、使っている車両やガイドの経歴からどうしてもフィルターをかけて、”あの広大なところをそんな非力なバイクじゃあ走りたくないなぁ”とか、そんなことを考えて丁重に断ったりするケースも多々あります。
バイクツアーを取り扱い始めた頃に、オーストラリアのツアーの問合せをいただいたお客様から”そちらのツアーは他社と比べて魅力がない。他社ではエアーズロックまで走るような魅力のあるコースを作っているのに、そちらではどこだかわからない田舎町を走るコースしか用意できないのか”といった趣旨のお叱りを受けたことがあります。
正直な話、自分自身ライダーとしてオーストラリアは魅力的なところだと思いますし、旅行者としてエアーズロックは魅力的なところだと思いますが、これを結びつけて、かつ、ガイドつきのツアーとして運営することを考えたらあまり魅力は感じませんでしたし、今でもその考えは変わりません。
エアーズロックまでバイクで旅するなら、ガイドつきツアーはちょっとインパクトに欠けるし、別に難しいコースでもないのでレンタルバイクで一人で行ったほうが、良い旅ができると思います。この場合、ツアーとして運営すると、旅の醍醐味のひとつをにスポイルする事になると思います。
逆に、オフロードバイクを楽しみたいのであれば、エアーズロック周辺はちょっと平坦すぎて、大味なものになると感じます。オーストラリアの場合、ダートはたくさんありますが、オフロード・ライディングを楽しめるところとなると、やはり地元のライダーの案内が必要となります。
最近、あるツアーオペレーターからインドシナでバイクツアーを運営できないかという相談を受けたのですが、東南アジアは微妙なところで、旅を楽しむのであればバイクは”邪魔”。アジアは”人”で旅する所だと思うので、バイクで孤独に旅するよりも、満員の中距離バスや長距離バス、ミニバスを乗り継いで、そこでの出会いや別れを味わいながら旅した方がいい旅ができると思います。ただ、オフロードライディングを楽しむなら・・・かなり良いロケーションがたくさんありますね。満足のいく車両が用意できて、良いガイドがいれば楽しいツアーが作れるかもしれません。
あまり自分の感性を優先すると、先にあげたように批判を受けたり、多くの人には受け入れられなかったりするのかもしれませんし、ある意味それが私の悩みでもあったのです。
しかし、よく考えたら、これこそ各会社の持ち味とか特色と呼ばれるものであって、たとえば同じオーストラリアのバイクツアーといっても、各社それぞれの持ち味があったほうが参加する側には選択肢が広がって楽しいではありませんか。
ちなみに私のバイクツアー企画の持ち味は”思いっきり走れること!”
私自身も旅人であり、ライダーであることは常に私の感性を拘束し、常に企画に対して自分の主観が入り込みます。企画を含めた業務をすべて一人でやっているE&Gでは、すべての企画が完全に私の感性に拘束されることになります。
時々、海外のツアー会社から自分の所のツアーも扱ってほしいという連絡が入ったりもするのですが、特にオフロードのツアーだと、使っている車両やガイドの経歴からどうしてもフィルターをかけて、”あの広大なところをそんな非力なバイクじゃあ走りたくないなぁ”とか、そんなことを考えて丁重に断ったりするケースも多々あります。
バイクツアーを取り扱い始めた頃に、オーストラリアのツアーの問合せをいただいたお客様から”そちらのツアーは他社と比べて魅力がない。他社ではエアーズロックまで走るような魅力のあるコースを作っているのに、そちらではどこだかわからない田舎町を走るコースしか用意できないのか”といった趣旨のお叱りを受けたことがあります。
正直な話、自分自身ライダーとしてオーストラリアは魅力的なところだと思いますし、旅行者としてエアーズロックは魅力的なところだと思いますが、これを結びつけて、かつ、ガイドつきのツアーとして運営することを考えたらあまり魅力は感じませんでしたし、今でもその考えは変わりません。
エアーズロックまでバイクで旅するなら、ガイドつきツアーはちょっとインパクトに欠けるし、別に難しいコースでもないのでレンタルバイクで一人で行ったほうが、良い旅ができると思います。この場合、ツアーとして運営すると、旅の醍醐味のひとつをにスポイルする事になると思います。
逆に、オフロードバイクを楽しみたいのであれば、エアーズロック周辺はちょっと平坦すぎて、大味なものになると感じます。オーストラリアの場合、ダートはたくさんありますが、オフロード・ライディングを楽しめるところとなると、やはり地元のライダーの案内が必要となります。
最近、あるツアーオペレーターからインドシナでバイクツアーを運営できないかという相談を受けたのですが、東南アジアは微妙なところで、旅を楽しむのであればバイクは”邪魔”。アジアは”人”で旅する所だと思うので、バイクで孤独に旅するよりも、満員の中距離バスや長距離バス、ミニバスを乗り継いで、そこでの出会いや別れを味わいながら旅した方がいい旅ができると思います。ただ、オフロードライディングを楽しむなら・・・かなり良いロケーションがたくさんありますね。満足のいく車両が用意できて、良いガイドがいれば楽しいツアーが作れるかもしれません。
あまり自分の感性を優先すると、先にあげたように批判を受けたり、多くの人には受け入れられなかったりするのかもしれませんし、ある意味それが私の悩みでもあったのです。
しかし、よく考えたら、これこそ各会社の持ち味とか特色と呼ばれるものであって、たとえば同じオーストラリアのバイクツアーといっても、各社それぞれの持ち味があったほうが参加する側には選択肢が広がって楽しいではありませんか。
ちなみに私のバイクツアー企画の持ち味は”思いっきり走れること!”
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