数日前から、私のもう一つのブログ「出島DEJIMA2010」のページ項目に「資金提供・寄付のお願い」項目を作って、出島プロジェクトの企画の一つ、メイドインジャパンとイラクの子どもの絵をコラボさせる「JCICA(ジェシカ)ブランド」に対するご協力のお願いを始めました。
そして今日、郵便局から送られて来た、振替口座に振り込まれた商品代金の通知を見ると、なんと、商品代金にまざって、5万円の寄付金と思われるお金が記載されていました!
通信欄には特に記述はなく、お名前のみがカタカナで表記されています。
ご本人の許可をいただいていないので、ここにお名前は出しませんが、その名まえから察するに、その方は、テレビディレクターを辞めてから知り合った方だと思います。
本当にありがとうございます。
実際に寄付をいただいてみると、こんなに嬉しいものだと初めて知りました。
実は、先日、テレビ時代の知人からも連絡をいただき、商品を購入した方が良いか、もしくは軌道に乗るまで資金が厳しいなら、現時点では、その代金分を資金提供として振り込んだ方がよいかというお電話をいただきました。心遣いに、本当に感謝しています。
もちろん、普通に商品を買って下さった方にも感謝しています。
この場合は、当然イラクの支援にもなるわけですから、購入者のその思いをずっと繋げて行くためにも、この事業をちゃんと軌道に乗せねばと、商品が一つ売れるたびに感じます。注文のメールには、励ましのお言葉をいただくこともあり、同志を見つけた気分になり、作業を一人でやっている不安を忘れられます。これまで、イベント会場で対面で買っていただいた方の言葉にも、随分力をいただきました。
自分が寄付金を集める仕事を始めようとしながら、もっとも助けられているのは自分であるとつくづく感じています。
当初は、寄付を目指す商品のプロジェクトをやる自らが寄付をお願いするのはどんなものか・・・と思ったりしました。しかし、次の展開のアイディアは浮かんでくるし、911から10年目という今年にこそ、それらのアイディアを実現し、イラクやアフガンの現状をより広い層に伝えたい。ここはなんとか今年中に企画を進めたい。
しかし、日に日に資金は枯渇に近づき、かといって、ほぼ一人でこのプロジェクトの作業をしているため、他の仕事をして資金を稼ごうにも、そんなに時間的に都合の良い別の仕事は見つからない。
考えた結果、みなさまのご協力を仰ぐ決心をした次第です。
そして、今日、はじめての寄付を受けました。感激です。こんなに嬉しいものだとは思っていませんでした。勇気が湧きます。
関係ないんですけど、かつてお給料を毎月もらっていたときは、あまり考えないでお金を使っていたんだなあと気づかされます。お金はモノを買って喜ぶためだけにあるのではないんだなあということも。そしてまた、モノを選んで納得して買う事には投資や出資の意味がある事も。
自分の意に沿う利用のされ方をする場所にお金を渡すことって、周りの世の中が、自分の住みたい世界にシフトしていく可能性を買うことなのでは
ないでしょうか。
情けは人のためならずってこういうことかなあ。
でも、嬉しがってばかりもいられない。
その分、事業を軌道に乗せるべくより一層がんばらねば!
今日、「資金提供・寄付のお願い」のページにも加筆したのですが、事業が軌道に乗り、バイトさんくらいはお願いできるようになれたら、販売サイトに、イラクや中東の情報、日本の製造業の話や、今ならTPPの話題など、商品に関連のある話題を掲載して、ある意味、メディア的機能も果たせたらと思っています。
たとえば、マスメディアなどにあまり載らないフリージャーナリストのネタ等を掲載し、原稿料を支払えるようにできたら・・・。
例えば、私がディレクター時代、タリバンの元外相のインタビュー素材がテレビ局に持ち込まれた事があったのですが、日の目を見ませんでした。
私は見たかったけど、局内のどの番組にも、それを買おうというプロデューサーはいなかったようです。まだ妄想ですが、そんな素材をこうした場でも発表出来たら嬉しいのですが・・・。
資金はないけど、妄想だけは広がります。
商品が順調に売れてゆけば、いろいろなことを実現する可能性がでてきます。しかし、現在のペースの売り上げでは、まだまだ次の商品開発までの十分な資金は望めません。
そのためにも、現時点では、さらなる商品開発資金のご協力を切にお願いする次第です。
ひきつづき、みなさまのご協力をお願い致します。
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