このところブログを更新していなかった。
もはや、商品開発をして自分のウェブショップで販売し、それを生活につなげる事が厳しくなって来て、生活のためにひとつwebサイトでの編集執筆の仕事を始めたのだが、それに思ったより時間をとられてしまっている。最近ではバイトという範疇には収まらなくなって来ている。
<お金のこと>
ツイッターで仕事を辞めましたを書いてから、はや1年半。やはり3・11の震災の影響は大きく、自分の中でも微妙に考えが変わって来ている。いろんな迷いの中ではあるが、とりあえず、自分の今のスキルを使ってギャラとしてお金をもらえる仕事をして生活を安定させねばならない。少しずつお金を増やして行かないとどうにもならない。そんな感じになったためにギャラ仕事を始めた。たまたまちょうど話をもらったというのもある。お金がすっからかんになろうとしているところに、ギャラ仕事の話。やらない選択肢はなかった。
これまで協力していただいた皆さんには本当に申し訳ないと思いながらも、生活する程の売り上げが見込めないウェブショップにこれ以上力を入れることもできず、ギャラ仕事をしている。しかし、働いているにもかかわらず、今、一生の中でもっとも貧乏な状態なのである。
というのも、フリーランスへのギャラの振込というものは作業の2ヶ月後末日とかになるということだ。この仕事でも、準備作業は8月末に始め、当初、9月半ばから開始ということで準備していたのだが、先方の都合で開始が10月からに。そうなるとギャラは10月分からしか入らないのだそうだ。準備期間の作業は賃金にカウントされない。ライターでも、テレビの放送作家などでも、企画書出したりしてる分は特にお金にならない。企画が通って本や番組になって初めてお金になる。8月半ばに話をもらって、これで食いつなげると思って始めたは良かったが、予想に反してまだお金は入って来ない。この間、その仕事に結構時間をとられて即金の仕事をするほどの余裕もなく、収入のないままさらに2ヶ月以上が過ぎてしまった。先方のご好意で、ギャラの一部を個人的に前借りさせてはもらったものの、一部であって、厳しい。最初の振込は結局11月末。それまでにも光熱費の支払い、カードの支払いなどがある。ギリギリの綱渡りである。なんか財布の小銭とかも数えてしまったよ。なのに、昨日はNPOの手伝いに一日出ていた。私はアホなんだろうか。でも、手伝いしてる間はお金掛からないし、軽食も出るし、ただでお手伝い先のイベント歌舞伎の音曲を聞けていい事ずくめではある。それにしても、どれだけ貧乏なんだ、私ww
出版関係の仕事をしている友人などは常々言っているが、出版社からの編集料などの支払いは平気で遅れることが多いそうだ。編集長が請求書を経理に廻すのを忘れてて、さらに一ヶ月遅れるとかザラらしい。やっぱサラリーマンやってると一緒に仕事しててもフリーの大変さなんて分からないん人もいるんだろうな。ダブルインカムでなく、一人でフリーでやって行くって大変だと、いまさらながら実感している。
まあ、ギャラが入るまでのあと10日間のひやひやを存分に楽しむことにしたいと思う。心臓に毛が生えるとはこのことで、もう嫁に行くとも思っていないが、自分ながら本当にかわいげがない。心のどこかに乙女な心が残っているかと思っていたが、このところ本当に心のその辺に死亡フラグが立っている感じ。ただ、そういう幻想の乙女も、この消費社会によってつくり出された幻なのかなとも思う今日この頃。だからだろうか、最近、GQオヤジみたいなのが一番苦手かもしれない。GQオヤジとなんとなく書いたが、ちょい悪ってことかな、ちょっと違うかな、まあテキトーです。
それはおいといて、一個忘れていた。
唯一、支払い期限の話で腹が立つのが東京電力だった。被災地で電気代払えない方の電気止めて非難浴びてたけど、こういうインフラを持ってる企業が民間会社で、支払い期限を一ヶ月過ぎると、有無を言わさず不在でも止めますという脅しの書面がやってくるという事実。私も、今や給料口座は使っておらず引き落としが機能しないため、ちょっと支払いを忘れていると、これが来る。さすがに、最終期限を過ぎても払わなかったことはないので、本当に止めにくるのかどうかは体験しなかったが、「重要」というお知らせまではもらった。「お支払いいただけない場合は◯月◯日以降、ご不在でも送電をお断りすることになりますので、ご承知おきください」とある。「ご承知おきください」だ。たとえば、11月9日に検針した電気代の支払い期限は12月9日、それを20日過ぎると、電気の供給を停止する事があると電気供給約款に書かれている。そして、その10日後に電気止めますよとの脅しの書面が届く。
ライターのギャラは振込が遅れても、「ゴメン」で済まされることも多々あるのに、生活インフラの電気の料金は期日を一ヶ月遅れると、止められてしまうという情け容赦のなさ。結局はインフラを握っている者の強さというか、自分は一貫して原発反対だっただけに腹が立つ。使った分だけ払うのは当然なのだけれど、日本の電気代は高いし、東電がかけた迷惑をマイナスに換算してはくれないのだろうか?
続いて、善意についてを続けるつもりでしたが、長くなるので分けます。
わー、もうちびまるこ始まってるじゃん。こんな時間!