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私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






今回、栄冠ゼミに通っていた
皆さんの先輩のテスト前の勉強法で、
実践的な勉強法をご紹介いたします。


その先輩の勉強はいたってシンプルな暗記法なのですが、
やり方が徹底しているところが特徴的です。


まず、各教科で、暗記で点数がとれる箇所を把握します。

国語なら、漢字・作品名・作者名
英語なら、熟語・単語
理科・社会なら、重要単語

とにかく、自分が大事と思える単語を全て、
レポート用紙に書き出します。


ここで大事なのは、漠然と書き出すのではなく、
テスト範囲内の教科書に書いてあるものだけを
書き出します。


よく、良い点をとろうと、過去門、参考書や塾・学校のプリント、
今なら、インターネットの情報なども含めて、全て網羅しようと
思われる方もいると思いますが、


興味がない分野で、漠然と情報を収集し、
それをまとめる作業は苦痛でしかありません。
さらにそれを覚えるなど、不可能でしょう。


その先輩は、教科書以外の情報に目を向けませんでした。


その代わり、教科書に書いてある情報は全て書き出しました。
そうすると、おもしろいことがわかったようです。


国語で言えば、漢字で60~70個、
社会や理科などでも多くて80~90個ほどしか、
覚えることはないのです。
注:あくまでも暗記する単語などでのことです。
  数学や理科などでは計算、英語や国語などでは
  文章の書き取り・読み取りなどあります。


そうして、その60~70個を書き出したら、
それ以外の情報は全てシャットアウトしたそうです。

逆に言えば、それを全て覚えれば、
少なくとも60~70点はかたい!と思い込んでいたそうです。


テスト1週間前から、それ以外の勉強は
しなかったようです。


その暗記方法も徹底しています。


書き出した60~70個の単語などを一番最初から暗記していき、
途中間違えたりした場合、また一番最初から順番通りに覚えていくの
繰り返しです。


大抵の人は、暗記を間違えた場合、答えを見て、
あ~間違えちゃった、覚えておこう。さぁ次だ。
と先に進めようとするのですが、
その先輩は、暗記を間違えた場合、先に進まず、
一番最初からやり直します。


当然最初の方の単語なんて、覚えていますから、
別に最初からやらなくてもいいのですが、
その先輩いわく、
「一度でも間違えたら、一番最初からやり直すという
 面倒な作業になる。そうしたくない!」
という気迫で暗記していかないと、覚えないとのことです。


結局、そうやっている内に、初日は70個のことを
暗記する(一度も間違えないで最後まで暗記する)のに、
2~3時間ぐらいかかるそうです。

この1枚覚えるのに2~3時間ぐらいかかるレポートを
5~6枚覚えるのですから、テスト前のほとんどの勉強は
この暗記法だけになってしまってたようです。


それはそれで問題なのですが、
その方法で、彼は確かに点数を上げておりましたので、
これも一つのやりかただと思います。


初日に覚えたレポートは次の日にも全暗記を試します。
当然、間違えたら、一番最初からという枷もあります。
しかし、一度最後まで暗記できたら、
次の日は、20分もかからないそうです。


単語の書き出しのところで、いい忘れておりましたが、
単語の書き出しは、必ず教科書に載っている順番に書き出します。
単語を追加する場合、面倒でも順番どおりの位置に書き足すそうです。


これは学校で行われるテスト問題のほとんどが、
教科書の単元の順番どおりになっているからです。


歴史や地理などのテストが一番わかりやすいですが、
教科書の順番どおり、年号なども順番どおりに出題されることを
考えれば、理にかなっていると思います。


そうして、覚えた全てをぶつけて、
彼は平均点よりちょっといい点を毎回とっておりました。


なぜか、平均点よりいい点だったのには、
ちょっとした理由があったみたいで、
彼が笑いながら言っていたことを追記しておきます。


上記の60~70個の単語の全暗記をしても、
当然、その60~70個の単語で出題されない単語もあります。
60~70個の単語に書き出していなかったものが答えだったりもします。


そういう問題が出たとき、彼は答えを白紙で出すのではなく、
せっかく覚えた60~70個の単語をきれいに埋めていったそうです。


そうすると、先生の心証もよく、
テストでの点数は悪くても、成績に影響があるそうです。
あわよくば採点ミスしてもらおうという魂胆があったようですが。


実際それで、成績に反映されたかどうかはわかりませんでしたが、
赤点ギリギリだった教科にこの方法をとりいれたところ、
正答はしてないものの、心証が良かったのか、
赤点を免れたという話を本人は自信満々に言っておりました。


彼のやり方をオススメするわけではないですが、
一つだけ彼に教わるところがあるとすれば、

「答えを白紙では出さないこと。たとえ間違っててもいいから、
 自分の勉強した結果(覚えたこと)を答えの欄に記載すること」

これに関しては、皆さんにぜひ実践していただきたいと思います。


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