私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






塾でも夏期講習の前半を今日で終えます、教科によっては、早くも宿題を終えた方がいます。


夏期講習前半として、提案させて頂いておりました、
『宿題を7月中に終わらせる』という題目は、
実現半分だったかもしれませんが、各塾生に“意識付け”はできたかと思います。


塾生によっては、夏期講習後半までには必ずやってくる、
(宿題が)終わっていなければ、塾がある日に居残りしてでも、
終わらせると言ってくれております。


そこまでの気持ちがあれば、必ずやり切れる、終わらせるだろうと、
期待しております。


自ら目標・目的を決め、自制し、やり切る、やり終える、体験・経験することは、
必ず実力・自信・成果をあげます。


努力=ずっとするものだと勘違いする方がいるので、
ここで言っておきますが、努力は過程に過ぎません。


やり切る、やり切った、やり終えた後に、あー今まで“努力”したなと
気付くものです。


よく生徒の皆さんが“努力”が足りない、足りなかったと言いますが、
“努力”したかどうかを問う前に、自分が思い描いた、想定した計画・目標・目的を、
“やり切った”“やり終えた”かどうかを問いただして下さい。


やり切っていない、、やり終えていないのであれば、“努力”は途中のもので、
それは“努力”とは言えません。


やり切って。やりおえて、そこではじめて「努力」になるわけです。


そういった意味で、夏休みの宿題は、一番わかりやすいと思います。


やり切って、やり終えて、提出日に提出して、はじめて「努力」に対する評価がされます。


今後の、二学期以降の授業中、普段の宿題・勉強、テスト勉強においても、
やり切る前から、やり終える前の段階で、「努力」という言葉を使わないで下さい。


昨今の生徒さんを見ていると、ややこの傾向が強くなってきていると思います。


昔でも、普段の勉強・宿題を、サボる人、ふざける人、忘れる人といましたが、
最後の最後、“やり切る”“やり終える”ことに関してのエネルギーは凄まじいものでした。


徹夜してでも、何としてでも、宿題・勉強を終わらせる、そういう気迫が感じられました。
感じられたといいますか、実際に成果物(やり終えた宿題)を持ってくる、
または提出日までに提出したという“事実”を聞きました。


今は、遅れても平気、出さなくても平気、別にやろうがやらまいがは個人の自由でしょ、と
(半ば)約束・強制されていることに対して、お気楽、お気軽に考えられています。


そういった傾向があるからこそ、年々、学校は、学校の先生は、
生徒からすると罰則を厳しくしているように見えますが、
実際は昔からさほど変わっておりません。


宿題のような約束事、これは確かに一方的な、半強制的な、
各個人の意見を無視しているように思えることかもしれませんが、
この約束事を交わすことを、約束を果たすことを拒否あるいは無視していると、
社会に出て、とんでもないこととなります。


自分が拒否・無視する側に常に立てるのであれば良いのですが、
皆さんがそうであるように、相手側もその立場だった時、
いや~約束なんてあってないようなものでしょう、なんて言われて、
皆さんが不利益、不都合、不備になったら、どう思いますか?


これもまたなってみないとわからないことかもしれませんが、
進級・進学がこれにあてはまらないことを願います。


学校は進級・進学を100%の保証はしていません。


保証しているのは、学校側が提示している一定の基準を満たしていれば、
進級・進学を保証するということです。


受験・推薦テスト、模試などでの合格判定でもそうです。


受ければ絶対100%合格! なんて謳っている高校・大学はありません。


保証されている内容、約束されている内容、
これが相手が一方的に、強制的に作ったものだろうが、なんだろうが、
相手が“それ”を提示している以上、“その条件”を満たさなければ、
何も得られない、言えない、できないというものです。


学校、学校の先生は、皆さんにどんな提示をしていますか?
どんな基準があると言っていますか?


一回一回、その都度その都度、何かあるたびに、
詳細に説明されなかった? たまたま聞いていなかった?
それほど言われていない? 大事だなんて思わなかった?


人間ですからミスはあります、それは認めますが、
何でもかんでも、全てが全て、“ミス”の一言で片付くと思ったら大間違いです。


塾の講師の方で面白い言い回しをしておりました。


間違えるということは罪である、そしてその罪に対して、
少なからず罰が与えられる、与えられている。


極端な言い回しではありますが、これは“テスト”において、当てはまっております。


間違えた解答に対して、×印がつけられ、点数が引かれ、成績が引かれ、
そうやって罰が溜まってと、進級・進学不可という罰が与えられるということになります。


特にそんなことをいう学校も、先生もおりませんが、実際のところいかがでしょうか?


罪の度合いによりますが、皆さんそれぞれ「罰」を与えられていませんか?


もし身に覚えのない「罰」を与えられているのであれば、きちんと抗議されると
良いと思います。


話がかなり脱線してしまいましたが、夏休みの宿題は学校から、学校の先生から、
必ず「やってくる」「やりきってくる」「やり終えてくる」ように、
提示されているはずです。


やってもやらなくても良い宿題は、「やってもやらなくても良い」と提示されているはずです。


提示されている以上、約束事です。


そしてその約束事を破る、拒否する、無視する、という
学校・先生側からしてみたら、間違った結論を出してしまうと、
その間違いに対して、「罰」を与えざるおえないということとなります。


ですので、夏休みの宿題、まずは「やり切って」「やり終えて」みて下さい。


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