 栄冠ゼミ (著)、330円(税込) 私立校・中高一貫校生の二学期中間テストの勉強の仕方を紹介
１０月になりました。
今年の１０月は１日、月曜始まりの月初となります。
実に良いスタートを感じられると思いますが、
中間テストは１０月だから、勉強は１０月から！と
決めていた方は、“今日”から最高のスタートを切って下さい。
今日を逃すと、とりあえず今週末から来週の頭の連休で、
それを逃すと、テスト２週間前、１週間前になったらと
先延ばしになることでしょう。
決めつけるなと憤慨する方は、今年の夏休みをどう過ごしてきたのか、
よく思い出して下さい。
夏休みの宿題を７月中に終える、お盆までに終えるといったことが
出来たかどうかの結果が、この時になって判断材料とされることになります。
記録化、情報化が進むこれからの世の中は、実績の無い方の意見や挑戦を
信じてくれる人はどんどん少なくなっていくことでしょう。
熱意や情熱など、数値・数字として見ることのできないものに対して、
人は、実績や過去の経歴を重視します。
このことは昨今の若い人のほうが顕著に傾向に現れているように思えます。
自分自身のことに関しては、そういった実績や経歴に疎い、気にしないと
している方は多いかもしれませんが、他人のことに関しては、かなり
厳しい冷めた目で見ていると思います。
それも、自分の人生の時間やお金などをその人に投資してまで、
その人を信じるということは少ないことでしょう。
自分のことは決めつけるな、信じろという割には、
他人にはシビアに冷静に決めつけるのはあまりにも自分勝手だと思いますが、
いかがでしょうか。
それは逆に、自分自身に対してもシビアに冷静に見ていることなのかもしれませんが、
自分を通して他人を見るように、他人を通して自分を見るようにもしてみて下さい。
この１０月になってから勉強し始めて、必ず感じることでしょうが、
『土台がないのに効率を求めても意味がない』というより、
思った以上に、想像以上に、理想通りに、勉強が進まず、捗らず、
それどころか宿題も溜まっていく一方で、少しも減らないということが
ストレスを溜めていくことになるでしょう。
４月から９月までの半年間で、『なってみて気付いた』ことでしょうが、
思った以上に、想像以上に、『基礎』『土台』が抜け落ちていて、
この二学期からの勉強はもちろんのこと、テスト前になったにも関わらず、
自学自習の勉強が進まずに苦しむことになっている、なるでしょう。
各個人個人が、今年度以降は多くの人が、そんな苦しみ、葛藤、悩みを抱えているにも
関わらず、今で言えば、『空気を読まない』テストが出されることになると思います。
学校・先生側は、
『そんなことは知ったことではありません、あなた自身の問題で、あなたの自己責任です』
と言わんばかりのテストを用意してくると思います。
部活動、学校行事、私生活とで、泣き言を言いたくなるほど忙しい、時間が無いかもしれませんが、
今年度以降は、この傾向がどんどん進み、厳しくなっていくことが予想されます。
そんな状況・状態でも勉強することを余儀なくされるのが、
これからの私立校・中高一貫校生としての『学力』『能力』として、
求められていくことになります。
夏ごろから書いておりますが、この私立校・中高一貫校生としての『学力』『能力』に加え、
一学期から夏休みまでの私立校・中高一貫校生としての『適性』が、無いと判断されると、
これから先の『学校生活』『勉強』についていけないと判断されることが予想されます。
“ついていけない”と判断されると書きましたが、それは『判断』ではなく、
『結果』『記録』に対して、厳しい処罰、進級・進学できないことが決定するだけでなく、
学業不振での転校、退学とまで余儀なくされる可能性があるということになります。
今年度から早速そうしてくるという学校は少ないかと思いますが、
今年度以降“積み重なって”いく『記録』によって、徐々に、あるいは一気に、
そこまで追い込まれることになると思います。
非常に残念な話ではありますが、昨年度から借金、ツケを溜め込んできた方、
あるいは、今年度一学期においても、複数教科において、絶望的な点数、成績を収めた方の中には、
早ければ二学期中間テストを終えた時点で、遅くとも二学期を終えた時に、『通告』されると思われます。
そうなってからは、もう誰も助けられないどころか、２０２０年度の教育改革での
変化・変更によって、今後がどうなるのかわかりませんので、“正しい”『助言』すら、
出来る人は少ないでしょう。
今年度よく書いていることではありますが、２０２０年度前後において、
こうした状況・状態になった場合、実験世代の『落ちこぼれ』の第一号ということに
なりますので、本当に、どうなるか、『なってみないとわからない』ということになります。
今までは、浪人して大学受験をする、留学して帰国子女として返り咲く、
専門学校へと進学する、あるいは、もう学業の道を諦めて、就職するなどの選択肢で
ある程度のその後の予想が出来ましたが、今後、学業、勉学の道に再度進むことに関しては、
教育関係者といえど、『どうなるか』わからないというのが、正直なところだと思います。
それは、私立校・中高一貫校で進級・進学できなかったことで、
目覚めて、爆発的に勉強し始めたとしても、の話です。
そういったどうなるかわからない状況・状態になってから爆発的な勉強をするくらいなら、
出来ると思う、言うくらいなら、通っている私立校・中高一貫校で、“確実に”進学出来るという
道を用意され、そのための『基準』を満たすための、各学期の成績、定期テストで点数を取るための、
『勉強』に注力するほうがよっぽど楽で効率的だと思うようにオススメします。
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