2022年3月26日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

春休み一週間経って、何している？　何を残した？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2022-03-26 13:34:20

私立校・中高一貫校生　春休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介

先週末に終業を迎えた方も、
春休み一週間を
フルに漫喫されたと思います。

『休み』の期間、日なのですから、
どこで何をしようが、個人の自由、
勝手ではありますが、何をしてきたか、
何を残してきたかは、一生付きまとう
こととなりますので、よく考えておくことを
オススメします。

教育関係者がこう書くと、
『だから、勉強しておけ』って、
言いたいんだろうと、思われるかも
しれませんが、勉強に限らず、いえ、
むしろ、勉強以外のことのほうが、
より如実に、他人との、何よりも、
過去の自分との、『差』を
見せつけてくることでしょう。

その差が、自分の理想と現実に、
近づけている『証拠』となれば、
充実した日々、満足、漫喫出来る
人生となると思いますが、
遠ざけた『証拠』となった場合、
悩み苦しめられる、恨めしいものに
なっていきます。

大抵の方は、ある程度のところで、
妥協や区切り、諦めをもって、
別の道、選択を選んで、納得して
いきますが、情報化・記録化が進んだ
これからの世界、社会を生きる皆さんは、
身近に成功している方の成功例や成功談を、
見聞きすることが増えていくことでしょう。

そうなった時、後悔や諦めといった感情が、
ふと湧いて出てきてしまうことになると思います。

受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校生の場合、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことですが、
進級・進学、つまり進路に、このことが
大きな影響を与えることになります。

多くの進級・進学出来なかった方を、
見聞きしてきましたが、ほとんどの方は、
『納得』されません。

それこそ、学校や先生に食って掛かる、
恨み節を言うなどのようになります。

まぁ、進路＝ほぼ人生がかかっている事ですから、
そうなるのは当然のことだと思いますが、
昨今の傾向として、これが親子で逆転してきています。

つまり、昔は、お子さんが、学校や先生に対して、
『こんなに頑張ったのにどうして認めてくれないんだ』
『頑張れば、進級・進学出来るって言っていたじゃないか』
と訴えかけるかのように、本気で悔しがり、納得できない、
どうにかして欲しいと懇願していました。

その姿を見て、親御さんは、自分の責任だろう、
仕方ないことじゃないか、長い人生においては、
社会に出れば、こういったこともある、
良い勉強になっただろう、と諫める言動、
態度、姿勢を取られることが多かったです。

しかし、昨今は、親御さんのほうが、
『子供がこんなに頑張ったのに、
　どうして認めてくれないのですか』と
いった言動、態度、姿勢を示す傍ら、
お子さんは、どこ吹く風の他人事のように、
あっけらかんとして、どうでもいい話として
聞いていることが多いです。

お子さんのほうが、諦めが良い、
潔いような感じに見受けられますが、
その実、進級・進学出来ないことが、
何を意味するのかわかっていない、
大したことじゃないと思われているように
見えます。

進級・進学出来なかったという『記録』が、
後の有名大学合格の布石、美談となるか、
『足枷』『汚名』のようになって、
足をひっぱることになるか、
情報化・記録化がどんどん進んでいく、
これからの世界、社会において、
どう転んでいくことになるか、
計り知れません。

そのことを、学べなかった、教えられなかったと、
『なってみて、わかった』とならないように、
しておくことをオススメします。