「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

日本気象学会はインフォームドコンセントって知ってますか?

2011年04月29日 | 原子力発電問題
要は、放射性物質の拡散予測を公表する事が誰のメリットになって、公表しない事が誰のメリットになるのか。

この問題の本質はメリットとデメリットの比較考量を「誰の立場で行うか」です。

これが医療現場なら、当然患者の立場が大前提です。

そして、「いかにこの治療をする事が大切か、この方法が適切か」を患者自身が納得するまで説明する責任をインフォームドコンセントって言うのですよね?

情報公開は誰のためにあるのか。

今回は被災した地域の皆さんへの実害と不安感を払しょくするために、正確な情報の公開が求められているのですよね。違いますか?

もう1回、学会内で統一見解を出してみたらいかがでしょうか?

【記事】

予測公表自粛に反発 気象学会理事長の声明

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110429/dst11042919080021-n1.htm
2011.4.29 19:07

 福島第1原発から放出された放射性物質の拡散予測の公表を控えるよう、日本気象学会理事長の新野宏・東大教授が学会員向けに要請したところ、学会内で反発が広がっている。

 理事長は3月18日、学会ホームページで学会関係者が不確実性のある情報を出すことは「いたずらに混乱させることになりかねない」と指摘。「防災対策の基本は信頼できる単一の情報に基づいて行動すること」とし、放射性物質の拡散予測結果などの公表を控えるよう求めた。

 これに対し、気象学会員の山形俊男・東大教授は「危機的状況だからこそ予測を発表して政府を動かす必要がある。科学者としての各人の役割があるはずだ」と主張。「学会は官僚主義的になってしまっている」と指摘した。


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