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「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

総選挙立候補予定の皆様!原発を確実に全廃できる根拠を教えて下さい!

2012年11月28日 | 原子力発電問題
まずもって「脱原発」と言っていると思ったら、今度は「卒原発」なのだそうです。

それも、どのような根拠で見通しが立っているかわからない「2030年代の原発ゼロを目指す」という政府方針をさらに超えて、「段階的に原発をあと10年で止める」と日本未来の党は言っています。にわかに信じがたいですね。「本当にできるんですか?」と聞きたい。

何よりも、この2020年でも、2030年でも良いのですが、「ただやりたい」だけで、出来る事と出来ないことがあります。

廃炉でさえ50年かかると言われて、画期的な廃炉技術でさえ、見通しが立っていない現時点で、なぜ「止める方針だけ先に決めれるのか」無責任極まりないと思う方が冷静な判断だと思います。

よく未来予測手法に「デルファイ法」がありますが、今回の「脱原発」「卒原発」議論の中で、誰ひとり、「デルファイ法に基づき●●年までに脱原発を目指します」と言った国会議員をしりません。

「脱原発」でも、「卒原発」でもかまいませんが、本当に、科学的知見に基づく判断なのですか?1回聞いてみたいですね!

総選挙立候補予定の皆様!「止めたい」という動機ではなく、原発を確実に全廃できる具体的な根拠を教えて下さい!

【関連参考資料】

デルファイ法delphi method / delphi technique

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/delphimethod.html

 専門家グループなどが持つ直観的意見や経験的判断を反復型アンケートを使って、組織的に集約・洗練する意見収束技法。技術革新や社会変動などに関する未来予測を行う定性調査によく用いられる。

 デルファイ法ではまず、予測したいテーマについて詳しい専門家や有識者を選んで意見を求める。得られた回答は統計的に集約して意見を取りまとめ、これを添えて同じ質問を各専門家に対して行い、意見の再検討を求める。この質問とフィードバック、意見の再考という過程を数回、繰り返すとグループの意見が一定の範囲に収束してくる。この意見集約によって、確度の高い予測を得ようというわけである。

 一般に、専門家同士の意見の集約・合意を得る方法として、会議や審議会、パネルディスカッションといった意見交換法が用いられるが、これらの方法は「グループにおける優位者や権威者、声の大きな者の影響」「テーマと無関係な意見、反対のための反対」「意見の統一に対する圧力」などによる偏りが考えられる。

 デルファイ法は「匿名の回答」「反復とコントロールされたフィードバック」「統計的なグループ回答」という特徴を持ち、師弟関係や友人関係といったテーマと関係のない影響力を極力排除するよう配慮される。

 意見の集約は、中央値/四分位範囲を使うことが多い。得られた回答を数値順に並べ、その中央値の確からしさを1、上位の四分位値(第1四分位値)と下位の四分位値(第3四分位値)の確からしさを0.5として、上下それぞれ4分の1の部分に入る“外れ値”を除いたものを集約された意見として、各回答者にフィードバックする。



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