中野笑理子のブログ

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冬支度

2016年11月05日 | 日記


晴れた日の昼間は暖かいけれど、朝晩はかなり冷える季節になりました。

我が家は全てフローリングで、畳の和室がありません。

けれどもやはり日本人のDNAなのか、畳の上でゴロゴロする快感は手放せない。なので、夏の間はユニット畳というものを敷いていたのですが、さすがに肌寒い。

そういう訳で、重い腰をあげて畳を全てひっぺがして掃除し、冬用のモフモフフローリングクッションを敷きました。

前の家にいた頃は、『火入れ式』と題して、炬燵を出していましたが、今の家は魅惑の床暖房付きなので、もうこれだけで万全なのです。

けれども悲しい哉、モフモフを出しても、嬉しそうに我先にゴロゴロと、ど真ん中を占領しに来る、かわいくてあたたかい小さな生き物が今年はいません。

去年の今頃、生まれて初めての床暖房に、溶けかけのお餅のように伸びきって狂喜乱舞していた黒猫王子を思い出してしまい、泣けてきました。

冬支度いつまで続くペットロス

ぐすん。









シロさん

2016年11月04日 | 日記
毎日介護に通っている母の家の近くで出会った白い中型犬。

コンタクトレンズをしていなかったので、その大きさと白さから『何故こんなところに羊が!』と、固まっていると、向こうもじっとこちらを見ている。しばしの間、見つめあった末に、向こうからホタホタとこっちに近づいてきて、犬だとわかりました。

母の食べ残した焼き芋があったので、恐る恐る近くに置くとずんずん近づいてきて、匂いを嗅いでフンッ! と鼻を鳴らしたかと思うと、タッタッタと足取り軽く闇の中に消えて行ってしまいました。

それからしばらくして、キャップに『犬』と書いたペットボトルとボウルをいつも前カゴに入れている自転車を発見し、もしや……と思っていたら、その水をボウルに入れて木の根元に置いているご婦人に出会いまして。

犬は元々、近所に住んでいた老夫婦の飼い犬だったけれど、8年ほど前にご夫婦とも施設に入ってしまった為に家なき子になってしまい、以来こうしてご近所さんが世話をしているという話を聞きました。

そしてご婦人は言いました。
『この子はシロさんと呼ばれていてね、このあいだ家族でジンギスカンを食べに行った時に、お肉を箱で買って帰って冷凍してね、少しずつ解凍してあげているのよ』

何ィ?!
ジンギスカン!!

そんな良いものを日頃から食べていたとは!

そりゃあ焼き芋の切れ端なんか、鼻でフンッ、に決まってますわな。
失礼しました。












来た来た、来た~!

2016年11月03日 | 日記

残念ながら、靴下ちゃん ではなく。

昨夜ブログを書いていると、背中がゾクッ!

慌てて厚着し、裸足の足にもあったか靴下を履き、首にもタオルを巻いてと、バタバタしていると来ました!

喉の奥がめくれあがるような、こむら返りのような、筋肉痛のような違和感。

これは間違いなく、風邪のサイン。

初めて遭遇した時は、夕方、会社でパソコンにむかっている時でした。なんだ? 何なんだ、この変な痛みは!
何か悪い病気の兆しでは……と、怖くなったものです。

早々に布団に潜り込んで、体温計を脇に挟むと、37度。良かった、大したことなかった! と、もう片方の脇に挟むと今度は38度を越えています。
もう計るのが怖くなって、そのままおやすみ文庫(枕元に積み上げている眠る前に読む本たち)にも手をつけずに就寝しました。

普段の倍ほどの時間を眠って、喉の痛みで目覚めたけれど、熱は下がっていました。

取引先の方にも、インフルエンザで休んでいる人がちらほら。
学級閉鎖もでているようです。

そんな時節柄、皆さまもどうぞご自愛下さいませ。



今日朝一番に嬉しかったこと

2016年11月02日 | 日記
今朝起きて、テレビのニュースで伊集院静さんの紫綬褒章の受章を知った。

購読している新聞に、以前連載されていた『東京クルージング』は第一話から切り抜いて保存している。
もちろん新刊が出版されたら購入するけれど、それまで待ちきれないので、好きな文章や話の回をことあるごとに読み返している。

伊集院さんの文章は、小説でもエッセイでも、読んでいて思わずハッとなる所があり、それらはなんというか、なかなか入手できない貴重なスパイスのようで、自分で作品を書くうえだけでなくて、この世知辛い世の中を生きていくなかで、少しずつ大切に使って助けてもらっている、私にとっては、そんな感じの貴重品のようなものなのです。

この夏、色々とつらいことがあった時も、『不運と思うな  大人の流儀6』を読んでなんとか耐えることができました。

この受章がきっかけになって、今まで伊集院さんの本を読んだことのない人達が、伊集院さんの本を手に取って読んでくれたら、日本の将来が少し変わるかもしれないとさえ思う。

そういう訳で、今日は一日中幸せな気分で過ごすことができました。

伊集院静先生、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。







靴下ちゃん

2016年11月01日 | 日記
野良ちゃんなのだけど、会うと鳴きながら走ってきてくれるのです。
膝の上には来てくれないけれど、ベンチに座って横をポンポンと叩くと、ちょこんと飛び乗って来るのです。
両手、両足の先が白くてまるで靴下を履いているようなので、勝手に靴下ちゃんと呼んでいます。
寒くなるからウチの子になったら?
と只今絶賛口説き中。
彼女は、いろんな人からご飯をもらって、ブラシやノミ取りもしてもらったりして、人にはそこそこ慣れているものの、自分で雀を獲って食べたりと結構ワイルドな面もあり、完全な家猫にするのはちっと難しいかもしれませんが。

今年の夏は早かった。お盆休みが取れず、介護中の母の認知症もさらに進行し、そこへ夫が救急入院で、誰かの胸に飛び込んで泣きたい気分でしたが、泣く暇も飛び込む胸もなく。

タイトルの靴下ちゃんは、後ろからの抱っこは出来るようになりましたが、まだまだ時間が必要かも。
木枯らし1号も吹いたし、ウチにおいでよ~!

う~ん、どうしよっかな~?!
マッサージしてもらいながら、お手手ペロペロ。
マイペースな靴下ちゃん。