ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

おもてなし

2011-05-21 | 大阪日記

医療はサービス業だと思っている人がいる。医療をビジネスだと思っている人もいる。しかしながら、私たちがしているのは、『保険診療』である。病院は、ホテルや飲食店のようなサービスをするところではない。

もしも利休があなたを招いたら 茶の湯に学ぶ”逆説”のもてなし (角川oneテーマ21)
千 宗屋 武者小路千家家元後嗣
角川書店(角川グループパブリッシング)

本文より

“お茶の場合、相手をもてなすということは「ある相手に対しての、自分にしかできないもてなしをする」、ということが前提にあります。主体は相手であると同時に、自分自身でもあるのです。ただ、一方的に相手を持ち上げ、相手が要求するサービスを提供するのではなく、相手をもてなすことで自分自身をみつめ、その自分を通して相手をもてなす。そういう行ったり来たりがあってはじめて、お茶のもてなしになる。本来、お茶に限らずもてなしというのは、そういう相互方向のものだったはずです。”

どんな相手であっても私は自分に納得のいかない“もてなし”をすることはできない。しかし、一度すると決めたら、他の誰にもできない“もてなし”をしたいと思う。

 

一つお断りしときますけど、うちはリッツカールトンじゃないっすから

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« までいの力 | トップ | 言ってみたい・・・ »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビジネスホテル以上 (DM)
2011-06-13 02:14:14
先週、入院しましたが、大阪中央病院はビジネスホテル以上でしたよ。凄く快適でした。リッツの料金ご存じですか?すぐ近くので、抜け出してリッツ宿泊客気分も味わえますしね。リッツの美味のクリームパン380円も食せますしね。事務所に掲げたホテルのような対応をとの方針は患者にとって素晴らしいことでした。みなさんが実践しておられ、この快適はどこからくるのかと思っていたところたまたま七階の事務所でこの第一の方針を見かけて納得いきました。ただ、ここは病院であるとの大前提を外れた要求は気持ちを害さず納得させて断る技術が必要だと思います。そこも、ホテルに習うところがあるかもしれませんね。でも、ドクター松本が言うのならみんな納得すると思いますよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

大阪日記」カテゴリの最新記事