ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

体幹内操法

2010-09-12 | 腹腔鏡
手術を経験していくうちに、どんどん上手くなっていく人がいる。一方、まったく進歩しない人もいる。スポーツやダンス、音楽、武術などあらゆることに言えることだと思う。視覚、聴覚、平衡感覚や身体操作などの能力の違いによるものかもしれない。これを、(手術の)”センスがある”とか”センスがない”と表現する人も多い。

手術にも基本というものがある。しかし、持針器や鉗子、剪刀を持つ手や腕、それにつながる身体をどのように使うか教えてもらったことはない。

身体技法は数多くあるが、手術のおける身体の使い方を学びたいのであれば体幹内操法がよいだろう。


動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法

”手”術とはいえ、手術は決して手先で行うものではない。少なくとも肩甲骨や鎖骨を含めた上腕のユニットの連携で、できれば全身の連携で行うべきである。術者の現役生活はアスリートよりも長い。どこかを固定していれば、長く続けていく内に、かならずその周りを痛め、パフォーマンスが低下することになるだろう。


動く骨(コツ) 野球編―骨格操作で〈走・打・投〉が劇的に変わる!

私が、ランチョンセミナーで紹介した手球操作(ボール回し)については、この野球編をお勧めしたい。手骨操作の取得だけでも手術操作は大きく変わるのではないだろうか?


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