※芸名の後の数字は、今年高座を見た回数です。
【昼の部】
桂ち太郎②…『強情灸』
※我慢しきれなくなって灸を振り払う時、今までは「ママ~!」だったのが、『おっかさ====ん!』に変わってました。
私見としては「ママ~!」の方が好きだなぁ・・・。
春風亭昇吉③…『子ほめ』
※「自分の部屋に雪が降る。昇吉です!」
こういうツカミ、いいなぁ・・・
三笑亭朝夢③…『桃太郎』
(三笑亭月夢・三笑亭夢吉交替出演)
※顔とか体がなんかカッチリしている感じ。高座に上がる時のような“やわらかみ”があるといいのに。
宮田陽・昇②…「47都道府県」
(松旭斎八重子休演)
※時事問題を素早く取り入れる楽しい漫才でした。
桂歌若③…『壷算』
(三遊亭遊吉休演・春風亭昇乃進夜席出演)
春風亭柳之助④…『転失気』
※登場人物の演じ分けが光った一席でした。
春風亭美由紀④…「春風がそよそよと~吉三節分/春雨(踊り)」
(やなぎ南玉休演・林家今丸順序変更)
※「節分」にこのような唄を聞かせてくれる美由紀姐さん!さすがです
自虐的な一言が入った踊りも楽しませていただきました
桂平治②…『小言念仏』
※「雪の日に来るなんて赤穂浪士みたい」に大笑い!
『畳の“目なり”に拭くんだよ!』でボルテージも最高潮!!!
三遊亭遊之介⑥…『粗忽の釘』
(春雨や雷蔵休演)
ぴろき④…「ギタレレ漫談」
三遊亭圓遊③…『厄払い』
※「節分=厄払い」で、まさに圓遊師匠らしい一席でした。
桂南なん⑤…『反対俥』
(三笑亭可楽休演・三笑亭笑三順序変更)
※未だ風邪が完治してないようで、南なん師匠にしては珍しくグダグダっぽかった。それでも南なん師匠の「反対俥」は面白い!
マグナム小林②…「バイオリン漫談」
(玉川スミ休演)
三笑亭笑三④…『縮辞』
(桂南なん順序変更)
※今日の「×担当」は、ち太郎さんでした。
節分吉例“豆まき”…笑三・夢丸・平治・鶴光
※オジイ・オバアのパワーに圧倒され、最前列ながら手拭いや招待券は頂けませんでした
《お仲入り》
三笑亭夢花…『ちりとてちん』
※こんな日に「この暑さじゃ腐りやすい」とは・・・。
せめて「NHKテレビ 朝の連続小説」でも振れば良かったのに、そのまま噺に入ったので、「ちりとてちん」という言葉が出たら後ろのオバさんが、
『テレビとおんなじねぇ・・・』
あのタイトルがこの落語から来ている事を知らない人が多いようです。
Wモアモア⑥…「漫才」
※相変わらずパワフルな漫才です。
笑福亭鶴光④…『袈裟御前』
※脱線しても元に戻すのが上手い、絶妙な地噺でした。
桂米丸⑤…「笑いと携帯電話の漫談」
※「言葉が出て来ない」とハラハラさせながらも、しっかりと場内は笑いに包まれていました。
林家今丸③…「舞妓~※七福神(恵比寿・大黒)~※ねずみの親子(絵馬)~※福の神(×)→似顔」
(春風亭美由紀順序変更)
※“福の神”という注文に、『最近見てないもんで…』と困惑気味の今丸師匠でした
三笑亭夢丸⑤…『夢丸新江戸噺“三文銭”』
※高座返しの林家花さんが懐紙に包んだ“小梅”を座布団の上に置き、夢丸師匠はいつもの「元禄花見踊り」ではなく、唄入りの『梅は咲いたか』で登場。
途中の茶店場面では音も入り、寒い雪の日に暖かい噺を聴かせていただきました。
【夜の部】
笑福亭羽光④…『犬の目』
※昼の熱気が嘘のような夜の部。全体的に客席は硬め。
三遊亭遊喜④…『魚根問』
(古今亭錦之輔交替出演)
※ちょっと苦戦気味の高座でした。
東京丸・京平③…「漫才」
※硬い客席を沸かせたグダグダ漫才!
三遊亭遊史郎…『真田小僧』
三遊亭遊雀⑤…「佐渡おけさ~三陸海岸~落語家の生き様」
※こんな客席を笑わせられる手腕は見事ですね
宮田章司③…「厄落とし~石見銀山ねずみ取り~※梯子屋~※見世物小屋~竿竹~※おでん屋~万金丹~反魂丹~物産飴」
※以前私がリクエストした「石見銀山ねずみ取り」も、干支の今年はやれないとか。
三遊亭圓丸②…『つる』
瀧川鯉朝③…『平林』
(神田紅休演)
※紅先生が福岡から帰って来られないため急遽代演。
ただ鯉朝師匠をしても、客席の硬さはほぐせず。
こういう日は「夜のてんやもの」のようなネタの方がウケるのかなぁ?
コントD51③…「幸せのピョンピョン」
(東京ボーイズ休演)
※珍しく漫才形式のデゴイチさん。お互いのプライベートを暴露し合う、兄弟コンビならではの楽しい内容でした。
三笑亭茶楽④…『宮戸川(前)』
※「宮戸川」も久しぶりに聴きました。
節分吉例“豆まき”…茶楽・圓丸・昇乃進・D51
※夜に入ってもオジイ・オバアのパワーは衰えず・・・
茶楽師匠がムキになって投げていたのが印象的でした
《お仲入り》
春風亭昇乃進…『善光寺の由来』
(桂歌若昼夜交替)
※「現金なモンで、豆まきが終わったらほとんど帰っちゃった!」
北見伸&スティファニー…「プチ☆レディー(ここあ&ヒロミ)」
※ようこさんが「ここあ」と名を改め、ヒロミさんとの『プチ☆レディー』として登場。
“山上兄弟の妹分”だそうですが、妹分でも「お姉さん」と呼ばれているのでしょうか?
三遊亭笑遊⑤…『代り目』
※「昨日は5分長くなっちゃって、歌春さんに迷惑かけたからなぁ」と言いながらも長いマクラから「代り目」に入りましたが、ツマミやおでん、反省部分をほとんど端折って本来のサゲまで!
噺家さんからすれば“ウマ味”は無いかもしれませんが、『代り目』という題を堪能できた一席でした
桂歌春⑦…『鈴ヶ森』
※「笑遊→歌春」というと去年の12月16日・池袋演芸場を思い出します。
「落語の登場人物、出て来る芸人、みんなバカばっかり。特に今の笑遊は“バカの代表”ですから…」
この2人の流れが大好きです
歌春師匠のマヌケな泥棒はいつ聴いても抱腹絶倒ですな
檜山うめ吉④…「佐渡おけさ~春はうれしや(春・夏)~裏の背戸屋/春雨(踊り)」
※「佐渡おけさ」で場内がクスクス。『さっき出ましたか?』とうめ吉さんニッコリ
ただ欲を言えば、このような雪の日は「春はうれしや」の『冬』(雪見酒・炬燵中)を聴かせて欲しかった。
雪が降っているのに、「チョイと蛍が身を焦がす」と言われても・・・
古今亭寿輔⑥…『釣の酒』
※寿輔師匠も苦戦組でした・・・。
ボンボンブラザース④…「太神楽曲芸」
※時間が押していたためかワイングラスは抜きでした
三遊亭遊三⑥…『不精床』
※正直言って、主任としてこのネタにはガッカリしました
若手真打だと、例えば去年の遊吉師匠『小間物屋政談』とか、とん馬師匠『稽古屋』といった普段は聴けない噺を聴かせてくれるのですが…。
昼と夜で、同じ寄席とは思えない好対照な日。
夜席は常連が陣取る前2列と、中~後方席でかなりの“温度差”を感じました
まっ、こんな日もありますね
【昼の部】
桂ち太郎②…『強情灸』
※我慢しきれなくなって灸を振り払う時、今までは「ママ~!」だったのが、『おっかさ====ん!』に変わってました。
私見としては「ママ~!」の方が好きだなぁ・・・。
春風亭昇吉③…『子ほめ』
※「自分の部屋に雪が降る。昇吉です!」
こういうツカミ、いいなぁ・・・
三笑亭朝夢③…『桃太郎』
(三笑亭月夢・三笑亭夢吉交替出演)
※顔とか体がなんかカッチリしている感じ。高座に上がる時のような“やわらかみ”があるといいのに。
宮田陽・昇②…「47都道府県」
(松旭斎八重子休演)
※時事問題を素早く取り入れる楽しい漫才でした。
桂歌若③…『壷算』
(三遊亭遊吉休演・春風亭昇乃進夜席出演)
春風亭柳之助④…『転失気』
※登場人物の演じ分けが光った一席でした。
春風亭美由紀④…「春風がそよそよと~吉三節分/春雨(踊り)」
(やなぎ南玉休演・林家今丸順序変更)
※「節分」にこのような唄を聞かせてくれる美由紀姐さん!さすがです
自虐的な一言が入った踊りも楽しませていただきました
桂平治②…『小言念仏』
※「雪の日に来るなんて赤穂浪士みたい」に大笑い!
『畳の“目なり”に拭くんだよ!』でボルテージも最高潮!!!
三遊亭遊之介⑥…『粗忽の釘』
(春雨や雷蔵休演)
ぴろき④…「ギタレレ漫談」
三遊亭圓遊③…『厄払い』
※「節分=厄払い」で、まさに圓遊師匠らしい一席でした。
桂南なん⑤…『反対俥』
(三笑亭可楽休演・三笑亭笑三順序変更)
※未だ風邪が完治してないようで、南なん師匠にしては珍しくグダグダっぽかった。それでも南なん師匠の「反対俥」は面白い!
マグナム小林②…「バイオリン漫談」
(玉川スミ休演)
三笑亭笑三④…『縮辞』
(桂南なん順序変更)
※今日の「×担当」は、ち太郎さんでした。
節分吉例“豆まき”…笑三・夢丸・平治・鶴光
※オジイ・オバアのパワーに圧倒され、最前列ながら手拭いや招待券は頂けませんでした
《お仲入り》
三笑亭夢花…『ちりとてちん』
※こんな日に「この暑さじゃ腐りやすい」とは・・・。
せめて「NHKテレビ 朝の連続小説」でも振れば良かったのに、そのまま噺に入ったので、「ちりとてちん」という言葉が出たら後ろのオバさんが、
『テレビとおんなじねぇ・・・』
あのタイトルがこの落語から来ている事を知らない人が多いようです。
Wモアモア⑥…「漫才」
※相変わらずパワフルな漫才です。
笑福亭鶴光④…『袈裟御前』
※脱線しても元に戻すのが上手い、絶妙な地噺でした。
桂米丸⑤…「笑いと携帯電話の漫談」
※「言葉が出て来ない」とハラハラさせながらも、しっかりと場内は笑いに包まれていました。
林家今丸③…「舞妓~※七福神(恵比寿・大黒)~※ねずみの親子(絵馬)~※福の神(×)→似顔」
(春風亭美由紀順序変更)
※“福の神”という注文に、『最近見てないもんで…』と困惑気味の今丸師匠でした
三笑亭夢丸⑤…『夢丸新江戸噺“三文銭”』
※高座返しの林家花さんが懐紙に包んだ“小梅”を座布団の上に置き、夢丸師匠はいつもの「元禄花見踊り」ではなく、唄入りの『梅は咲いたか』で登場。
途中の茶店場面では音も入り、寒い雪の日に暖かい噺を聴かせていただきました。
【夜の部】
笑福亭羽光④…『犬の目』
※昼の熱気が嘘のような夜の部。全体的に客席は硬め。
三遊亭遊喜④…『魚根問』
(古今亭錦之輔交替出演)
※ちょっと苦戦気味の高座でした。
東京丸・京平③…「漫才」
※硬い客席を沸かせたグダグダ漫才!
三遊亭遊史郎…『真田小僧』
三遊亭遊雀⑤…「佐渡おけさ~三陸海岸~落語家の生き様」
※こんな客席を笑わせられる手腕は見事ですね
宮田章司③…「厄落とし~石見銀山ねずみ取り~※梯子屋~※見世物小屋~竿竹~※おでん屋~万金丹~反魂丹~物産飴」
※以前私がリクエストした「石見銀山ねずみ取り」も、干支の今年はやれないとか。
三遊亭圓丸②…『つる』
瀧川鯉朝③…『平林』
(神田紅休演)
※紅先生が福岡から帰って来られないため急遽代演。
ただ鯉朝師匠をしても、客席の硬さはほぐせず。
こういう日は「夜のてんやもの」のようなネタの方がウケるのかなぁ?
コントD51③…「幸せのピョンピョン」
(東京ボーイズ休演)
※珍しく漫才形式のデゴイチさん。お互いのプライベートを暴露し合う、兄弟コンビならではの楽しい内容でした。
三笑亭茶楽④…『宮戸川(前)』
※「宮戸川」も久しぶりに聴きました。
節分吉例“豆まき”…茶楽・圓丸・昇乃進・D51
※夜に入ってもオジイ・オバアのパワーは衰えず・・・
茶楽師匠がムキになって投げていたのが印象的でした
《お仲入り》
春風亭昇乃進…『善光寺の由来』
(桂歌若昼夜交替)
※「現金なモンで、豆まきが終わったらほとんど帰っちゃった!」
北見伸&スティファニー…「プチ☆レディー(ここあ&ヒロミ)」
※ようこさんが「ここあ」と名を改め、ヒロミさんとの『プチ☆レディー』として登場。
“山上兄弟の妹分”だそうですが、妹分でも「お姉さん」と呼ばれているのでしょうか?
三遊亭笑遊⑤…『代り目』
※「昨日は5分長くなっちゃって、歌春さんに迷惑かけたからなぁ」と言いながらも長いマクラから「代り目」に入りましたが、ツマミやおでん、反省部分をほとんど端折って本来のサゲまで!
噺家さんからすれば“ウマ味”は無いかもしれませんが、『代り目』という題を堪能できた一席でした
桂歌春⑦…『鈴ヶ森』
※「笑遊→歌春」というと去年の12月16日・池袋演芸場を思い出します。
「落語の登場人物、出て来る芸人、みんなバカばっかり。特に今の笑遊は“バカの代表”ですから…」
この2人の流れが大好きです
歌春師匠のマヌケな泥棒はいつ聴いても抱腹絶倒ですな
檜山うめ吉④…「佐渡おけさ~春はうれしや(春・夏)~裏の背戸屋/春雨(踊り)」
※「佐渡おけさ」で場内がクスクス。『さっき出ましたか?』とうめ吉さんニッコリ
ただ欲を言えば、このような雪の日は「春はうれしや」の『冬』(雪見酒・炬燵中)を聴かせて欲しかった。
雪が降っているのに、「チョイと蛍が身を焦がす」と言われても・・・
古今亭寿輔⑥…『釣の酒』
※寿輔師匠も苦戦組でした・・・。
ボンボンブラザース④…「太神楽曲芸」
※時間が押していたためかワイングラスは抜きでした
三遊亭遊三⑥…『不精床』
※正直言って、主任としてこのネタにはガッカリしました
若手真打だと、例えば去年の遊吉師匠『小間物屋政談』とか、とん馬師匠『稽古屋』といった普段は聴けない噺を聴かせてくれるのですが…。
昼と夜で、同じ寄席とは思えない好対照な日。
夜席は常連が陣取る前2列と、中~後方席でかなりの“温度差”を感じました
まっ、こんな日もありますね