演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/01/16 サンアゼリア寄席「新春女流の会」(和光市民文化ホール<サンアゼリア>小ホール)

2009-01-16 | 講談会・落語会
林家ぼたん…『子ほめ』
※「いらっしゃいませーっ!」と元気に登場。
ぼたんさんの高座は一昨年5月の深夜寄席以来。(あのころは“落協”の深夜寄席にも行ってたのね)
正直に言うとちょっと苦手な部類の噺家さんなんですが、赤ん坊を褒めに行くあたりからかなり笑いました

日向ひまわり…『大岡政談 万両婿』
※会場の室温がかなり高めのためか、ひまわり先生にしては珍しく大量の汗
泣く場面ではないのに目頭を手拭いで押さえたり、ちょっと言葉がつかえたりと、らしからぬ高座でしたが、それでも25分間満身の一席。
あまり講談に馴染みがないような隣のご夫婦も満足そうに楽しんでいました

三遊亭歌る多…『片棒』
※昨年11月の法政大学の集いで大爆笑した歌る多師匠。
「先生」「三ぼう」のマクラから何をかけるのか、全く読めません
で、結局始まったのは『片棒』でしたが、3人の息子ではなくという斬新で新鮮な設定
“金子(きんこ)”、“銀子(ぎんこ)”、“鉄子(てつこ)”がそれぞれ「お父っつぁんの弔い」を披露するわけで、なかでも“銀子”の調子の良さには場内大爆笑でした
いかにも女流の師匠らしい明るさがありましたが、こうなったら「父親」ではなく「おっかさんの弔い」という筋でも聴いてみたいものです

高座返しは歌る多師匠のお弟子さんで歌る美さんでした。
初めて拝見しましたが、中性的な風貌が魅力の方で、機会があれば是非「高座姿も拝見したいなぁ」と感じました


当初、編集途中でリンクにジャンプしてしまい、記事を喪失してしまいました
アップが遅くなったことをお詫び申し上げます(1月18日更新)