一龍斎貞鏡…『山崎の合戦 抜き読み』
宝井琴柑…『村越茂助 左七文字』
田辺凌鶴…『一心太助 旗本との喧嘩』
宝井琴星…『金色夜叉(尾崎紅葉・作) かるた会』
一龍斎貞山…『出世田沼』
《お仲入り》
一龍斎貞花…『寛永三馬術 愛宕山 梅花の誉れ』
田辺鶴瑛…『日本武尊と弟橘媛』
宝井馬琴…『奉行と検校 出世比べ』
今年は芸協の初席が行われている末廣亭と池袋演芸場が、期間によっては一部と二部で入れ替えを行っているそうです。
(去年の入れ替えは末廣亭で2~4日のみ…多分)
アタシは原則的に、この“入れ替え”というシステムがだ~い嫌いなので、芸協の芝居は“入れ替え”システムがなくなってから行くつもりでいます。
というわけでやって来ました、靖国神社!
初詣期間に訪れるのは初めてですが、まぁとにかく人が出たの、出ないの!・・・もとい、出たの、出たの!
猫も杓子も・・・もとい、女子も赤子も老若男女押しなべて、雑踏を極めたり!
場所がわからずマゴマゴしていたら、案内をしていた山緑さんと銀冶さんを発見!
道順を伺って会場に到着すると、一乃・すず・貞弥さんが受付をしていました。
案内に従い二階に上がると貞山先輩がいらっしゃったので、新年のご挨拶
「薬研堀以来だね」
って、年はまたぎましたが、まだ5日しか経ってませんよ
靖国神社なので和室を想像していたら、立派な洋間でした
まず最初は貞鏡さん。
今年の一発目は『山崎の合戦』でしたが、多くのお客さんを前にただでさえ緊張しやすい貞鏡さんですから、慣れた読み物を持ってきたのは正解だと思います
ただ開演時間前に登場したため、後から入場して来たお客さんに目を奪われてしまうのはいただけません。もう少し集中した方が…
琴柑さんは村越茂助の出世物語。
昨日の「年越し演芸会」では状況的に笑いが少なかったのは致し方ないこと。
今日は堂々と楽しい読み物を聴かせてくれました
凌鶴さんはビシっと『一心太助』の物語。
やはりこの読み物は、威勢がいい若手の男性が読むとスキッとしますね。
琴星先生は『金色夜叉』から貫一・お宮の切ない読み物。
ところで、『金色夜叉』と聞いて波多野栄一先生の「百面相」を思い出す人って、どれくらいいるんだろう???
それにしても琴星先生はご自身が本当に講談を楽しんでいるなぁ…と感じる明るい先生ですね
「まさか正月から“浅野内匠頭の首を刎ねた”なんて出来ませんから…」と貞山先生。
こちらは親子三代に亘って出世を遂げたというおめでたい『出世田沼』でした
お仲入りの後は、この会の“幹事”役である貞花先生。
で、なんと『愛宕山』ではありませんか!
2日続けて大好きな『愛宕山』が聴けるなんて、正月早々縁起がいいですねぇ
鶴瑛先生は靖国神社で開催ということで「日本書紀」からの読み物。
ネタ下ろしだったそうで、それも含めてちょっとアタシには頭が付いて行けませんでした
馬琴先生も正月らしいおめでたい『奉行と検校』
昨年の1月に織音さんで聴いて以来2度目。
かなりの「引き事」を入れながらの楽しい高座でしたが、最後に二人が再開する場面は感涙ものでした
終演後、靖国神社には「軍馬」「軍犬」「軍鳩」の像まであるのに驚きながら、“大妻通り”にある『塙保己一和学講談所跡』まで足を運び…(と言っても靖国神社から5分ほどですが)…塙保己一の人知れぬ努力の賜物である場所を見て来ました。
(千代田区三番町24にある、『塙保己一和学講談所跡』の碑)
宝井琴柑…『村越茂助 左七文字』
田辺凌鶴…『一心太助 旗本との喧嘩』
宝井琴星…『金色夜叉(尾崎紅葉・作) かるた会』
一龍斎貞山…『出世田沼』
《お仲入り》
一龍斎貞花…『寛永三馬術 愛宕山 梅花の誉れ』
田辺鶴瑛…『日本武尊と弟橘媛』
宝井馬琴…『奉行と検校 出世比べ』
今年は芸協の初席が行われている末廣亭と池袋演芸場が、期間によっては一部と二部で入れ替えを行っているそうです。
(去年の入れ替えは末廣亭で2~4日のみ…多分)
アタシは原則的に、この“入れ替え”というシステムがだ~い嫌いなので、芸協の芝居は“入れ替え”システムがなくなってから行くつもりでいます。
というわけでやって来ました、靖国神社!
初詣期間に訪れるのは初めてですが、まぁとにかく人が出たの、出ないの!・・・もとい、出たの、出たの!
猫も杓子も・・・もとい、女子も赤子も老若男女押しなべて、雑踏を極めたり!
場所がわからずマゴマゴしていたら、案内をしていた山緑さんと銀冶さんを発見!
道順を伺って会場に到着すると、一乃・すず・貞弥さんが受付をしていました。
案内に従い二階に上がると貞山先輩がいらっしゃったので、新年のご挨拶
「薬研堀以来だね」
って、年はまたぎましたが、まだ5日しか経ってませんよ
靖国神社なので和室を想像していたら、立派な洋間でした
まず最初は貞鏡さん。
今年の一発目は『山崎の合戦』でしたが、多くのお客さんを前にただでさえ緊張しやすい貞鏡さんですから、慣れた読み物を持ってきたのは正解だと思います
ただ開演時間前に登場したため、後から入場して来たお客さんに目を奪われてしまうのはいただけません。もう少し集中した方が…
琴柑さんは村越茂助の出世物語。
昨日の「年越し演芸会」では状況的に笑いが少なかったのは致し方ないこと。
今日は堂々と楽しい読み物を聴かせてくれました
凌鶴さんはビシっと『一心太助』の物語。
やはりこの読み物は、威勢がいい若手の男性が読むとスキッとしますね。
琴星先生は『金色夜叉』から貫一・お宮の切ない読み物。
ところで、『金色夜叉』と聞いて波多野栄一先生の「百面相」を思い出す人って、どれくらいいるんだろう???
それにしても琴星先生はご自身が本当に講談を楽しんでいるなぁ…と感じる明るい先生ですね
「まさか正月から“浅野内匠頭の首を刎ねた”なんて出来ませんから…」と貞山先生。
こちらは親子三代に亘って出世を遂げたというおめでたい『出世田沼』でした
お仲入りの後は、この会の“幹事”役である貞花先生。
で、なんと『愛宕山』ではありませんか!
2日続けて大好きな『愛宕山』が聴けるなんて、正月早々縁起がいいですねぇ
鶴瑛先生は靖国神社で開催ということで「日本書紀」からの読み物。
ネタ下ろしだったそうで、それも含めてちょっとアタシには頭が付いて行けませんでした
馬琴先生も正月らしいおめでたい『奉行と検校』
昨年の1月に織音さんで聴いて以来2度目。
かなりの「引き事」を入れながらの楽しい高座でしたが、最後に二人が再開する場面は感涙ものでした
終演後、靖国神社には「軍馬」「軍犬」「軍鳩」の像まであるのに驚きながら、“大妻通り”にある『塙保己一和学講談所跡』まで足を運び…(と言っても靖国神社から5分ほどですが)…塙保己一の人知れぬ努力の賜物である場所を見て来ました。
(千代田区三番町24にある、『塙保己一和学講談所跡』の碑)