家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

台木用シークワーサーの播種をしました

2021年09月16日 18時33分27秒 | カンキツ
ようやく露地物の極早生温州がお店に出回るようになってきましたね。
同じように青い状態で収穫するシークワーサーもこの時期よくお店に出荷されるようになります。

このシークワーサーは、木の勢い(樹勢)が他のカンキツ品種よりも強いことから、台木としても利用されることがあります。
(樹勢が弱い品種もシークワーサーに接ぎ木をすることで樹勢を強くすることができるのです)。

私は、カラタチかシークワーサーを台木として使っており、今日はその台木用のシークワーサーの種まきをしました。
この時期に蒔くと、冬になる前に発芽させることでき、より早く成長させることができるという良い点があります。


まずはシークワーサーの実から種を取り出します。



今回は12個の実からおおよそ150個ほどの種が取れました。


それを最後セルトレイに蒔いて終了です。


最近は育てる実生がだんだんと増え、台木用苗の消耗が早くなってきました。
作りすぎても邪魔になるし、作らなさすぎると足らなくなるし…なかなかバランスが難しいです
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落果した実の種子 なんだかんだ成長中

2021年09月16日 18時13分19秒 | カンキツ
一週間ほど前に、落果した"あすみ"の実から種子を救出し、寒天培地上に播種したという記事を書きました。
培地に使う寒天の保管状態も悪かったため、おそらく成功しないだろうと踏んでいたのですが、無事、発芽しはじめました!

↓播種した当初の状態


↓今日の状態


真ん中の個体はわかりやすいですね、根も芽も伸び始めています。
(寒天が白く濁るのはなぜなんでしょう…)
未熟な実から取り出した種なのでやはり成長は遅めですが、それでもしっかりと成長してくれていて安心です。

ひとまず今回の成功を持って、8月下旬頃に落果した実であればヴィトロプランツさんの寒天培地上で救出できることがわかりました。
来年はもう少し早い時期に落ちた実の種子救出にもチャレンジしてみたいですね。
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