陰陽のお話⑪

昨日の東京は１８℃と小春日よりでしたが、１２月に入ったとたん真冬の寒さです。

そして、今年もいよいよ残すところ１ヶ月を切りました。

来年は辰年。

昇竜のように勢いよく天へ駆け上るような年になるように、しっかりと準備を整えておきたいものです。

その準備として、『陰陽論』に基づいた３つのポイントのうち２つまで書いてきました。

『陽』である健全な精神（心）を支えるのは『陰』である健康な身体

ということで、１つ目のポイントで、呼吸を。２つ目のポイントで食を取り上げました。

呼吸、食と、くれば。。。

次は運動です。

ということで、３つ目のポイント

それは

お散歩のススメです

誰にでも簡単に出来る、ということで、運動とはいってもここでススメるのはお散歩。

本格的なウォーキングでなく、あくまでお散歩。

歩くこと

お散歩であれば、特に何か道具やウエアなどを用意することもありませんし、わざわざ時間を作る必要もありません。

ただ、毎日の通勤や生活の中で、ほんの少～し歩く時間を取るだけ

出来れば電車の一駅、あるいはバスの停留所１つ分、いつも使う所より遠いところまで歩く。

あるいは、いつも行くコンビニやスーパーではなく、少し遠いところにあるコンビニやスーパーに行く。

または、少し遠いところまでランチに行ったり、お弁当を買いに行く。

それだけでも充分です。

歩く、ということは地に足を着けることを促します。

どんなに沢山の本を読んだり、ネットで情報を収集して知識を蓄えても、あるいはスピ系の勉強に励んでも、それらを生かすのは日常の生活の場です。

空想の世界ではありません。

どんなに沢山の知識を持っていても、日常に活かされなければただの宝の持ち腐れ。

その日常に智慧や知識を落とし込むには、地にしっかりと足を着ける事

地に足を着けるには、ヨガや他の運動でもいいのですが、お手軽さでいえばお散歩が日常に取り入れやすいと思います。

お散歩は、あくまでその時、自分が最も心地よいペースで歩くことがポイント

そうして続けると、どーいうわけかその時々で自分の歩くペースが違うことに気づくと思います。

特に疲れているわけでもないのに、気づくとなんだかゆっくりと歩いている。

そんな時もあれば、仕事帰りで疲れているはずなのに何故かチャキチャキ歩いている。

そんなその時々の自分のペースを感じることが出来るのもお散歩ならでは。

ウォーキングではひたすらチャキチャキ歩かないといけませんからね

自分のペースを感じることで自分自身と向き合う。

これも、お散歩ならでは

 

毎日は無理でも、少しでもいいので歩く時間を是非、生活に取り入れてみてください。

もちろん健康にも良いですよ