🎵踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら 踊りゃなソンソン
このかけ声が阿波おどりの全てを表しています。
阿波おどり会館です。
誰でも一年中、阿波おどりを見たり踊ったり出来ます(有料)
連(れん)と呼ばれる踊りのグループは阿呆の集団なんです。
これ、悪口じゃないんです。
この時ばかりは難しい事を考えずに、目一杯楽しもうって事です。
そう、大昔から言ってるのに、、、本当にアホな連中が居てたんです。
近年では連の運営もそれなりに成立している様子ですが、昔は丸っきりの赤字。
有名な連でも組織を維持するのは大変でした。
しかし、そんな事は皆が理解していたので、自腹をきっても文句を言う人はいませんでした。
ところが、阿波おどりが段々と有名に成り、景気も良くなるのと色々な催しに呼ばれ、その謝礼金も増え出したのです。
世の常です💨💨💨
皆が貧しければ仲良くできるし、我慢も出来るが・・・。
結局、その当時の有名連は分裂だらけです。原因は連が稼ぐお金の配分。
一円の金にもならないのに、一生懸命に阿波おどりに力をいれる阿呆が、本物のアホに変わって行った。
連の分裂で一概にどちらが正しいとは言えません。組織を築き上げた人達と、今、連の中心で頑張っている人達とは価値観が違います。
結局は組織をまとめる器量が無かったと言う事になります。
余談ですが、、、、
現在も有名連として活躍しているある連は。。。
山口組の大親分、三代目の時代には連が呼ばれて踊っていました。
三代目が徳島県出身と言うのもあったのでしょう。
若い連員は手厚い接待を受けた事や、他では感じないその場の空気に興奮していましたね。
そうやって連が個々に稼ぐ上に、観光に力を入れる徳島市からの補助金と、、、、どうも金の臭いがするようになった。
それらの資金の流れに不信を持っていたのが、四国放送の社員だった現・市長。
しかし、阿波おどりの実権を握る徳島新聞社は強力です。ここを敵に回しては選挙に勝てません。
じっと我慢の子だったんでしょうね。
晴れて市長になった遠藤さん。
その権力を振るって、阿波おどりを既存の主催者から取り上げました。
手法は「金を返せ❗」です。
市から補助金を受けながら、その上に借金を作った主催者達ですから、責められても仕方ないのですが・・・
市民の税金です。
使い方に不信があるなら、そこを表に出す義務があると思うが、、、、
何故かそこには一切触れません❓
ですから、首を切られる側も抵抗が弱い。
なんか暗黙の妥協点を示して、それを呑んだ感じです。
阿波おどりが観光化され、市民から離れた感じになった。
しかし、貧しい地方の市ですから仕方ない部分もあります。
でも、市の税金の使い道は明朗会計でお願いしたい。
いくら阿波おどりの事と言っても、市民をアホ扱いはするのは許せない。