緊急事態宣言の39県が解除になり、なんとなく明るい兆しが感じられます。
しかし、よく考えると解除されていない8都道府県の人口は約5900万人。
日本の人口が約1億2600万人ですから、その半分近い47%は色々な自粛状態に変わりは有りませんね。
日本社会の構造を考えると、まだまだ7~80%は自粛状態です。
国の緊急事態宣言を受けて、各自治体から休業などの要請が出され、経験したことのない事態になり、私たち市民だけでなく指導者たちも右往左往する姿が全国で見られました。
そんな中で評価の高い知事も現れ、暗い日々の中で一筋の光を見たような気分にしてくれました
国のリーダーが国民に細かく要請するのではなく、各自治体の事を良く知る知事がその地に合う要請をするシステムは責任が何処にあるのか解りづらい問題も有ります。
しかし、国のリーダーがするより良い点も多い気がします。
それは地域の実情をよく知ると言う事も有るのですが、それよりも地域の人の気質を良く知ると言う事の方が大事なような気がしました。
特に大阪の場合 (他の地域の事は知らないので)
言葉や見かけは東京に比べて悪いと思われています。。。ある程度は事実ですね(笑)
「浪花節」、、、この感性は大阪府民の心の底に残っていますね。
そこを上手く突いたのが吉村大阪知事です。
これが小池知事のような口調で大阪府民に要請していたら、、、今の大阪の感染状態は無かったかもしれません。
「知事がそない言うとんやから、しゃあ~ないだろ」
表向きは「何言うとんや」 と言っても、実際には知事の言葉に従っているのです。
これが上から目線を感じられたり、賢い人がアホに教える感じが出たら・・・大阪ではアウトです。
「しゃあ~ないわ」とオヤジたちが従い。
一部の従わない人に対してオバちゃんが「そんなんしたらあかんわ」と言う文化。
吉村大阪知事は大阪に向いていて(適していて)、小池知事は東京に向いていたのでしょう。
それにしても・・・
色々と政府は批判はされていますが、、、この新型コロナウイルスに対しての途中経過は素晴らしい
世界最高水準の医療を持つアメリカでは、なんと8万8000人以上の人が亡くなっている。
アメリカの人口は日本の約2.6倍の3億2900万人とは言え、日本の死者数が約750人程度に比べ100倍以上ですからねぇ~。
ヨーロッパの国と比べても、新型コロナウイルスによる死者数は極端に少ない。
イギリス・フランス・スペイン・イタリア・ドイツとどの国と比べても、日本の方が人口は多いのに死亡者数は極端に少ないです。 一番少ないドイツでも10倍、他の国は数十倍になっています。
もし、日本でアメリカやヨーロッパの様な状態になっていれば、日本の国のリーダーはその地位がどうなっているか解らない。
知事のとる行動を「〇〇方式」なんて言われます。
世界的に見れば「日本方式」は、まさしく東洋の神秘です。
これが他国で良い方法になるとは思わないが、それなりに参考にはなるでしょうね。
途中経過は良好です、、、これを完成形まで持って行けるかどうかは、私たち国民の力量にかかっています。
油断することなく、頑張りましょうね