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今日のラーメン(スペシャルチリトマトラーメン@チリトマラーメンTHANK)

2021年07月16日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、うろこ雲のような雲が浮かんでいる。東の地平線付近にはベールのような雲がかかっていて、雲を通して朝日が射しこんでいた。今朝の気温は23℃で風は無く、湿度が高くて、朝からムシムシとしている。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。駅まで歩いていくと、マスクの中が蒸れて、気持ちが悪くなってくる。駅に着くと、マスクを外して顔を拭いた。ホームで電車を待っていると、風が通って、少し涼しく感じられる。

電車は空いていた。席に座り、瞼を閉じる。目が覚めたのは電車が新宿駅に差しかかる直前だった。新宿の気温は既に25℃を超えていて、日野よりも蒸し暑い。コンビニで朝食を買うと、早足で職場に向かった。
日中は上空に雲が多いものの、青空が広がった。午前11時に気象庁は「関東甲信、東北地方が梅雨明けしたと見られる」と発表した。昼前から南よりの風が吹いてきて、気温もグングンと上昇し、昼間の最高気温は33℃と、2日連続の真夏日となった。湿度も高くて、かなり蒸し暑い陽気である。

今日の午後は外部の会議に出席するため、外出した。建物の外に出ると、梅雨明けの真夏の太陽がじりじりと照りつけていて、街全体が強烈な日射しを浴びて眩しく見える。会議のあるビルは新橋駅と浜松町駅の間にあり、新橋駅から第一京浜国道沿いに日陰を求めながら歩いて行った。
会議が終わると、浜松町方面に第一京浜国道沿いに歩いて行く。今日は夕食を食べて帰ることにしていたが、もう時計の針は午後6時にさしかかろうとしていた。浜松町駅付近で食べることにして、大門交差点で折れて大門通りを増上寺方面に歩いて行く。増上寺大門前の芝大門交差点を左に折れて、3分ほど南に歩いて行くと左手にラーメン屋「チリトマラーメンTHANK」がある。この店は昨年1月22日にオープンしたとのこと。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手に券売機があり、券売機の脇に置かれている消毒液で手指を消毒する。それから食券を購入した。


店員に案内されて、店の奥に進む。間口の狭い店内は奥行きがあって、一番奥に厨房があり、その手前に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。更にその手前右手の壁際にカウンター席が4席配されていた。
カウンター席に座るとお冷やが出された。テーブルに食券を並べて、料理を注文する。注文したのは一番人気の「スペシャルチリトマトラーメン」と「ライス(大)」である。更に、更に以前、購入した雑誌「ラーメンぴあ2021首都圏版」に付いていたクーポンを見せて、「麺大盛り」にしてもらうことにした。

ラーメンを注文すると、まず、麺の種類を聞かれる。麺は「中華麺」と「モリンガ麺」から選べる。この「モリンガ麺」は人間に必要なビタミン、ミネラル、たんぱく質、アミノ酸など90種類以上の栄養・健康成分を含み、「奇跡の樹」と呼ばれる北インド原産の植物であるモリンガの中でも、えぐみ、苦みの無いネオベジモリンガを練り込んだ特製麺とのこと。せっかくなので、この「モリンガ麺」で料理を注文することにした。


更に辛さを聞かれる。あまり辛いラーメンは苦手だが、普通が2とのことなので、「2」で注文した。またパクチーを入れてよいかどうか聞かれたので、パクチーを入れてもらうことにする。最後に紙エプロンが必要かどうか聞かれたが、汚さずに食べられる自信があったので、紙エプロンはもらわなかった。もっとも紙エプロンがあると、食べづらいという理由もある。
更に店員に「ピクルスは要りますか?」と聞かれた。ピクルスは無料でもらえるとのこと。そこで、ピクルスも頂くことにした。

料理を注文すると、喉が渇いていたので、お冷やを一杯ゴクゴクと飲んでしまった。卓上にある冷水ポットから冷水を再び、コップに注ぐ。卓上には冷水のポットの他に、青山椒スパイスと揚げネギ、箸、楊枝、紙ナプキン、アルコール消毒液が置かれている。
しばらく待っていると、「スペシャルチリトマトラーメン」「麺大盛り」が運ばれてきた。続いて「ライス(大)」も運ばれてくる。最後にピクルスの入った容器と、ピクルスの取り皿、ラーメンのタレも運ばれてきた。


スープには香味油が浮かんでいるが、更に別途チューブに入れられて添えられた。


ピクルスは蓋の付いた容器に入っている。


ピクルスの入った容器の蓋を開けると、中には黄色く染まったタマネギにクミンが入ったピクルスが入っていた。


適量をガラスの容器に入れる。


箸と紙ナプキンを取ると、さっそく食べることにした。あらためて、お冷やで口の中を潤すと、まずはラーメンから食べることにする。
「スペシャルチリトマトラーメン」の「モリンガ麺」は極細麺で、赤いドロリとしたスープに浸かっている。麺の上には縦半分に割った塩玉子とケイジャンチキンが4切れ載せられ、更にニンジンの入ったミートソースがトッピングされて、その上にパクチーが載せられている。スープの上には黒いタレが浮かんでいる。ラーメンには木のレンゲが添えられた。


さっそくレンゲを取ってラーメンを食べようとしたのだが、麺がスープを吸ったせいか、スープを掬って飲めるような状況ではない。


そこで箸を取ると、麺をすすった。サッポロ製麺製の「モリンガ麺」は時間が経ってしまったせいか柔らかめの歯応えだが、それが美味い。スープをたっぷりと絡ませて口の中に入ってくる。
抹茶麺のような風味にパクチーの爽やかな風味が鼻腔を刺激する。無化調のスープは、大山鶏の鶏清湯とトマトを主体として野菜ダシのスープで、豆やアサリ出汁などで構成したスープにマー油と自家製トマトラー油を浮かべて辛味をプラスしているとのこと。ハーブスパイスたっぷりのミートソースがスープに溶け込むと共に、麺にも絡んで口の中に入ってくる。

スープに具のミートソースが溶けて、スープの濃度が変化していくので、一口毎に味が変わっていくのが楽しい。ラーメンの黒いタレは、黒酢などを使用した酸味のあるタレで、パクチーの香りにじんわりとくる唐辛子の辛さが合わさって、なかなか食べ応えがあって美味しい。もっちりとした食感の「モリンガ麺」も素材の旨味が感じられる。
麺の上に載せられたケイジャンチキンでライスを食べることにした。お碗に入ったライスの米粒は艶々としていて、美味しそうだ。


ケイジャンチキンは下味をつけた鶏モモ肉のローストである。口に入れると鶏肉の旨味にスープが絡まって、ひと切れの鶏肉でご飯が進む。スープもたっぷりと絡まっていて、スープの旨味と鶏肉の旨味に一体感が感じられた。
味玉は黄身の味が濃く、淡泊な白身にはスープが絡まってなかなか楽しめる味わいである。あっという間に味玉が無くなってしまった。ラーメンを食べながらピクルスを食べてみる。カレー粉で黄色く染まったピクルスは、酸味があって、サッパリとした味わいで美味しい。タマネギのシャキシャキとした食感にクミンの粒々とした食感がアクセントになっている。

麺をあらかた食べ終えると、丼の底にスープが溜まっている。このスープをレンゲで適量をライスに注いだ。スープに浸かったライスをレンゲでかき混ぜて、リゾット風にして食べる。スープの旨味を纏ったライスは、ラーメンの雑炊というよりも、トマトリゾットのような一品の料理のようにも思える。これにラーメンのタレを垂らし、更にピクルスを載せて食べると、ピクルスとラーメンのタレの酸味がアクセントをもたらして、またこれも美味しい。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干した。丼の壁に付着しているスープも勿体なくて、木のレンゲで掻き出すようにして口に運ぶ。

コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
席を立って店を出ると、ムシムシとした空気が身を包んだ。昼間に比べるとだいぶ気温が下がってきてはいるが、それでもまだ蒸し暑い。

浜松町駅に出ると、山手線の電車に乗って東京駅に着いた。ここで中央線快速電車に乗り換える。東京駅は始発なので、座っていきたいところである。席に座るや否や、心地よい眠気が襲ってきて、電車が発車する前に寝てしまったようだ。目が覚めたのは電車が日野駅に到着する寸前である。
途中で通勤快速電車による追い越しも無かったはずなので、時間にして約50分ほど寝ていたようだ。久しぶりにぐっすり寝られた気分である。だいぶ体も楽になった。

日野駅で電車を降りて、改札を抜けた。甲州街道沿いに家路を歩いて行く。西の空には少し欠けたような半月が浮かんでいる。薄い雲がかかっているのか、少し朧に光っていた。月から少し離れた場所に星が瞬いているのが見える。
夜になってもまだまだ気温が高く、湿った南よりの風が吹いてきて、空気が蒸すように感じられる。近くの茂みからは夏の虫が鳴いているのが聞こえた。


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