3連休最終日の今日は曇りときどき雨。今朝は枕元の携帯電話のアラームが鳴って、一旦は、午前9時に目が覚めた。しかし、まだ瞼が重くて、なかなか布団の中から出ることが出来ず、結局、起きたのはそれから30分ほど経過してからである。
カーテンを開けると、日射しは無く、上空には灰色の厚い雲が広がっていた。昨日降った雨で、自宅の前の路面はしっとりと濡れている。外に出てみると、弱い南よりの風が吹いていて、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
日中は曇りで、ときどき雨がぱらつくスッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は19℃で、南よりの風が吹いている。湿度が高く、日射しが無いことも手伝って、湿った風が涼しく感じられた。
3連休の2日間は作業でつぶれてしまったが、最終日の今日は特に予定も無い。天気が良ければ、ちょっと出かけるつもりでいたが、今日は天気があまり良くなく、出かける気にもならない。そこで、今日は先日購入したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 MarkⅢ」をセットアップすることにした。
最初にカメラのバッテリーを充電する。バッテリーの充電は電源プラグに電源アダプターを取り付け、USBケーブルを接続する。バッテリーを本体に装着し、本体にUSBケーブルを接続して、コンセントにUSB電源アダプターを差し込めば、充電が始まる。フル充電は最大で4時間半かかるとのことだが、あらかじめ50%ほど充電されていたらしい。充電終了までにかかった時間は2時間ほどである。
しかし、今後、予備電池を購入しておこうと思っているので、その場合、本体が無ければ充電できないのはちょっと不便である。オプションのバッテリー充電器キットの購入の必要性を感じた。
続いて、カメラにメモリカードをセットする。メモリカードは予備に保管していた「SanDisk Extreme PRO SDHC UHS-I Card 32GB」の海外パッケージを使うことにした。カメラにはメモリカードを2枚セットできる。予備に保管していたメモリカードを2枚セットすると、予備のメモリカードが無くなってしまった。また今度、秋葉原に買いに行かなくてはならない。
ストラップは現在、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」に使用しているダイアグナルの「ニンジャストラップ」を流用することにした。デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」は今後、全く使わなくなるわけではないので、付属品のPENTAXのストラップを取り付けることにした。
いよいよ、カメラに電源を入れる。使用説明書を見ながら最初に言語・日時・配色をセットすると、メモリカードを2枚フォーマットした。
続いてファームウェアをアップデートする。購入したばかりのカメラのファームウェアはバージョンが「1.41」となっているが、今年の6月23日に「PENTAX K-3 Mark III用ファームウェア バージョン1.50」がリリースされている。
インターネット上のリコーのサポートページから、ダウンロード>ファームウェアアップデート>K-3 Mark IIIと辿り、導入方法と記載されたPDF文書を見ながら、アップデートを行う。
この手順はOMデジタルソリューションズに比べると、かなり玄人的だ。そもそも、PENTAXのデジタル一眼レフカメラ自体、家電量販店では2機種しか扱っていないところを考慮すると、かなり玄人的なカメラといえる。
ファームウェアのアップデートを行ったところで、最後に液晶画面の保護フィルムを貼る。保護フィルムのパッケージの中には液晶モニター用の保護フィルムとサブモニター用の保護フィルムが封入されている。封入されている不織布のレンズクリーナーで液晶モニターとサブモニターを拭くと、添付されている説明書を見ながら、保護フィルムを貼った。
これで、カメラを使う準備が出来た。あとは、カメラを持って撮影に行くだけである。
カメラのセットアップを終えると今度は、モバイルノートパソコン「Panasonic CF-QV9」のOSのアップグレードをしてみることにした。現在、自宅で使用しているパソコンは3台ともOSがWindows10となっている。マイクロソフトのページを見ると、「マイクロソフトは、2025年10月14日まで、少なくとも1つのWindows10リリースを引き続きサポートします。」となっており、この日まではWindows10は使えるが、サポートライフサイクルはこの日で終了するとしている。
昨年リリースされたWindows11は現在、最小システム要件を満たしているパソコンについて無料アップグレードが出来る。ちなみにマイクロソフトの「Windows11の入手方法」のページの中の「よくあるご質問」では無料のアップグレードが出来る期間について、特定の終了日は設けていないが、マイクロソフトは無料アップグレードに対するサポートをいずれ終了する権利を留保しているとあり、いずれ、無料アップグレードがなくなる可能性がある。
現在使用しているパソコンについて、Windows11にアップグレードしなければならなくなる日が、3年後に迫っているとしても、まずはこのOSに慣れておく必要がある。そこで、自宅のパソコンの中で最も新しいモバイルノートパソコン「Panasonic CF-QV9」のOSをアップグレードすることにした。このパソコンは、「Microsoft Office2019」以外で導入しているアプリが最も少なく、インストール時のトラブルが最も少ないと思われるためである。
ちなみに、デスクトップパソコン「EPSONDIRECT MR4600E」はWindows11 の最小システム要件を満たしておらず、いずれ買い換える必要がある。ノートパソコン「Panasonic CF-LV7」は日常的に使用していることに加えて、アプリがいろいろと入っているので、トラブルが発生すると面倒である。このパソコンも購入してから4年が経過しており、あと3年使い続けてから買い換えても悪くない。しかし、モバイルノートパソコン「Panasonic CF-QV9」は購入してからまだ2年も経っておらず、このパソコンをあと3年で処分するのは忍びない。せめて、このモバイルノートパソコンだけでもWindows11にアップグレードしておきたい。
パソコンのデータを全てNASにバックアップすると、さっそくWindows11にアップグレードすることにした。現在のOSはWindows10pro バージョン21H2となっている。
スタートメニューの「設定」>「更新とセキュリティ」をクリックするとWIndows Updateのページを見ると「Windows11,version 22H2の準備が出来ました-しかも無料です!」と表示されている。この左下の「ダウンロードしてインストールする」のボタンをクリックした。
最初にソフトウェア ライセンス条項が表示される。これに同意しなければインストールは出来ない。全文を読んだ後に「同意してインストール」のボタンを押した。
すぐにWindows11,version 22H2のダウンロードが始まった。
30分ほどして、パソコンにインストールされている日本語入力システム「ATOK12」がWindows11と互換性が無いことが表示される。オペレーションシステムを更新した後、日本語入力をアンインストールし最新のバージョンをインストールするよう指示が出た。
「確認」のボタンを押すと、インストールが始まった。午後3時過ぎになって、北よりの風が吹いてくると、雲の切れ間から日が射し込んできた。
インストールが終わって、「まもなく再起動する時間です」の表示が出たときには、ダウンロードが始まってから2時間10分が経過していた。
パソコンを再起動し、ログインをした後にシステムのバージョン情報を確認する。Windowsの仕様は「エディション Windows11Pro」「バージョン 22H2」となっている。アップグレードは無事終了した。
日本語入力システム「ATOK12」をアンインストールする。ATOKの「買い切り版」が終了して、サブスクリプション化してから、ATOKを使う気が無くなった。おとなしくMicrosoft IMEを使うことにする。
それにしてもWindows11はまた何と使いにくいことか。第一、スタートメニューがタスクバーの中央にあるのが使いづらい。しかもスタートメニューを起動すると、画面が大きい。使っているアプリケーションを隠してしまうではないか。
とりあえず、スタートメニューを左に寄せる。「設定」を起動し、左欄から「個人用設定」を選択する。表示されたメニューから「タスクバー」を選択して、「タスクバーの動作」を開き、「タスクバーの配置」を「左揃え」に変更した。
作業を終えた頃には既に日が沈んで、空が暗くなっていた。
夜、外に出てみると、上空には薄い雲が広がっていて、雲の向こうから満月がまばゆいばかりに光を放っている。
10月の満月はアメリカの農事暦で「ハンターズムーン」とも呼ばれるとのこと。10月は狩猟を始める頃のため、この名前がつけられたといわれている。夜になって気温が少し下がってきて、風が冷たくなってきた。