今日は雨ときどき曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、暗い朝となった。今朝の気温は14℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面は大方乾いていたが、少し湿っぽく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。昨朝は上着を着ると暑いくらいだったが、急に気温が下がったこともあって、上着を着ていると過ごしやすいくらいの陽気である。湿った風がヒンヤリと感じられて、目が覚めるようである。街灯のLEDの白い明かりが冷たく感じられた。
電車に乗って新宿駅に着くと、職場に向かって歩いていく。地上を歩いていると、肌に小さい雨粒のような水滴が落ちるのを感じた。いつ雨が降り出してもおかしくないような空模様なので、急ぎ足で職場に向かう。職場に着いて窓から外を眺めると、東京の市街地にはガス状の雲がかかっているのが見える。地平線付近はグレーのスクリーンで隠されたように空が一面薄灰色に染まっていた。
日中は上空に厚い雲が広がっていて、弱い雨が降っている。昼間に止み間があったものの、雨が止んだのは、ほんの短時間で、再び雨が降ってきた。昼間の気温は13℃で、朝よりも気温が下がった。北よりの風が吹いていて、外に出ると風に舞って霧雨のような細かい雨粒が吹きつけてくる。シメシメとした空気が冷たく、涼しいを通り過ぎて肌寒いくらいの陽気となった。
夕方になって雨は止んだようだ。夜、仕事を終えて外に出ると、都庁が緑色にライトアップされているのが目に入った。毎年10月6日は「世界脳性まひの日」ということで、都では世界脳性まひの日のシンボルカラーである緑色に都庁舎をライトアップしていた。世界各国及び国内で、脳性まひに対する理解を促進する取組が行われており、関連の催しも開かれたとのこと。
ライトアップは今日だけで、時間は18時00分から23時00分とのことである。
自分の知る限り、グリーン一色に染まった都庁を見るのは初めてであるが、都庁のシンボルマークであるイチョウが濃い緑色であることを考えると、緑一色の都庁もまた趣があっていい。新宿中央公園側から緑色に染まった都庁を見上げると、上空の雲の隙間からほんの短時間、月が顔を覗かせた。緑色にライトアップされた都庁が公園に茂っている木々と一体化しているように思われる。
ライトアップされた都庁をぐるりと一周すると、都庁を後に帰宅の途についた。
地下道を歩いて新宿駅に向かう。中央線快速電車はダイヤが乱れていて、一部の電車に遅れが出ていた。混雑を避けて、通勤快速電車の1本前の快速電車に乗る。電車は空いていて、途中、荻窪駅で座ることができた。シートに腰を下ろして、読み物を読んでいると、やがて、電車は日野駅に到着した。
電車を降りて改札を抜けると、甲州街道沿いに歩き始めた。道路は雨で濡れていたが、既に一部が乾き始めている。朝よりも気温が下がってきていて、湿った風がヒンヤリと冷たく感じられる。都営住宅の団地の茂みの中からは虫が鳴いているのが聞こえた。