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今日のランチ(菜彩膳@つな八 京王店)

2021年10月28日 | 食べ歩き


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に薄い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は12℃で、弱い北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面はほぼ乾いていたが、まだ路面の所々にシミのように濡れた箇所が残っていた。窓を開けると、室内に冷気のような空気が流れ込んでくる。シメシメとした空気が、ヒンヤリと感じられた。
今日は午前中2時間のテレワークをしてから出勤する予定となっている。今日も出勤時よりは少し遅い時間に起床すると、髭を剃って顔を洗った。それから湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れる。玄関のドアポストに投函された朝刊を取り出して新聞を読みながら、簡単に朝食を済ませると、定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて業務を開始した。

仕事をしながら窓の外を見ると、上空の雲は東に流されて西の方から澄んだ青空が広がってきた。朝日が射し込んで、空が次第に明るくなってきている。自宅の周囲の建物がオレンジ色に染まって、眩しく感じられた。
業務を開始してから2時間が経過すると、職場にテレワーク終了を告げるメールを送付して出勤の準備をする。家を出ると上空には雲が無く、秋晴れの澄んだ青空が広がっていた。このままどこかに行ってしまいたくなるような気持ちになるのを抑えつつ、日野駅から中央特別快速電車に乗った。車内は混んでいたが、なんとか席に座って新宿に向かう。

新宿に到着すると、既に時計の針は12時にさしかかろうとしている。そこで、職場に行く前にお昼を食べていくことにして、駅に直結している京王百貨店に入った。エレベーターで8階にあるレストラン街「新宿Keioダイニング」に足を運ぶ。今日はフロアの一角にある天ぷら料理店「つな八 京王店」に入ることにした。


店に入る。店員から指示されて、入口を入って右手の柱の脇に置かれたテーブル上にある消毒液で手指の消毒をする。店内は入口から見て左手に天ぷらを揚げる厨房があって、その周囲にカウンター席が設けられている。カウンター席はペア席が3ブースと1人席が2席設けられているほか、右手には4人掛けのテーブル席が7卓設けられている。店員に「カウンター席とテーブル席どちらでもどうぞ」と言われて、カウンター席に腰を下ろした。


卓上には各席毎に敷紙が敷かれていて、その上に箸と紙おしぼりが置かれている。敷紙の先には高い高台の皿が置かれていて、その脇にメニューが置かれていた。
メニューを見る。


注文したのは「菜彩膳」である。このセットメニューには各種天ぷらが8品とかき揚げ、ご飯、お椀、香の物で構成されている。ご飯はお替り自由ということなので、ご飯を大盛でもらうことにした。
更に、スマホ「新宿Keioダイニング クーポン券」を表示させて、シャーベットの無料サービスを受けることにした。シャーベットは食後にもらうことにする。飲み物は緑茶で良いか聞かれて、頷くとメニューが下げられた。

最初に緑茶と2種類の塩、大根おろし、天つゆが運ばれてきた。目の前の天ぷらを載せる皿には紙が敷かれて、その上に天ぷらが載せられていく。最初に出されたてんぷらは5品で、海老天が2本とピーマン、カボチャ、ナスの3品の野菜天が載せられた。


続いてご飯とお椀、香の物が運ばれてきた。さっそくお椀の蓋を取り、紙おしぼりで手を拭くと、箸を取る。


お椀は豆腐の入った赤だしの味噌汁で、ミツバがたっぷりと浮かべられている。


味の濃い味噌汁は、空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。豆腐の優しい甘さとミツバのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。味噌汁を半分くらいまで飲むと、さっそく天ぷらを食べることにする。
最初はナス天である。ナスは塩で食べることにした。

塩は2種類あり、わさび塩と天然塩がある。わさび塩は一見すると抹茶塩に見える。


ナス天にわさび塩を箸で振りかけると、ナス天を口に運ぶ。サクサクとした衣の中にはジューシーなナスが詰まっている。わさびのツンとした風味に塩がナスの旨味を引き立てている。
ナス天を食べながらご飯を食べる。大盛にしたご飯は、米粒が艶々としていて、とても美味しそうだ。


ナス天を食べながらご飯をかき込む。旨い。口の中でとろけたナスと衣の優しい食感、弾力のある米粒、塩の甘さが渾然一体となって、喉の奥に消えていく。あっという間にナス天を食べてしまった。
ピーマン天を食べる。ピーマン天は天つゆで食べることにした。

お碗に注がれた天つゆは琥珀色で、透き通っている。


これに大根おろしを投入する。


大根おろしを天つゆに投入すると、箸の先で少しかき混ぜる。


大根おろしが天つゆに浸ったところで、あらためてピーマン天を食べることにした。
ピーマン天を天つゆに浸し、天つゆが染み込んだ大根おろしをピーマン天に載せて口に運ぶ。シャキシャキとした食感のピーマン天は肉厚で、歯ごたえがあって美味しい。衣に染み込んだ天つゆの旨味と、天つゆが染み込んだ大根おろしがピーマン天を包み込む。天つゆをたっぷりとまとったピーマン天のジューシーな味わいを楽しみながらご飯をかき込む。ピーマン天はあっという間になくなってしまった。

次はカボチャ天である。カボチャ天もわさび塩で食べることにした。薄くスライスされたカボチャ天は、素材の甘味が塩で引き立てられて美味しい。サクサクとした食感の衣に包まれたカボチャ天はきめが細かく、舌触りが滑らかで美味しかった。
海老天は天然塩で食べることにした。塩の載せられた皿の上に海老天を1尾載せると、箸で天然塩をまぶし、口に運ぶ。プリプリとした食感の海老天は身が甘くて美味しい。海老天の尾も香ばしくて、美味しかった。

海老天を1尾食べたところで、ご飯が無くなってしまったので、ご飯をお替りする。もちろん二杯目のご飯も大盛である。
ご飯が運ばれてきた。1杯目よりも心持ち、多い気がするのは贔屓目だろうか。


再び海老天を天然塩で食べながらご飯を食べていると、目の前の天ぷらを載せる皿に3品の天ぷらが載せられていく。天ぷらはポアロねぎ、さつまいも、シイタケの海老詰めの3品である。


まずはさつまいも天を天つゆに浸した。たっぷりと天つゆを衣に染み込ませると、そのまま口に運ぶ。サツマイモのホクホクとした食感に芋の甘味が美味しい。衣に染み込んだ天つゆの旨味がサツマイモを包み込んで、サツマイモの甘味と一体となって喉の奥に消えていく。ボリュームがあって美味しかった。
ポアロねぎ天は太いネギを輪切りにして揚げている。ポアロねぎ天はわさび塩で食べることにした。ポアロねぎ天にかぶりつくと、サクサクとした衣の中からジューシーなネギが現れた。ネギの旨味をわさび塩が引き立てていて、食べ応えがある。ネギがとろけるような食感で、ご飯が進む。

シイタケの海老詰め天はシイタケの傘の裏に小海老を詰めて、揚げられている。シイタケの海老詰めは天然塩で食べることにした。シイタケのしっとりとした歯ごたえに小海老のプリプリとした食感がアクセントになっていて、食べ応えのある味わいである。衣が全てを包み込んで、一見すると、バラバラな味わいと食感になりそうな2つの素材をうまくまとめ上げている。シイタケの旨味に海老の甘さが合わさり、更に天然塩がそれぞれの旨味を引き立てている。旨い。シイタケの海老詰め天を心ゆくまで楽しみながらご飯をかき込んだ。
シイタケの海老詰め天を食べていると、最後のかき揚げが目の前の天ぷらを載せる皿に載せられた。かき揚げは小海老のかき揚げである。


シイタケの海老詰め天で2杯目のご飯も無くなってしまったので、ご飯をお替りする。もちろん三杯目のご飯も大盛である。


ご飯が来たところで、かき揚げを食べることにしたのだが、どうやって食べるか、少々考えてしまった。かき揚げ天を天つゆに浸して食べるつもりだったが、これをこのままご飯の上に載せて、その上から天つゆをかけたら美味そうだ。そう思うと、さっそくやってみたい衝動に駆られた。
ご飯の上にかき揚げ天を載せて、その上から天つゆを大根おろしごとぶっかける。


天丼風にすると、かき揚げにかぶりつきながらご飯をかき込んだ。小海老のプリプリとした食感に衣に染み込んだ天つゆの旨味が絡みあう。大根おろしがジューシーさを添えていて美味しい。小海老の甘味と弾力のある歯ごたえを楽しみながらご飯をかき込んだ。
かき揚げが無くなると、残りのご飯を香の物で食べる。香の物はタクアンが2切れと刻んだ野沢菜である。


白いタクアンは甘く、パリパリとした歯ごたえがあって美味しい。タクアンをかじりながらご飯を食べていると、あっという間にタクアンが無くなった。残ったご飯には刻んだ野沢菜を載せ、軽くかき混ぜながらご飯をかき込む。お碗の底にはご飯に染み込んだ天つゆが少し溜まっていて、サラサラとご飯を食べてしまった。野沢菜の食感がアクセントになっていて、美味しい。
ご飯を食べてしまうと、お椀に残った味噌汁を飲み干す。食事を終えると、食後にシャーベットをもらうことにする。ついでに緑茶のお替りももらうことにした。

席で待っていると、食事の器が全て片付けられた。新しい緑茶の入った湯呑みとシャーベットが運ばれてきて、更に新しい紙おしぼりが出された。


紙おしぼりで手指を拭い、まずは緑茶を飲む。熱い緑茶は満腹となった胃袋に染み渡るように美味しい。
本日のシャーベットは柚子のシャーベットである。


添えられたスプーンでシャーベットを掬って口に運んだ。


舌触り滑らかなシャーベットにはみじん切りにした柚子皮が入っていて、食感のアクセントなっている。冷たいシャーベットを楽しんでいると、食事で火照った体がクールダウンしていくようである。
シャーベットを食べてしまうと、紙おしぼりで口を拭い、緑茶を飲む。カウンターの中から楊枝が出された。
席を立って、会計をお願いすることにした。伝票は店員さんが直接入口脇のレジに持って行かれたので、身支度を整えてレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと、店を出た。

エレベーターで1階に降りて京王百貨店を出ると、外を歩いて職場に向かう。途中で、アイスコーヒーを買って行った。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は23℃で、乾いた北よりの風が吹いている。空気が冷たいものの、日射しが燦々と降り注いでいてポカポカと暖かい。空気が乾燥していて、心地よい陽気である。職場に行く途中で、アイスコーヒーを買って行った。

午後になって、西の空に雲が浮かんでいるのが見えた。山々の稜線に細長い雲の塊が浮かんでいるのが見える。夕方になって日が傾いてくると、西の空がオレンジ色に染まって、山々の稜線の窪みに日が沈んでいくのが見えた。
仕事を終えて職場を出ると、上空には澄んだ暗い空が広がっているのが見える。新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。電車の車内は混んでいて、吊革に掴まって網棚の上に荷物を載せるのもやっとである。

電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。甲州街道沿いに家路を急ぐ。上空を見上げると、暗い空に薄い雲が広がってきている。南の空には星が輝いているのが見えた。


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