今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、薄暗い朝となったが、西の方角の空には青空も見えている。今朝の気温は18℃で弱い北よりの風が吹いていて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられる。昨日降った雨で路面はしっとりと濡れていて、湿度が高く、空気に含まれた水分の重みに耐えかねて、細かい雨が降っていた。
今日は１日出張で、朝から臨海副都心に向かう。駅に到着すると、路面は乾いていたが、少し蒸し暑く感じられる。湿った空気が肌にまとわりつくような、不快な陽気である。
日中は雲の合間から青空が広がって、強い日射しが降り注ぐ空模様となった。昼間の最高気温は27℃と３日ぶりに夏日となり、湿度も高めで蒸し暑いくらいの陽気である。しかし、南から吹く海風が涼気を運んできて、風が心地よく感じられた。
１日、ビルの中で仕事をした後、電車を乗り継いで新宿に出る。今日は写真部の例会があり、これに出席した。例会の後は、いつものように新宿駅西口の居酒屋で懇親会があり、これに出席する。懇親会が終わって店を出ると、新宿駅から電車に乗って帰宅の途に着いた。
帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。立川駅で電車を降りると、改札を抜けて駅南口に向かう。ペデストリアンデッキを降りて、いろは通りからWINS通りに入ると、左手に立川アーバンホテルが見えてくる。このホテルの１階にらーめんたま館がある。久しぶりにらーめんたま館に入ると、館内は少し変わっていた。４年前に「豚煮干ちゃんぽん」を食べたラーメン屋「チャランポ」が閉店し、ラーメン屋「初代 青樹」になっている。今日はこの店に入ることにした。
店の作りは以前と変わっておらず、店の左手の柱の脇に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「こってり煮干しらーめん」「こってり煮干しつけめん」「あっさり煮干し塩らーめん」「あっさり煮干し醤油らーめん」の４種類の麺類を基本に「味玉」「チャーシュー」「全部のせ」を組み合わせた各種麺類のメニューと、「瓶ビール（中）」「瓶ビール（小）」「おつまみメンマ」「水餃子」「おつまみキャベツ」といったお酒・おつまみ、「味玉」「生卵」「メンマ」「チャーシュー増し」「ネギ」「全乗せ」といったトッピング類、「煮干しご飯」「チャーシューご飯」「白いご飯」「たまごかけご飯」といったご飯類、「中盛」「大盛」「和え玉（替え玉）」といった麺の量で構成されている。
なお、つけ麺のみ「並盛」「中盛」「大盛」が同価となっている。また、今月24日～30日までの期間限定で「こっさりラーメン」が販売されている。あっさりスープとこってりスープをコラボレーションした期間限定ラーメンとのことである。そこで、今日はこの「こっさりラーメン」を注文することにして、食券を購入した。
店は、厨房に面するようにカウンター席が10席Ｌ字形に配されている。ただ、一番店の入口側の席は使用不可となっており、席は９席となる。空いているカウンター席に座り、カウンターの上に食券を置いて、ラーメンを注文する。
店員にお冷やはセルフになっていることを告げられて、カウンターの右端に並べられているコップを１つ手に取ると、その隣のテーブル上に置かれている給水器で冷水を注いだ。給水器の隣には電磁調理器の上にスープ割りの入った鍋が置かれている。
お冷やを飲みながらラーメンができるのを待つ。卓上には醤油と手作りのラー油、ブラックペッパーグラウンド、一味、にぼ酢、ふりかけといった各種調味料や薬味が置かれている他、箸と楊枝、紙ナプキンが置かれている。この内、にぼ酢は煮干しを漬け込んだ青樹オリジナルの酢で、油そば用とのことである。また、醤油は煮干しや昆布で味付しているとのことである。
しばらくして、カウンターの中からラーメンが出された。
「こっさりラーメン」の麺は細麺で、濃い灰色のスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが２枚とメンマ、刻みネギがたっぷりと載せられていて、レンゲが添えられている。
まず、添えられたレンゲでスープを掬って飲んだ。表面に細かい油の浮いたスープは、豚ゲンコツ、豚足、豚皮などの動物素材を大量に合わせ、煮詰めて煮出した濃厚煮出しスープと、超濃度煮干し出汁を調和させたこってり煮干しラーメンのスープと、オーソドックスなスタイルのあっさり煮干しラーメンのスープをブレンドさせたスープである。ドロリとしていて、まるで煮干しを食べているかのような濃厚なスープで、煮干しの旨みがストレートに口の中に広がって美味しい。
続いて、箸を取って麺を食べる。細い麺はシコシコとした食感ながら、モチモチとしていて美味しい。麺を食べていると、スープや刻みネギ、メンマが麺に絡んで口の中に入ってきた。
麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。厚みのあるチャーシューは赤身と脂身の割合がは半々で、赤身は柔らかく、脂身は甘くて美味しい。チャーシューを食べながら、麺を食べた。
麺をあらかた食べ終えると、丼を傾けてスープを飲み干して完食。丼の底には煮干しの粉が少し残ってしまったが、美味かった。満足である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、丼をカウンターの上に上げ、席を立って店を出た。
立川駅に戻り、電車に乗って隣の日野駅に移動する。幸い、今日は懇親会が早めに終わったこともあり、日付変更線を跨ぐ前に、帰宅することができた。
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