2022年元旦の今日は晴れ。今朝は目覚まし時計にしている携帯電話のアラームをセットした時刻よりも1時間早く目が覚めた。カーテンを開けて空を見上げると、目も醒めるような青空が広がっている。窓を開けると、冷凍庫を開けたように冷気が室内に流れ込んできて、思わず身震いをした。自宅の周囲は静かで、物音ひとつ聞こえない。日射しが燦々と降り注いでいた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。午前中から南よりの風が吹いてきたものの、昼間の最高気温は7℃と真冬の陽気となった。眩しいほどに降り注ぐ日射しの温もりが感じられるものの、湿度が低くて、乾いた空気がキンキンに冷えている。風は弱いものの、それでも風が吹くと凍えるように寒かった。
午後になって、立川のビックカメラに買い物に行くため、外出する。日野駅から中央線の電車に乗って立川駅に到着すると、改札を抜けて駅北口に出た。まだ、ルミネ立川やグランデュオ立川は営業をしておらず、南北を貫く自由通路は比較的空いている。ペデストリアンデッキを歩いて北口大通りに降りると、ビックカメラ立川店に入店した。
購入したのはレンズヒーターである。今日は初日の出を撮る気にもなれなくて、そのまま布団の中で過ごしていたが、明朝は天気にもよるが、撮りに行ってみようかと考えている。初日の出は撮りに行く人も多いだろうし、新型コロナ感染症の感染予防の観点から考えると、不特定多数の人が多い中で写真を撮るのは、避けたいところだ。そういうことを考えると、正月2日目に撮りに行こうなどと考える人は少ない、いや皆無に違いない。
別に初日の出にこだわるつもりは無いが、日の出を撮ってみたいという気はしている。そういう意味では、正月の時期が1年で最も日の出の時刻が遅いので、朝に弱い自分としては、都合がいい。
問題は別にある。今朝の気温は-7℃で、かなり寒かった。この10年で最も低い気温である。となると、心配になるのはレンズの曇りである。日の出の瞬間にレンズが曇っていては致命的である。これを避けるために、レンズヒーターを買うことにした。
昨年11月15日にハクバ写真産業から、レンズヒーター「Haida アンチフォグベルト」が発売になった。価格も手ごろなので、これを買うことにしたのである。品物は店内に陳列されていなかったが、あらかじめビックカメラ.comで確認したところ、立川店に在庫があるとの情報を得ていたので、店舗に取り置きの手続きをしておいた。
ビックカメラ立川店に着くと、1階入口のネットで注文受け取りカウンターで商品を受け取り、支払いを済ます。その後、店内で少しウィンドウショッピングをして廻ったが、特に欲しいものも無かったので、店を出ると帰宅の途についた。途中、豊田のイオンモール多摩平の森で買い物をして帰宅する。
家に着く頃には日が暮れて、次第に空が暗くなってきた。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。日が沈むと再び北よりの風が吹いてきて、気温も氷点下まで下がった。
家に着くと、さっそく購入したレンズヒーター「Haida アンチフォグベルト」の箱を開封した。
中にはレンズヒーター「Haida アンチフォグベルト」本体とポーチ、取扱説明書が入っている。
本体をビニル袋から取り出す。レンズヒーター「Haida アンチフォグベルト」本体には150cmの一体型のUSBケーブルが付いていて、外部USB電源によりベルトが温まる構造になっている。レンズヒーター「Haida アンチフォグベルト」本体の入力はDV5V2Aとなっているので、先日買ったモバイルバッテリー「ELECOM DE-C28-10000BK」を使用することにする。
さっそく、イメージトレーニングをしてみることにした。まずはカメラを準備して、レンズのフードにアンチフォグベルトを巻き付ける。アンチフォグベルトは面ファスナー構造になっているので、素早い着け外しが可能である。
USBモバイル電源に接続し、スイッチを入れてみた。温度調節機能はLOW/MIDDE/HIGHの3段階ある。ほんのりとアンチフォグベルトが温かくなってきた。
気分が変わらなければ、明朝に日の出の撮影にトライしてみることにする。
さっそく機材をカメラバッグに詰め込んだ。