なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

野菜達の反撃

2024-11-11 07:09:21 | グルメ

お昼ご飯にナポリタンを作ろうと思い

冷蔵庫の野菜室からピーマンを取り出す。

 

そういえば、色々な道の駅で、複数ピーマンを買ったな・・・

古そうなのから使おう

 

我が家は結構ピーマンの消費が激しい。

弁当の緑として重宝するし、数で量も調整できるしね。

生で食べても煮ても焼いても、切り方でも色々な料理になる。

(カップにしたり、細切り、みじん切り等)

まぁまぁ日持ちもするし、子どもがピーマン嫌いを脱出してからは

野菜室の常連である。

 

奥の方から取ったピーマン、他の食材と共にいざ切ろうと手に取ると

 

 

形がずいぶんズングリムックリだな・・・

 

包丁を入れて、ある予感がして、一かけ食べてみた。

 

!?

 

辛いっ!え、これピーマンの辛さじゃ無くて

唐辛子の辛さだよ!

 

慌てて入っていた袋をみた。

神楽南蛮

うっ、これは所謂辛いピーマンという物では・・・

でも、こんなに辛いなんて。

 

結局、普通のピーマンでナポリタンを作って

事なきを得た?のだが

この神楽南蛮、洗い物をしようとお湯を出したら

その下に綿と種があって、そこにかかった湯気で

咳き込むほどの辛さだった。

 

結構量があるけれど、どないしよ・・・

 

悩んだ末、調味料として使うことにした。

お味噌や味醂や鰹節などを合わせて煮詰めた「甘辛味噌」へ。

これ、少量だったら温かいご飯にのせても良いし

肉野菜炒め等の辛み味付けとしても良さそう。

 

そして、敵はこれだけでは無かった。

やはり道の駅で冬瓜を買って、もう、今シーズンはこれでおしまい、と

最後の冬瓜の鶏挽肉あんかけを作ろうとした。

 

か、固い!

 

冬瓜は夏が旬で、冬までもつから「冬瓜」なのだが

夏は出来たてで皮もそこそこ柔らかく

ピーラーでも皮をひく事ができるのだが

寒くなっていくつにつれ、皮が乾燥し固くなっていく。

もう、11月なので、流石にピーラーでは剥けないなとは思っていたが

それどころの騒ぎでは無く、切るのさえできないのだった。

 

普通の包丁は諦め、出刃包丁で何とかしてみようと格闘するが

同じ固くてもカボチャは、まだ、表面に凹凸があるので

何とか刃が引っかかるが、冬瓜はツルンとしているので難しい。

 

普通の包丁で筋を入れてから、何とか無理くり出刃を入れて割った。

煮る大きさまで頑張って切り分けた。

 

そこから先の皮を剥くのは比較的楽で、

果肉がカボチャよりもうんと柔らかいので

固い皮と実の間に包丁を入れれば簡単にストンと分ける事ができる。

 

冬瓜の鶏挽肉あんかけ

息子の大好物(渋い)

もう、今年はこれでおしまい。また、来年。

 

野菜も何とか身を守ろうとしているのか

私に調理されたくないのか

決死の戦いを挑んできたが、調理歴40年に軍配が上がった。


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