予約しておいた本が届いたと図書館から電話があった。待っていた本だ。
「百田尚樹」の本も予約していたが、先の都知事選で信じられない発言を聞き、断った。
そんな人の本は読みたくもないし、映画も見る気にはとてもなれない。
この人の本は初めて読む。池澤夏樹の「アトミック・ボックス」
面白くてワクワクしながら 読んでいる。ありそうな設定なので、よけいに面白い。
戦前、日本で原爆を製造しようとしていた話は聞いたことがある。
この小説は、戦後、同じような計画が進んでいたという設定だ。
まだ、半分くらいしか読んでいないので、結末はわからない。
結末を考えてみるが、日本で「原爆を製造しようとしていた」ということを暴露するのか、
それとも止めるのか、止めさせられるのか。
納得できる結末だろうか?
暴露したという結末はあり得ないだろう、小説家にはそこまでは書けないと思う。
しかし、そんな暴露事件が、今後、無数に出てくると思うと、不謹慎だがワクワクする。