悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

アトミック・ボックス

2014-05-02 19:20:09 | 読書

予約しておいた本が届いたと図書館から電話があった。待っていた本だ。
「百田尚樹」の本も予約していたが、先の都知事選で信じられない発言を聞き、断った。
そんな人の本は読みたくもないし、映画も見る気にはとてもなれない。

この人の本は初めて読む。池澤夏樹の「アトミック・ボックス」
面白くてワクワクしながら 読んでいる。ありそうな設定なので、よけいに面白い。

戦前、日本で原爆を製造しようとしていた話は聞いたことがある。

この小説は、戦後、同じような計画が進んでいたという設定だ。
まだ、半分くらいしか読んでいないので、結末はわからない。
結末を考えてみるが、日本で「原爆を製造しようとしていた」ということを暴露するのか、
それとも止めるのか、止めさせられるのか。

納得できる結末だろうか?

暴露したという結末はあり得ないだろう、小説家にはそこまでは書けないと思う。

しかし、そんな暴露事件が、今後、無数に出てくると思うと、不謹慎だがワクワクする。