日中は焼け付く真夏日、朝夕は半袖ではちょっと涼しい、そんな季節ですね。
ざあっとたくさん降る雨が待ち遠しい。
梅雨に入ったのになぁ。
……まあ、もうちょっとしたら嫌ってほど降ってくるかな。
宇陀松山地区の旅、今回は、『森野旧薬園』という薬草園で見たお花をアップしようと思います。
宇陀という土地は、飛鳥時代から『阿騎野(あきの)』と呼ばれる宮廷のお狩場だったそうです。
推古天皇の時代には、薬草狩りが行われていた記述もあるそうで、古来より薬の町としても有名だったそうです。
動植物がとても豊富な土地だったのでしょうね。
この森野旧薬園は、江戸時代に幕府から重用された薬草園だったそうで、建物などもとても歴史を感じます。
建物を抜けて中庭に出ると、豊か、としか表現できない様々な色の木々が生い茂った裏山が一望できます。
ここが、薬草園なのです。
わくわくしながら上がっていきます。
道ばたにシャガが咲いていました。
少し紫がかったシャガです。綺麗ですね~。
あちこちに薬草の表示板があるのですが、いろんな野草と混じって私にはどれがどれだか……。
咲く季節もまちまちですし、「ユリ、ユリならこの葉っぱなのかな……??」
そんな程度しか分かりませんでした。
とにかく言えることは、普段目にしたことがない草がたくさんたくさん生えているということだけ。
薬草に限らず野草もです。
薬草狩りをしにきていたというのはとても納得です。
薬草なのか野草なのか……。
面白い形のものがいっぱいで、きょろきょろするのが楽しい!
薬草は正直、見てもどれか正確にお伝えできそうにないので、野草などの可愛かった花をアップしようと思います。
まずは、ホウチャクソウ(宝鐸草)、ナルコユリに似ていますね。
カキオドシ。
縦に見ると、可愛い子供服がハンガーに吊るされているように見えませんか?
これは皆さんご存知、レンゲの花ですね。
大大大好き!!
小さい頃はこれの蜜を舐めたものでした。
いっぱいに咲き乱れるレンゲ畑は、毎年の大きな楽しみです。
またシャガがありました。こちらはほとんど白ですね。
新緑のころ吉野山に行くと、これの群落を見ることができます。
美しいですよ~~!!
小さな庵のような建物がいくつかあります。
その1つに入ってみると、またここでも、映画撮影ができそうな場所を発見。
廊下の向こうには、白い軍服を着た将校さんのすらりとした姿が似合いそうだなぁ……。
で、こちらの影からは、幼なじみの女性がじっと見つめている……。
はい、また妄想ですね。
雰囲気がありすぎて、なかなかこの影から立ち去ることができませんでした。
やっと外に出ると、枝の隙間からこぼれ落ちる光が眩しい!!
たぶん長い間自然に放っておかれている木々でしょう。
生命力に溢れ、荒々しくも美しい。
よく目についたお花、オドリコソウ(踊子草)。
踊り子というより、笠をかぶった男性が座っているように見えるのは私だけでしょうか。
薄いリンゴのような色で、可愛いです。
最後は、ウマノアシガタ(馬の足形)です。
葉っぱの形も、ちっとも馬の足形には見えない。
光沢があり、可愛らしいお花です。
こう見えて、素人が扱うのは難しい草なのだそうです。
この薬草園には、毒にも薬にもなる、そんな植物がいっぱいいっぱい植わっているのでしょうね。
西洋医学が本格的に入ってくるまでは、漢方薬としてここの薬草たちもたくさんの人たちを救ったんでしょうか。
今でもその優しい作用に助けられている人もいるのでしょうね。
先人たちの知恵、ずっと継承していってもらいたいです。
そして、安全な自然が守られますように。
そんなことを考えながら、薬草園を後にしました。
薬草の表示を見ても、「これかなぁ、いや、この草かなぁ?」と、ちっとも分からなかった私、薬草園の紹介がちゃんとできたとは言えませんが、雰囲気は伝わったでしょうかね……?
次回は城跡をご案内します。
それでは、今日のお見送りはしろちゅさんです。
しろちゅ~~~!
ちょっと肌寒い夜のしろちゅ。
毛布、あったかい?
イブちょのおなかが一番あったかいね。
ほんとうに最近は、一階でつくろぐことが増えました。
前とは違い、ごはんおねだりに2匹で来るようになったのです。
イブちょがおねだりをしだすと、しろちゅもとととと……と走ってきます。
あいかわらず1メートルの距離はありますが、無意味にうろうろと前を何度も横切ったり、頭をあちこちにこすりつけたり、ごろりんしてみせたり。
メーと鳴かれたらもう、メロメロです。
2匹で近寄ってごはん、ごはんと言う姿を見て、なんだかやっと、2匹飼ってるんだなぁという実感が持てた気がします。
今までは、「おかしいなぁ、うちには猫は2匹いるはずやのに」と、よくつぶやいていました。
ようやく、2階の下宿人から飼い猫へ、ステップアップしてきたのでしょう。
嬉しい限りです。
それなのに。
今日、おやつ代わりに違う種類のカリカリをあげようと、お皿をしろちゅの前にずいっと押したら、匂いを嗅ごうとしていたしろちゅのお鼻にヒット!!
しろちゅ、ビクッ!として、後ずさり、後ずさり……。
「ごめんってしろちゅ~、ほら、食べ食べ」とさらに近づけようとしたら、ぴゅーっと2階へ走って行ってしまいました。あああ。
怖がりにも程があるって~~~しろちゅう~~~~(泣)。
彼女と私の関係、まだこんな感じなんですよ。
それでは、また次回です
ざあっとたくさん降る雨が待ち遠しい。
梅雨に入ったのになぁ。
……まあ、もうちょっとしたら嫌ってほど降ってくるかな。
宇陀松山地区の旅、今回は、『森野旧薬園』という薬草園で見たお花をアップしようと思います。
宇陀という土地は、飛鳥時代から『阿騎野(あきの)』と呼ばれる宮廷のお狩場だったそうです。
推古天皇の時代には、薬草狩りが行われていた記述もあるそうで、古来より薬の町としても有名だったそうです。
動植物がとても豊富な土地だったのでしょうね。
この森野旧薬園は、江戸時代に幕府から重用された薬草園だったそうで、建物などもとても歴史を感じます。
建物を抜けて中庭に出ると、豊か、としか表現できない様々な色の木々が生い茂った裏山が一望できます。
ここが、薬草園なのです。
わくわくしながら上がっていきます。
道ばたにシャガが咲いていました。
少し紫がかったシャガです。綺麗ですね~。
あちこちに薬草の表示板があるのですが、いろんな野草と混じって私にはどれがどれだか……。
咲く季節もまちまちですし、「ユリ、ユリならこの葉っぱなのかな……??」
そんな程度しか分かりませんでした。
とにかく言えることは、普段目にしたことがない草がたくさんたくさん生えているということだけ。
薬草に限らず野草もです。
薬草狩りをしにきていたというのはとても納得です。
薬草なのか野草なのか……。
面白い形のものがいっぱいで、きょろきょろするのが楽しい!
薬草は正直、見てもどれか正確にお伝えできそうにないので、野草などの可愛かった花をアップしようと思います。
まずは、ホウチャクソウ(宝鐸草)、ナルコユリに似ていますね。
カキオドシ。
縦に見ると、可愛い子供服がハンガーに吊るされているように見えませんか?
これは皆さんご存知、レンゲの花ですね。
大大大好き!!
小さい頃はこれの蜜を舐めたものでした。
いっぱいに咲き乱れるレンゲ畑は、毎年の大きな楽しみです。
またシャガがありました。こちらはほとんど白ですね。
新緑のころ吉野山に行くと、これの群落を見ることができます。
美しいですよ~~!!
小さな庵のような建物がいくつかあります。
その1つに入ってみると、またここでも、映画撮影ができそうな場所を発見。
廊下の向こうには、白い軍服を着た将校さんのすらりとした姿が似合いそうだなぁ……。
で、こちらの影からは、幼なじみの女性がじっと見つめている……。
はい、また妄想ですね。
雰囲気がありすぎて、なかなかこの影から立ち去ることができませんでした。
やっと外に出ると、枝の隙間からこぼれ落ちる光が眩しい!!
たぶん長い間自然に放っておかれている木々でしょう。
生命力に溢れ、荒々しくも美しい。
よく目についたお花、オドリコソウ(踊子草)。
踊り子というより、笠をかぶった男性が座っているように見えるのは私だけでしょうか。
薄いリンゴのような色で、可愛いです。
最後は、ウマノアシガタ(馬の足形)です。
葉っぱの形も、ちっとも馬の足形には見えない。
光沢があり、可愛らしいお花です。
こう見えて、素人が扱うのは難しい草なのだそうです。
この薬草園には、毒にも薬にもなる、そんな植物がいっぱいいっぱい植わっているのでしょうね。
西洋医学が本格的に入ってくるまでは、漢方薬としてここの薬草たちもたくさんの人たちを救ったんでしょうか。
今でもその優しい作用に助けられている人もいるのでしょうね。
先人たちの知恵、ずっと継承していってもらいたいです。
そして、安全な自然が守られますように。
そんなことを考えながら、薬草園を後にしました。
薬草の表示を見ても、「これかなぁ、いや、この草かなぁ?」と、ちっとも分からなかった私、薬草園の紹介がちゃんとできたとは言えませんが、雰囲気は伝わったでしょうかね……?
次回は城跡をご案内します。
それでは、今日のお見送りはしろちゅさんです。
しろちゅ~~~!
ちょっと肌寒い夜のしろちゅ。
毛布、あったかい?
イブちょのおなかが一番あったかいね。
ほんとうに最近は、一階でつくろぐことが増えました。
前とは違い、ごはんおねだりに2匹で来るようになったのです。
イブちょがおねだりをしだすと、しろちゅもとととと……と走ってきます。
あいかわらず1メートルの距離はありますが、無意味にうろうろと前を何度も横切ったり、頭をあちこちにこすりつけたり、ごろりんしてみせたり。
メーと鳴かれたらもう、メロメロです。
2匹で近寄ってごはん、ごはんと言う姿を見て、なんだかやっと、2匹飼ってるんだなぁという実感が持てた気がします。
今までは、「おかしいなぁ、うちには猫は2匹いるはずやのに」と、よくつぶやいていました。
ようやく、2階の下宿人から飼い猫へ、ステップアップしてきたのでしょう。
嬉しい限りです。
それなのに。
今日、おやつ代わりに違う種類のカリカリをあげようと、お皿をしろちゅの前にずいっと押したら、匂いを嗅ごうとしていたしろちゅのお鼻にヒット!!
しろちゅ、ビクッ!として、後ずさり、後ずさり……。
「ごめんってしろちゅ~、ほら、食べ食べ」とさらに近づけようとしたら、ぴゅーっと2階へ走って行ってしまいました。あああ。
怖がりにも程があるって~~~しろちゅう~~~~(泣)。
彼女と私の関係、まだこんな感じなんですよ。
それでは、また次回です