天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

プロンプター

2009年05月11日 | オバマ
 オバマ米大統領は9日夜、ワシントン市内で開かれたホワイトハウス記者協会主催の毎年恒例の夕食会で演説した。毎年恒例のこのパーティーでは、大統領がユーモアあふれるスピーチをして出席者を楽しませることになっている。

 大統領はまず、「本当はここに来たくなかった。前任のブッシュ氏から継承した問題の一つだ」とジャブ。日ごろのスピーチではプロンプターと呼ばれる装置に映し出される原稿を読んでいるだけではないかと揶揄されていることを受け、神妙な表情で「きょうは心を込めて話をしたいと思います」と手元の原稿を折りたたむとウィ~ンと大げさな音をたてて両サイドのプロンプター装置が作動、あたりを見回した。

 民主党内で昨年、大統領候補指名を争ったクリントン国務長官について「彼女は(新型インフルエンザが流行する)メキシコから戻ったとたん、私を熱く抱きしめてこう言うんだ。『あなたも行ってらっしゃい』ってね」
 テロ容疑者への「水責め」を容認、狩猟中に友人を誤って撃ち重傷を負わせたチェイニー前副大統領について「チェイニー氏は欠席だ。家で『友人の撃ち方と尋問のやり方』という回顧録を執筆中だから」など。

 そして、クールなイメージであることから「次の100日間で私は、なんとかこの冷静さを失うべく検討する」「テレプロンプターに頼らないでも済むように私は練習するし、ジョー・バイデンはテレプロンプターから外れずに喋る技を身につける」。(何かと予定外の失言を繰り広げて物議をかもす副大統領だから)と。