天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

秋彼岸入り

2012年09月19日 | 秋は夕暮れ
彼岸の入り、先祖に感謝 大谷本廟など墓参り

 彼岸の入りの19日、京都や滋賀の墓地には、早朝から墓参りの人たちが訪れた。墓前に花を供え、手を合わせて故人や先祖をしのんだ。
 秋の彼岸会が始まった京都市東山区の大谷本廟(びょう)(西大谷)は、仏説阿弥陀(あみだ)経にある「倶会一処(くえいっしょ)」という言葉の花文字で彩られた。訪れた人たちは仏殿にお参りしてから墓に向かい、花やシキビ、ろうそくを供えて、静かに手を合わせた。
 左京区の精密機械製造、杉本鐵夫さん(63)は「家族が無事であるのも、商売が人並みに続けられるのも、ご先祖さんのおかげです。感謝を込めて毎月お参りしています」と話していた。
 本廟は、25日までの彼岸会の期間中、10万人の参拝を見込んでいる。【 2012年09月19日 14時30分 】京都新聞

 春から花は総じて遅め、彼岸花もようやく咲きはじめました。彼岸花の花言葉は「再会」。「倶会一処(くえいっしょ)」極楽は誰でも味わうことができます。分かち、戒め、忍び、進み、定め、智慧に到ることによって。昼夜真二つの中日、真理を見極めることができるようお日さまに願をかけます。